青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

突撃!お宅の台所!! いくと編(タンザニア南部)

 どーも、水曜日担当のいくとです!!

 

今回はブログメンバー共同企画ということで、

任地の食糧事情や僕の献立について紹介していきたいと思います!

 

 

 ではまず任地の食糧事情についてです。

基本的にタンザニアの村には雑貨屋や市場があるので、

そういったところで買い物はすることになります。

下のはうちの村最大の雑貨屋です!

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ですが、そもそも僕の任地があるタンザニア南部は暑く雨が少ない地域のため、

野菜の育ちがあまりよくありません。

そのため、うちの村で入手できる野菜というのもかなり限られています。

トマト、玉ねぎ、運が良ければジャガイモ。他の野菜は皆無です。

 

そのため毎週末、町まで買い物に出かけています。

町までは乗り合いの車で約1時間。

時間は不定のため、1時間以上を車を待つことも多々あります。

町に出ればキャベツ、ナス、ピーマンあたりは手に入れることができます。

 

あと肉に関しては、村の路上でブツ切りが売っているのでそれを調理しています。

ハエがすごいですが、貴重なタンパク源。そんなこと気にしていられません!

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では次に僕の献立についてです。

正直いうと、僕は料理なんてお腹に入ればどれも一緒でしょ?」と思っているタイプです。なので僕が食事に求めているものは、

栄養価 > 量 > 手軽さ >味 の順番となっています。

 

そんな僕の料理はこんな感じです。

 

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野菜たっぷりのポトフみたいな感じですね。この時は珍しくウィンナーが入っています。

ちなみにタンザニアに来てもう半年以上たちますが、

これ以外の料理を作ったことはほぼありません!

 

毎回同じ料理作っています。

写真を見ればわかるように、一回で鍋一つ分作って、

これを3日~4日間食べ続けています。

食事の度に加熱するので健康上の問題はありません!

暑い日が続くとスープに粘り気が出てきたり、味に酸味が加わったりしますが、

特に気にしないで食べています。

 

正直、今回の共同企画はあまりにも自分の生活にマッチしていなくて不安ですw

これ大丈夫かな?

 

少し心配なので、最後に僕がよく食べている昼食を紹介したいと思います。

家から徒歩5分くらいの飯屋さんです。

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タンザニアではごく一般的な「米と豆」です。

これで値段はこれで1000シルです。日本円でいうと50円。

美味い、安いうえに量もたっぷりでとても重宝しています!

 

というわけで、以上我が家の食卓でした!!

突撃!お宅の台所!!れーね編~ナミビア共和国~

お久しぶりです。火曜日担当れーねです。

 

今日はカオルが考えてくれた共同企画

突撃!お宅の台所!!

ということで,任地での食糧事情や,どんなご飯を食べているのかなど,

 

①任地の食糧事情

②食べ物の物価

③これが私のディナー

④私がシェフになった日

 

の項目に分けて書いてみようと思います。

 

①任地の食糧事情

わたしの任地にはスーパーがありません。

近くのスーパーまで行こうと思うと,車で40分程かかります。

ただ,車に乗るには3㎞先の幹線道路まで歩く必要があり,そこからも

ヒッチハイクなので,買い物に行くのもめんどくさい…

なので,基本的には何かの用事で首都に上がったときに買い込み,

それを使ってご飯を作っています。

 

ラッキーなことに,わたしの学校には寮があり,

無料で朝ご飯と昼ご飯はもらうことができるので,

自炊するのは夜ご飯と休日のみです。

 

スーパーがない代わりに,カオルも言っていたタックショップと呼ばれる

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こんなお店が3つほどあります。

 

ここで手に入るのは,牛乳や缶詰,ちょっとしたお菓子,お米やマカロニ,小麦粉など。乾燥した保存が効くものが多いですね。あとは洗剤やトイレットペーパーなどの生活用品。そして,野菜類は,じゃがいもとたまねぎ!!(運が良い時はにんじんとバターナッツ)果物が手に入らないのが悲しいところです。最近あんまり卵も売ってない…首都へ行ったときに,いかにリュックをパンパンにして帰ってこれるかが勝負です笑

 

②食べ物の物価

 

ナミビアに来てから物価が安いと思ったことはほとんどありません。

レストランなどで食事をしても,そんなに安いと感じません…

値段はあまり変わらない印象です。

 

③これが私のディナー

 基本的にお米が好きなので,ご飯を炊いて冷凍しています。

1.卵丼ぶり

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卵が手に入ったら,玉ねぎを入れて作ります。ダシが効いてて美味しい。

これは,お昼にちょうどカツをもらったので,それを1枚置いておいてカツ丼にしました。

 

2.スパイシーな缶詰を使ったどんぶり

みなさんこの左の缶詰は見たことあるでしょうか?

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ピースコーに何の食べ物が好きか聞くと,彼がチャカラカ!チャカラカ!!

と言っていておすすめしてくれたので,食べてみると結構おいしい!

これはレンジで温めてご飯にかけるだけなので楽です。

(ちなみに右のスパイスは何にかけても美味しいやつ)

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もしレンジが家にあれば,このふわふわの卵もすぐに作れます。

タッパーに卵,塩コショウ,そこへ牛乳をちょっと入れて混ぜる。

あとは,40秒ぐらい温めて一度かき混ぜ,あと30秒ぐらい温めると

ふわふわ卵が出来ます。温めすぎると固くなるので注意!

 

3.バター醤油スパゲッティ

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これも結構な頻度で作ります(笑)

ダシと醤油とバターがめっちゃおいしいんです。

 

4.疲れたときはお茶漬け

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粉末の緑茶とふりかけがあればお茶漬けができます。

たまに食べるとすごいおいしい!

 

④私がシェフになった日

やっぱりカレーが美味しいですよね。

たまーーーに大切な日本のカレールーを使ってカレーを作りますが,

毎回毎回カレールーも使えないので…

ちなみにこっちのチャイナショップでは,ボンカレーが一箱千円ほどで売ってました(笑)

こっちに売っているカレースパイスとココナッツミルクを使ってカレーを作ります。

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前に先輩隊員のお家で食べさせてもらったココナッツミルクカレーが美味しすぎて…なかなかその味には辿り着けませんが,それを目指して研究していこうと思います。

 

こんな感じで毎日ご飯を食べています。

たまーにほうれん草のお浸しや煮物が食べたくなります…とんこつラーメンも…

やっぱり,日本食って美味しいんやなーということで。

また次回お会いしましょう^^b

突撃! お宅の台所!! ~カオル編(南アフリカ共和国)~  #食事#青年海外協力隊#小学校教育

 

どうも~ 月曜日担当のカオルです!

 

現在南アフリカ共和国で、青年海外協力隊員として、小学校で働いています

 

自己紹介を見たい方は、過去の記事をどうぞ

 

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

 

 

今日から1週間、ブログ内共同企画である、

 

「突撃! お宅の台所!!」 をやっていきます

 

 

ブログ内共同企画とは、テーマを統一化して全員が同じテーマに関して書いていく企画で、目的としては、読者の人が興味ありそうなことをテーマとしてそれぞれが書くことで、見やすい&一気に情報集めに使ってほしい

 

ということで今月から、月1程度で始めていきます!!

 

 

今回の「突撃! お宅の台所!!」では、

 

隊員がそれぞれの任地の食糧事情、普段作っているもの等々

 

をご紹介していけたらなと思います

 

 

 

それでは月曜日の私から♪

 

 

今日の内容構成は

 

①任地の食糧事情
食糧へのアクセス。よく買ってるもの。冷蔵庫の中など


②食べ物の物価
物価は安いの高いの?


③これが私のディナー
とある1週間を切り取って、夜ご飯を

 

④私がシェフになった日

一番手の好んだ料理 や 特異な料理紹介を

 

⑤まとめ

 

で送らせていただきます><

 

 

 

①任地の食糧事情

 

私の任地では、ほとんど物が買えません

 

というのも、一番近くのスーパーマーケットまで、コンビタクシーを使って最低2時間はかかるからです・・

 

コンビタクシーに関しては依然、ボツワナのエリーさんが紹介されてましたね

 

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

 

市民の足として、日本で言うミニバンみたいなやつが、途上国ではスモールバス として使われています

 

 

私の任地は、日本で言えば、田舎の村に車なしで済んでる感じです

 

しかもかなり僻地の方なので、交通手段と言えばバスかタクシーしかありません

 

 

街に出る行きの交通手段は

 

朝5時15分に出るバス

 

朝6時と7時に1本ずつのみのコンビタクシー

 

 

これを逃すと大変です

 

一番近くのコンビタクシーが良く出ている村まで歩いて行かなければいけません

 

その村まで徒歩で1時間近く

 

途中運よく通りがかりの車にピックアップしてもらえれば、20分ほどで行けます

 

 

また食糧購入に関していうと、村も大規模ではないので、道路に露天等もありません

 

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アジアでよく見る露天。アフリカはもっとボロイです ><

*Google画像検索引用*

 

 

アフリカとか聞くと、道路に掘立小屋みたいのを立てて、ものを売ってるようなイメージありませんか?

 

ああいった市場も、そこそこ人が集まる場所にしか、建ちません

 

人がいない場所には商人も来ない。。

 

 

もし何かを村で揃えたかったら、タックショップと呼ばれる雑貨屋に行きます

 

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通称「タックショップ」

*Google画像検索引用*

 

 

ここでは日持ちする食料品「パスタ・魚の缶詰・長期保存用ミルク」は手に入ります

 

 

※ここでちょっと用語説明※

 

長期保存用ミルク(ロングライフミルク)

 

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南アでよく見る「ロングライフミルク」

*Google画像検索引用*

 

について説明させてもらうと、

 

南アには、フレッシュミルク と ロングライフミルク の2種類のミルクがあります

 

フレッシュミルクは日本でも売られているいわゆる普通の牛乳。賞味期限は2週間ほどしかありません

 

反対にロングライフミルクは賞味期限が、4・5か月ほどあるミルクです

 

 

 

え?? 保存料とか大丈夫なの?? って思うでしょ

 

これについて私も気になって調べたのですが、賞味期限の違いは加熱時間から来るそうです

 

殺菌のための加熱時間が長くなればなるほど、長期保存できるが、その代わり味は落ちる とのこと

 

これは聞いた話なのですが、如何に短い時間で率よく加熱して殺菌できるかが重要

 

となってるみたいです

 

またヨーロッパでもロングライフミルクの方が主流らしいですよ

Wiki情報)

 

私的には、フレッシュミルク(日本の牛乳と同じ過熱方法)の方がおいしいです

 

 

て話をタックショップに戻して、

 

その他に食べれるものは卵・パン・スナック ぐらいです

 

つまり 食のバラエティー はほとんどありません・・

 

たまねぎ・じゃがいも といった保存が効くものも売られていません

 

つまり、買い出しのためだけに、2時間近く離れた街に行くことが前提なのです

 

幸いにも私の任地では電気を使える(停電はしますが)ので、買ってきた食料を冷蔵庫で保存することはできます

 

でも結構月2回は停電したりするので、冷凍肉を買ってくるのは恐いですね

 

また買い出しに行った際も、それらの食料を担いで歩く可能性が高いです

 

村まで行くバスも1日1便あるのですが、それに乗れない場合は最寄りの村から1時間弱歩いて自分の村へ向かいます(2度目ですが)

 

買い物をしょったまま、山道を1時間歩かなければいけない状況が起きるんです

 

なので大量にも買えません・・

 

なのでいつも買うものは

 

じゃがいも・にんじん・たまねぎ

 

これすらあれば何とか生活していけることが、自分の中で発見できました

 

また、ジャガイモ と 玉ねぎ は 常温保存&日持ちもしますし、素晴らしい

 

 

私の冷蔵庫の中はこんな感じ

 

 

 

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めっちゃシンプル

 

普段からこんな感じです

 

調味料と、ニンジン・チーズ・牛乳・水 が中

 

じゃがいも と 玉ねぎ は常温保存です

 

最近暑いので、沸騰させた水を冷蔵庫で冷やして飲んでいます 

 

冷蔵庫の容量にも限りがあるので、そんな大量に買えないんですよね

 

 

②食べ物の物価

 

南アの物価は皆さんどう思うのでしょうか?

 

日本と比べて、高い? 安い?

 

アフリカだから安いと思うのですかね

 

食料品の物価に限って言えば、日本と同じくらいです

 

私は日本にいたとき実家暮らしで自炊をしていなかったので、日本の物価についてはよくわかりませんが、

 

別の協力隊員に聞いたところ、同じくらいだと答えていました

 

車など、輸入されている工業製品の価格は高いです

 

というのも南アは  Made in South Africa 製品が、工業製品等でものすごく少ない

 

質もよくない

 

そのかわり、大量に安い中華製の工業製品が入ってきます

 

しかしこれが壊れやすい><

 

 

日本の100均の中華製と比べても、壊れやすい(値段は高いけど)

 

この裏話は知っている方もいると思いますが、

 

同じ中華製でも輸出される国によって品質は違うという話

 

つまり日本の消費者が求めているレベルは高いので、良い中華製が輸入されて、悪い中華製品は発展途上国・中進国に輸出されるという

 

だから南アで良いものを買おうと思ったら、ほぼ輸入製品になるので、日本以上にお金を出さなければ買えません

 

 

 

③これが私のディナー

 

1週間全部の写真を撮るのは難しいので、大体こんな感じと紹介したいと思います

 

 

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トマト缶ソーススパゲッティ

 

 

 

 

 

 

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野菜炒め。(ニンジン・たまねぎ・ウインナー)

 

 

 

 

肉の代わりになってくれるのが、ウィンナー 

 

 

 

 

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袋めん(もらいもの)ラーメン

 

 

 

 

 

 

料理を1日やったら、2日分作るので、次の日は作り置きを食べます

 

日本にいたころは、2日連続で同じものが出てくると文句を言っていた私(実家暮らし)ですが、料理を作る側になって初めて面倒さがわかりました・・

 

特に仕事して帰ってきて、料理を作るとなるとめちゃめちゃしんどいですよね

 

自分の家は共働きだったので、いつも作り置きをレンジでチンをして食べていたのですが

 

仕事から帰ってきて、作って、洗い物して 

 

ってなったら相当しんどいですよね・・

 

今だからこそわかったことでした

 

 

料理をするのがめんどくさい、疲れている日には

 

 

 

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ご飯に、マヨネーズ・ソース・醤油をかけたものを食べます

 

 

 

めっちゃ健康に悪そうですし、悪いんですが、

 

それでもめんどくさい日はある・・

 

こんな食生活をしてたら、30代ぐらいでまじめにガタがきそう

 

協力隊の2年間だけと割り切るか・・

 

でも日々の手間には勝てない

 

 

の任地では水も蛇口をひねれば出てくるというものではありません

 

近くに貯水タンク(ジョジョタンク)があって、そこからバケツで汲んでくるというもの

 

つまり料理を作れば洗い物も、限られている水をつかってやらなければいけない

 

そう考えると、料理をすること・お皿をつかうこと

 

これらが全て、後々の労働 と繋がってくる

 

そういったことも料理をしない要因になってきてしまうのです><

 

 

でも根本は、めんどく・・ (  )

 

というダメ男です 

 

 

 

④私がシェフになった日

 

このコーナーでは、自分が一番得意とする料理や、自分が豪華に作れた日をご紹介します

 

私の場合は、得意料理の方で・・

 

得意? とくい? よく作る料理という事で

 

 

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カレー

 

 

 

やっぱりカレーが一番ですね!

 

具材も、にんじん・じゃがいも・玉ねぎ・ルー

 

さえあれば作れますし、調理している間も、煮込み料理なので放置で大丈夫です

 

カレーのルーは、南アでは首都のプレトリアで、高めですが日本の輸入物を買うことが出来ます

 

カレーは1日作れば3日ほど持つのも魅力的

 

周りの協力隊員に聞いてみても、

 

カレーをよく作る人は多いと思います

 

まさにカレーこそ協力隊飯 なのかもしれませんね

 

 

 

 ⑤まとめ

 

結局振り返ってみて、今回写真に挙げた料理が良く作る料理でした

 

自分で料理を作ってみると、実家暮らし時代には気が付かなかったことも、たくさんありました

 

例えば煮込みやシチュー等の料理は、ずっと見ていなくて放置していられるから楽だったりとか

 

1度作ったら、何日分かもつ料理は便利だったり

 

結構、水場(シンク)が家の中にあるかないかで、洗い物の難易度が違ってきたりだったり

 

田舎は本当に車がないと死活問題と感じたり

 

米をしょって歩くのはかなりしんどいので、米はJICAの職員さんが来てくださるときに、持ってきていただいたりして過ごしています

 

街へのアクセス というのは、協力隊的にも大事かなと

 

マラウイなどでは電化製品が使えない隊員もいるそうですが、そういった街には必ず地元のマーケットがあって日々物を買える 仕組みになっていると思います

 

 

冷蔵庫がないならないなりに、そこで暮らしていける環境になっている と私は思っています

 

反対に中途半端に文明化された場所の方が、停電が頻繁に起きて冷蔵庫が使えないのに、地元にマーケットがなかったり、

 

断水が頻繁に起きるのに、水洗トイレだったり

 

 

南アにいると 「ちぐはぐ」 な街がいくつもあります

 

中途半端に文明化されるよりは、昔のスタイルのまま暮らしている場所の方が、暮らしやすいんじゃないかな

 

と思う今日この頃でした

タンザニア~スケッチブックでフラッシュカード~

ー久々の土曜日はSaayaの日ー

 

只今、配属先の小学校には、12名の教育実習生が来ています。

 

実習の期間は、1か月間。

 

受け入れる側の先生たちも、模造紙を使った教材を用意していたり、チャパ(体罰)を控えたり、本来あるべき教育活動(?!)が行われています。子どもたちも、のびのびと過ごしているように私の目には映ります…気のせいかな。教育実習生は、歌って、体を動かして、様々な工夫をしています。集団から外れている子には、優しく声を掛けます。フィンボ(棒)は使いません。

 

そんな、いい風吹く校内で、

 

「もう年中、教育実習生受け入れればいいのに!」

と心の中で叫びます~

 

もちろん、自分自身への戒めも込めて。初心忘れるべからず!!

さて、四則演算の定着のための、フラッシュカードはよく聞きますが、

 

今回はスケッチブックを使った、とても画期的なフラッシュカードを教えてもらったので紹介します~☆

 

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スケッチブック…タンザニアの文具店では、なかなか見つけられないので日本から持ってくることをおすすめします!

 

制作時間は10分ほど。めくるのに便利なインデックスをつけても15分ちょっとでできます。

 

私の使い方は、座席の列ごとでタイムを競います。

 

・一人ずつ、式と答えを声に出していく。

・答えが違ったときは、全員で正しい答えを復唱する。

・列の全員が、一周言い終えたところでタイマーを止める。

 

すらすら言える子には、自信もってもらいたいし、つまずいて言えない子には、悔しい気持ちをもってもらいたい。できている友達を見習うって大事なこと♡

 

この教材のアイデアをくれたのは、バスで2時間離れた同じ州内の小学校で活動する隊員。彼女は、日本の学校特別支援学級をもっていた経験があり、専門は体育、養護教諭と多才!色々なバックグラウンドの人たちと関わりながら、情報を共有できるところは、協力隊として参加していて面白いと感じます。

タンザニア北部 雲行きが怪しいような・・・

今週もお疲れ様です。

金曜日担当のタツです。

 

自分が投稿する日 
イコール 
今週も頑張ったかな、と反省する時間になってます。

 

今日は数学とは少し離れた話を。
(ちゃんと活動に関するものです)

 

最近自分が書いた記事で

 

「もしかしたらこの(学校の)学年って優秀なんじゃない?」

 

みたいなことを立て続けに書いてました。

 

確かに物分かりはいい。

問題の正答率も高い。

土曜授業や宿題を求める。

 

ですがこれ、「片方のクラス」の話です。

 

私がいる中等学校は、一学年2クラスと小さめです。

 

他のタンザニアの教育隊員の話を聞くと、

成績でクラス分けをされているところもあるみたいですが、

我が校は適当に振り分けています。

 

にも関わらず、なぜか片方のクラスが優秀

 

もう片方はと言うと

 

授業開始時に何週間か前の復習をする時

 

「あれ?教えたよな?」

 

と毎回思ってしまうほど定着率が悪いです。

 

今週(この記事が投稿される週)、

両クラスに話し合いOKの演習問題をたくさん用意して解かせてみました。

 

案の定、と言うかそれ以上に後者(定着率の悪い方)のクラスは手を動かせない。

 

因みに他の教師にも聞いてみると

 

「ああ、自分の授業でもあっちのクラスは成績悪いよ」

 

との返答がありました。

 

自分が赴任した頃はあまり数学の差は感じられませんでしたが

ここにきて格段に開いている気がします。

 

勿論成績が悪いクラスの方にも頭のいい生徒はいます。

 

でも学年で見ると、上位10人は前者(物分かりのいいクラス)です。

 

なんでだろう、と考えてみました。

 

いや、考えるまでもなかったです。

 

授業態度が全然違う

 

両クラスとも毎時間ざわつくことはあります。
(いや、これも改善が必要なんですけどね・・)

 

因みに騒がしくなり始めると、

私は敢えて何も喋らず授業を止める方です。

 

しかし、前者のクラスは頭のいい子だろうと悪い子だろうと

私の態度に気づいたら「静かにしろ」と周りに注意します。

 

対して後者は全然静かにならない。

結局自分が静かにしろと言うしかない。

 

後、問題を解かせている時。

どの学年・クラスにも

自分で解くのが面倒だから友達のをコピーする生徒はいます。

 

後者のクラスはほぼそれ。

多分自力で解いている生徒は35人中5人・・・。

 

宿題も、前者は半分くらい(15人程)毎週提出しますが、

後者は最近1、2人。 

 

後、生意気(笑)。

いや、これはさすがに自分の授業にも非はあるかもしれません。

 

ちょうど今月初め、隊員が集まる機会があったので

何人かの隊員に「集まる機会の前日に起こったあること」を相談してました。

 

内容は

ゴメンナサイ、ちょっとここで書くのは遠慮しておきますが

さすがに怒った出来事。

 

これを聞いた他の隊員からは

 

「まじで!」

 

「いや!それはさすがに生徒が悪い!」

 

と弁護してくれましたが・・・。

 

因みにその首謀者の生徒

私が任地を離れている間(全教師に話したので)、

相当な数の教師から相当な時間怒られたそうです。

 

あまりすっきりせず

ちょっと心に傷が入るような入らないような・・・でした。

 


となんか最後違う話になってたかもしれませんが

 

やっぱり「授業ムードって大事だな」と思うこの頃でした。

(結構無理やり笑)

 

任地を離れている間

 

わざわざ日本から持ってきた本を読み返してました。

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これ(笑)

(今回載せる写真がなかったのこれで勘弁 笑)

 

任地を離れている間、上記の件で頭を悩ませていましたが 

半分救われた気がします。

ちょっと今書いてあることを実践中。

 

また、さすがにこのままだと後者のクラスは置いてけぼりになる一方なので

来月から始まる短期休暇に入る前にテコ入れをしようかと。

 

上手くいったらまた記事で。

 

ではまた来週。

 

来週は数学はおろか、教育とは関係ありません(笑)

ボツワナ〜小学生の計算力とはPart2〜

みなさんこんにちは!

 

木曜日担当エリーです。

 

今週は、ターム末テスト期間に入っています。

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テストも外で!?

 

このテスト期間に入ると、全くと言っていいほど学校が機能しなくなる。。。

 

プラス、今週は断水により、ランチも無し(笑)

 

 

参考までに、テストの予定は、こんな感じです。

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 午前に1つ、午後に1つ。1日に1つの日もあります。

 

テスト以外の時間は何をしているかというと…

 

基本的には、次の時間のテスト勉強(グループで問題を解いたり、出しあったり)

 

そして、テスト範囲が終わっていなければ、授業を進める(笑)

 

はたまた先生が消えてしまった場合は、ぼーっとする(笑)騒ぐ!

 

といったところでしょうか。

 

先生たちは、担任をしているクラスとは別の学年の試験監督に入ります。

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(いつもの担当クラスの子ども達とバイバイ)

 

『試験監督』→『採点』→『記録』までが仕事となり、

 

高学年担当になると大変!!!

 

逆に、低学年担当になると、

 

教科が少なく内容も簡単になるためちょっぴり楽になる(?!)

 

 

 

 

さて、余談はこのあたりにして…本題に。

 

前回の投稿で、3・5・6年生の計算力について書かせてもらいました。

 

主に学年別の平均点について触れさせてもらっていたので、

 

今回は、1問ずつの正答率を出してみました~!

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 この問題の内容で、なぜこの平均点!?

 

と思った方も多かったのではないでしょうか。

 

そうなんです!

 

足し算、引き算、掛け算までは、まあまあ頑張ってるんです。

 

ただ、上の3つに比べて、

 

《割り算》

どうした~~~~~~~!!!!!

 

という結果になってしまっています。

 

これらの問題は、3年生の教科書で、すでに習っている内容です。

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月曜日担当カオルの投稿にもありましたが、《割り算》苦手!!!!

 

(割り算から始めてみたらどうなるかも今後やってみたい)

 

ただ、学年が上がるごとに正答率が上がっていくんですね~

(100÷10だけは、5年生調子悪かったみたいですね)

 

訳が分からないながらにも、続けていくことで、身について行っているようです(笑)

 

 

しか~し、この後、問題を学年に合わせて難しくしていくと。。。

 

やっぱり難しいんですね(涙)

 

割り算とは「なんぞや〜」というところが説明されないままに勉強が進んでいくために苦手になっていくのではないかと。。。

 

この辺りについても、次回以降で、報告していきたいなと思っています。

 

 ではまた!!

お読みいただきありがとうございました!

南アフリカ小学校教育 2019年1学期のまとめ 第1章 ~非常に波があった学期~ #協力隊#小学校教育

どうもー 月曜日担当のカオルです

 

現在南アフリカ共和国で、青年海外協力隊員として、公立の小学校で働いています

 

自己紹介について読みたい方は、以下の記事をどうぞ

 

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

 

 

今回の記事は長くなってしまうので2部立てで投稿したいと思います

 

 3月18日(月)と4月1日(月)で

 

なぜなら、

 

3月25日の記事では、ブログ内共同企画である

 

「突撃! お宅の台所!!」 をやるので、

 

1週挟んで、1学期のまとめを書けたらと思います

 

またFB等で投稿した際には広報させていただきますね

 

シリーズ全体の内容としては、

 

①前座

②やった内容とそれについての感想ちょびっと

(1)Grade4

(2)Grade5

(3)Grade6

 

ここまでが第1章

 

③子どもの生活態度の件

④授業外での活動

⑤自分のしんどかった時期 について

⑥まとめ

 

第2章

 

となります。今回は①・②のみで

 

次回、③~⑥を書かせてもらいます

 

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さて、 

 

3月15日をもちまして無事に1学期が終わりました

 

今学期は1月9日~3月15日の期間

 

(南アは4学期制なので、各々の学期は比較的短いです)

 

自分の中ではかなり波があって、いろいろ悩んだ学期でした

 

なので自分としていろいろ考えたことや、自分としての記録のためにも、1学期を自分なりにまとめていきたいなと思います

 

今日の内容は

 

①前座

②やった内容とそれについての感想ちょびっと

(1)Grade4

(2)Grade5

(3)Grade6

 

  

①前座

 

やったー!!! ターム休みだー!!!

 

ひとことで言うとこれにつきます

 

もう休養マジで必要 バケ・・ バケーション・・

 

南アは4学期制なので、年間4回お休みがあります

 

今回の休みは3月16日から4月1日までの約2週間

 

一番短い休みで2週間はあるので、とても恵まれている環境です

 

1番長い休みは夏休みで、日本と同じで1か月近くあります

 

(時期は南半球なので、南半球が夏の12月に夏休み)

 

つまり南アの教員の休みは、2週間の休み×2 と 3週間の休み と 5週間(夏休み) で、

 

計12週間も休みがあります^^

 

いや・・ 教職隊員(職種が教員として派遣されている人)は長期休みがあっていいよねー 

 

という事が協力隊員の中でも言われるのですが、まあこれだけお咎めなしに休めたら言われてもしょうがない

 

 とまあ今回の休みは、ケープタウンでだらだらしたり(特にどこも行きません笑)、他国に任国外旅行に行こうかな

 

実際、絶賛バケーション中

 

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ケープタウンの景色

 

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協力隊員は、年間20日間と制限はあるのですが、他国を旅行出来る制度があります(2019年3月現在)

 

 

 

て、学校の話に戻って

 

今学期は、精神的にも体力的にも少しきつい学期でした・・

 

その話は④でするとして、

 

まずは授業等々の振り返りから!

 

 

②各学年でやった内容と全体としての感想

 

(1)Grade4

 

「やったこと」

 

1桁の足し算、引き算、繰り上がり、繰り下がりの暗記

 

4桁までの足し算、引き算のひっ算のやり方

 

 

「所感」

 

今年からはじめましての学年です

 

まず感想としては

 

めっちゃ体力持って行かれる

 

彼らにとって今年からオールイングリッシュ(全部の授業を英語で行います)での教育が始まります

 

今までの授業は、ずっと現地語で行われてきました(もちろん九九とかも)

 

これまでの英語の時間は1日に1時間ほど(これからもですが)です

 

特段、力を置いて行われてたわけではないんですね。驚くことに

 

1日1時間の英語教育で、4年生からは完全にオールイングリッシュですよ

 

狂ってるとしか言いようがない・・

 

小学校1・2・3年生は Foundation Phase (直訳で基礎学年)とも呼ばれ

 

基本的な内容や、小学校での過ごし方 

 

を本来ならば習うための学年です

 

しかし私の任地のゴゴゴ小学校での基礎学年は

 

遊んでるだけの学年(あくまでも個人のイメージです)

 

基礎学年の先生方は、高学年と比べて(4年生~)授業の欠席回数も多いですし、教える能力も低いように見受けられます

 

日本では反対に、1年生を担当する先生は力が必要ということで、比較的ベテランの先生が担当されたりします。

 

担任以外に、アシスタントの先生がつく学校も最近では増えてきてますね

 

まさに真逆

 

これはあくまでゴゴゴの話です。南ア全体でどうかはわかりませんよ。

 

住民の話によると、先生方は高学年を教えたがるそうです。

 

なぜならまだ子どもの聞く姿勢が出来ているから。言う事も聞くから。

 

逆にそれでも下の学年に行く先生というのは、低学年を教える力しかないから行くことが多いのです(英語の能力が低い。高度な内容は教えられない)

 

これによって一番大事な基礎固めの時間である、1・2・3年生の授業が全く機能しなくなっています

 

具体的に言えば、4年生なのに九九が言えません

 

ひっ算のやり方を知りません(足し算ですら)

 

引き算は1桁でもできません

 

引き算の概念がそもそもわかっていないことも多いです

 

こんな状態

 

また、それと同時に、授業中の態度・集中力もひどいです・・

 

まあそれはどの学年も同じなのですが、そりゃ低学年ほど落ち着きがある子供の数も減っていきますよね

 

年齢とともに、多少は落ち着きが出てくる っていうのは誰でもあると思うので

 

ゴゴゴの4年生は、日本の1年生と同じくらい落ち着きがない と自分では思います

 

こんな4年生を今年は1学期から担当

 

(去年は来たのが3学期で、実質4学期から授業を担当していました)

 

子どもをもっと早い段階でよく出来る!!

 

と意気込んでいたのですが、

 

もうめちゃくちゃ疲れました(笑)

 

1桁の足し算・引き算から叩き込むんです・・

 

私の授業のやり方もわかってないです

 

英語の指示がわからない。現地語で言われても先生が何を望んでいるのか、考える力が弱い

 

現地の先生と私では、授業のやり方とかも違いますしね

 

ノートを出して、日付書いて 

 

そういったことも指示しなければできません・・

 

そんなレベル

 

ノートの書き方なんて、みんな自己流なんでもうむちゃくちゃ

 

以前、エリーさんがフェイスブックに載せてましたが、ノートの線に沿って書けない子も多数います

 

ちなみに私は、比較的授業中厳しめの先生

 

授業中歩かない。ガムを食べない。大きな声で話さない。殴り合いをしない

 

日本では当たり前ですが、例え先生がいる前でも、こっちの子は平気で上記のことをします

 

現地の先生も、自分たちが子どもの頃そうやって習ってきているので、特に注意等もしません(ひどい時を除いて)

 

教室に先生がいてもそんなことをするのに、いないときはもうカオス

 

授業中に職員室に資料を取りに行って、帰ってたら女の子が泣いてるww 

 

みたいのもあります

 

「やってはいけないこと」 という全教室に貼ってある貼り紙には、上記のことはやってはいけない、となっているんですけどね

 

この貼り紙も、教育省からのお達しで貼らなければいけない、と決められているんでしょうか・・

 

先生方に、授業中に子どもがガムを食べる件について注意をしてもいいのか聞くと、

 

絶対に食べてはいけない(えっへん) 

 

と言いますが、

 

その先生が授業が始まってもまだパンを食べてたりしますし、説得力なんてないですよね

 

 

話を勉強に戻して

 

思ったより、出来るようになる子が少なかったなー ><

 

クラスの半分がすでに留年している学年(28人中14人)で、明らかに発達または学習障害の子もがなり多い学年ですが、それを込みでも、出来るようになる子が少なかったな 

 

と思います

 

4年生という学年もあってか、まだ焦り等が全くないからでしょうか

 

それに周りも出来る子が少ないですし

 

授業中にフラッシュカードの練習の時間を与えているのですが、

 

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

(フラッシュカードのやり方の記事)

 

結局時間を与えてもやるかどうかは本人次第

 

いろいろ工夫をして、なるべくやる気を出して取り組んでもらえるようにもしますが、

 

それでも結局は本人次第です

 

工夫については以前の記事でも紹介しました

 

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

 

他の単元の勉強としては、

 

「時間」「四捨五入」

 

をやったものの、ついてこれる子が少なすぎる

 

英語力の理解が低すぎるが、英語能力が低くても理解できている子もいるので、それだけじゃなくて単純に能力の問題な気もする

 

クラスの3分の1ぐらいしかついてこれてない

 

だがこれ以上ないというぐらい易しい説明(自分的に)をしているし、これで理解できない子には、1対1で直接フォローするしかないが、そんな時間は3学年を担当しているとほとんど無い

 

他の学年の子どもで理解できることが、4年生で理解できないのは、もうわけわからない・・

 

正直どうしようもないかな。。 と思ってしまう、1学期でした・・

 

だって、何時・何分が 教えてもわからないって

 

教え方が悪いか、子どもの理解する速さが遅いか だと思うんです

 

私の教え方も完璧ではありませんが、理解できてる子もいますし、他学年ではより理解出来ている子どもの数が増えてくるんです

 

子どもって不思議

 

 

*次の学期に向けて改善点*

 

1桁の足し算~繰り下がり はもっと徹底的に練習させる必要性あり

 

朝学習も2学期から初めて、そこでも練習させる

 

単元内容が理解できないのはその子の英語能力・集中力 の問題も大きいので、成長するのを待つしかないかな・・

 

 

 

(2)Grade5

 

「やったこと」

 

九九の復習、わり算

 

わり算のひっ算、時間、四捨五入 

 

 

「所感」

 

ターム1は進めすぎずに、遅れている子に最後のチャンスという事で、九九を復習する時間を取りました

 

単元もわり算のひっ算に入り、露骨にこれまでの内容を理解している子と、そうではない子で差がついてきます

 

これまで勉強から逃げて、九九があやふやな子は、もうわり算についていけなくなっています

 

ごまかしが効かなくなってくるんですね

 

だからあれだけ授業中に時間あげたのに・・

 

朝学習や、放課後学習の時間も取っていたのに

 

5年生には毎日朝学習で、プリントをやらせてたのですが、そういう出来ない子ほど朝学習にも遅れてくる

 

 朝学習の様子はこちらの記事をどうぞ

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

 

もうどうしようもないかなと

 

出来ない子の中でも、良くなりそうな見込みがありそうな子(やる気はないけど、頭の出来はそれほど悪くない子)には、個別にフラッシュカードを渡して、やってこなかったら授業についていけなくなるよ 

 

と脅して、

 

放課後も残してやらせていたりしたのですが、

 

やっぱり結局は本人がやる気を出して覚えるしかない

 

本日2回目 

 

結果上手くいかなかった子が多かったです

 

(去年の5年生は、自分自身ももっと熱意を持ってやれたからか、ほとんどの子がわり算まではできるようになりました)

 

去年は2学年しか持ってなくて、4年生はゆっくり 進めていたので心のゆとりもありましたし、5年生に割くことが出来る時間が多くありましたから

 

今年は4・5・6年生と教えていて、5・6年生は、ある程度の進度で進めているので、脱落者が多くなってしまった模様・・

 

でも計算練習ばかりに時間を取るわけにもいきません

 

教科書を批准した授業をやって、子どもが内容を理解し、中学校に行った際に躓かないことが私の目標ですから

 

 

ただし、九九が苦手な子でも、時間とか四捨五入とかは理解できたよう

 

でも結局は、時間も四捨五入も計算が必要な分野です

 

例えば、時間であれば

 

4時半の2時間35分前は何時何分でしょう とか

 

300kmの道を時速60kmで走ったら、何時間で着きますか とか

 

四捨五入であれば

 

2345+8534 を10の位で四捨五入してから足しなさいとか

 

5年生になるとこういった問題になってきます

 

結局計算が出来なければだめなんですね・・

 

内容も、終わりのころには分数に入りました

 

分数になると、わり算もほぼ完ぺきにできること が前提

 

より難しくなってきます

 

でもできる子もクラスの半分はいるんです

 

その子たちにとったら、九九のフラッシュカードをやるなんて時間の無駄でしかありません

 

だから全体としては、もう分数の範囲に2学期からは進んでいきたいなと思います(非情)

 

 

 

(3)Grade6 

 

「やったこと」

 

分数の概念・計算(足し算・引き算・九九) 通分のやり方 約分の仕方 等々

 

時間 四捨五入

 

 

「所感」

 

この学年は非常にやりやすい学年です

 

ほぼ全員、生徒が四則計算ができるので、内容もトントントン という感じで進めていきやすい

 

クラスの雰囲気も大部分が理解できているため、出来ない子が焦る 

 

という環境があります

 

これが他のクラスになると、出来ない子の割合が一定以上いるので

 

出来ない子が、他にもいると思ってまったく焦りません (笑)

 

校長もこのクラスの授業はすごくやりやすい といつも言っています

 

最近病んでて、校長にやる気が出ないと話したところ、

 

校長から You did a wonderful job last year(去年いい仕事したね!)

 

と言われ、4・5年生はどうだ? と聞かれるのですが、

 

4・5年生は学びが遅い子の割合が多いし、自分にも去年ほどのエネルギーがないから無理だろう 

 

と言っています(正直)

 

分数の計算は一通り、ババッとやったのですが、

 

まだまだ通分・約分 等々を考えると時間が必要だなと

 

模擬テスト(去年のテスト)をやらせたら、簡単な通分と引き算の問題だったのに間違えていました

 

もうまじかよ・・

 

なんで普段できているのに、テストになると間違えるんですかね

 

結局練習が足りていない 

 

からなんでしょうけど・・

 

かといって宿題をやってこない子が、練習が足りなくなるのはどうしようもないというか・・

 

毎日プリントの宿題を出すと、正直全学年見切れないですし、紙もそんなにたくさん使えません

 

だから普段は、ノートに1ページなんでもOK という感じで宿題を任意で出させています

 

この学年は、そういった任意の宿題でも毎日10人前後提出してくれます

 

やっぱ勉強ってとけると嬉しいんですかね

 

クラスの雰囲気も多くの子が出来るので、出来ない子は焦るという風土がきちんとあります

 

 

ーーーーーーーー1学期テスト結果ーーーーーーーー

 

1学期のテスト結果が出ました

 

Grade4 4人

Grade5 7人

Grade6 3人

 

赤点(40%未満)でした

 

テスト日が延期されたせいで、その場で指導することが出来なくて心配だったのですが

 

このぐらいの人数で済んでよかったです

 

まあ赤点の子も、事前に予測していた子たちだったので、そりゃそうだと

 

これを日本人が見たら、そんなに赤点とる子どもがいるんだ!! 

 

と思うのかもしれませんが、

 

日本基準で、がっつりカンニング防止・おしゃべり禁止

 

でやったら半分くらい落ちますよ (笑)

 

自力でやらせて、同じ人数ぐらいしか落とさないのは

 

一番できる6年生ぐらいです

 

他の学年(特に4年生)は、現実問題クラスで80%の子が赤点とっても、驚きません

 

今回のテストでは、先生方が答えをサポートしたのでしょう(おそらく)

 

 

それではまた来週♪♪