青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

スリーワンスリ〜スリートゥーシックス〜

こんばんは!火曜日担当、れーねです。

今日は先週の続き、計算の取り組みについて‼

①マス計算
については、先週の記事を見ていただければ、と思います。

kyouryokutaimath.hatenablog.com


フラッシュカード

うちの学校には、なんとラッキーなことにラミネーターがあります。フィルムは首都に売っていたので自分で購入。こんな風に、A4用紙を切り、九九を書き、ラミネートして、切って、9の段まで作りました。

f:id:kyouryokutaimath:20190220055204j:plain


これは授業の最初に毎回子どもたちに見せながらとにかく反復。とにかく唱える。たまーに名指しで怪しそうな子に当てると、めっちゃ焦ります笑 でもそれも最近答えられるようになってきました。

九九を言うときに、3×1=3(スリータイムズワンイズスリー)といちいち言ってたら長ったらしいので、スリーワンスリー、スリートゥーシックスというように唱えさせてます。その点でいくと、日本の九九の簡潔さ、言い易さはピカイチ!改めてすごいなぁと思いました。

月曜担当のカオルが言ってるように、ここで、2×6と6×2の答えが同じだね、ということを確認することができます。計算の順序の単元にも繋がりますね。

九九の暗記テスト

2月から九九の暗記テストを始めました。
その名も『Let's become a calculation master‼』
まぁ、ポケモンマスターになろうぜ、てきなノリですね。
早く,そして正確に言えたら合格です。

f:id:kyouryokutaimath:20190220054902p:plain

こんな風に九九を貼り付け、練習方法を載せ、合格した日とシールが貼れるようになってます。
表が1から5の段,裏に6から9の段が書いてあります。印刷すればもちろん白黒です。。

f:id:kyouryokutaimath:20190220055245j:plain

習得が早いジョニーくん。

子どもたちは放課後13時以降、はっきり言って暇なので、ほんの少しでも計算に触れる機会が作れたらいいなぁと思って始めてみました。6年生でもシールに大喜びで、結構頑張って覚えてる印象です。がんばってやりきってほしい…低位の子が一生懸命覚えて、職員室まで受けに来たりすると、めっちゃ嬉しいもんですね😀


日々の授業の中で取り組んでる計算は、今のところこんな感じです。
マス計算を同僚に紹介したところ、低学年でもやってみたいと言ってくれたので、それも楽しみです。

ではではー☀

協力隊小学校 算数 現地の取り組み ~朝学習~ 100マスは時間の無駄!? 改善案も含めて #発展途上国#教育#協力隊

最近南アフリカ共和国の小学校教育の現状に憤りを感じている、

 

             月曜日担当のカオルです

 

 

今回の内容は3本立て

 

①日ごろの鬱憤の愚痴

②100マス計算が非効率的な理由

③100マス計算の改善案

 

 

それでは行ってみよう♪

 

 

 

       ①日頃の鬱憤と愚痴

 

 

とまあ、なぜこんな出だしから始まるかというと、ここ(任地)にずっといるとやるせなさからウガー!!! となる日が2週間に1回くらいあるのです 

 

特に土日に、次の週何をやろうか考えていると、あまりのやらなきゃいけないことの多さ(教科書の範囲)と、子どもの理解度・実際のレベルの差に愕然

 

どんな出来が良い学校だったら、この教科書通りに進められるのだろうという感じです

 

そもそも先生たちの質がとても低いし(自分の任地の田舎の学校は)、やる気も低い・・

 

でもこの環境で生まれたから、この教育しか受けられず育っていく子どもたち・・

(子どもたちは自分が恵まれてる・恵まれていないなんて知りませんが)

 

そして大半は授業についていけずに、学校の教育? 難しすぎて全然ついていけなかったなー

 

 

となり、男の子は遊びまわってろくに仕事をしなかったり(安い賃金で働く大人になっていき)、女の子は高校を卒業後に就職、または在学中に妊娠して子どもは放置の親になっていく・・

(黒人の広義の意味での失業率は40%、若年層の間では65%となっている統計もあります)

 

任地の子どものほとんどが行く、地元の公立中学校なんて、去年1年間で妊娠したのが理由で30人ドロップアウトしてますからね

 

生まれた環境が違うだけで、こうも違うんだなと・・

 

でも日本にいる若者は、いかに自分が教育機会に恵まれているのか知りませんよね・・

 

ここの子ども達も教育機会はしっかりあると思います(学校があるという面で)

 

でも勉強の大切さを教えてくれ、そしてたとえ少しぐらい進みが遅くても子どもを伸ばしてあげられる大人に恵まれることが難しい・・

 

そして貧困は子どもに受け継がれるという

 

でも南アの子は学校に行けるだけ、まだましなんですけどね!!

 

学校の質にかかわらず、初等学校への通学年数が1年増えるごとに、賃金は8%上昇するという調査もあるみたいです

*1

 

この本、新書で3000円とめちゃんこ高いのですが、とてもおすすめできる(発展途上国の現状とかに興味ある人)ので、興味のある方は是非。Kindleでも読めます

 

まあ3000円はちょっと高すぎだけれども・・><

 

そう考えれば、Gogogoの子どもも学校に通うだけ意味はあるのかもしれません

 

 

 

とまあ、前座はここらへんにして、話を本題へ

 

    ②100マス計算が非効率的な理由 

 

今日のテーマはいよいよ授業編

 

私の任地のGogogo小学校では、Geade4・Grade5全員と、一部のGrade6に毎朝、朝学習を課しています(30分)

 

目的は、 基礎計算力の向上 です

 

とにかく、下の学年(1.2.3)が全くと言っていいほど機能してないので(学校に来て、友達と遊んで、給食食べて帰る感じです)、4年生になっていよいよ私に習う子ども達

 

 

ちなみに4年生は英語は全くと言っていいほど話せませんし、聴けません

5W1Hすら使えません。でも多くの子がトイレ行ってもいいですか? May I please go to toilet? は言えます 笑)

 

以前にも言ったかもしれませんが、子どもからしても4年生から学習がいきなり英語に切り替わるので、もうわけがわからなくなる というわけですね

 

日本の中一の壁(中学校になりいきなり学習内容が難しくなり、ついていけなくなること)の比ではありません

 

だって今まで現地語でやっていた授業がいきなり完全に英語に切り替わるんですよww

 

そりゃもうほとんどの子がここで落ちこぼれていきます

 

またそもそもの低学年時代(英語でFoundation Phase 基礎段階)での授業は全然機能してないので、本来現地語でマスターしてなくてはいけないこと(計算や現地語の書き取り)も、ひどい状態です

 

具体的には、

 

1桁の足し算は指を使わないとできない

 

1桁の引き算は指をうまく使えないのでほとんどの子が出来ません(断言)

 

引き算の概念がそもそもわかっていない子が多いです

 

繰上り・繰り下がりに関しては、繰り上がりは指を使えば何とか

 

繰り下がり?? それおしいの??

 

九九?? 1の段は言えるよ! 2の段は難しいな・・ あとは拙者存ぜぬ

 

わり算・・・  はなほじーーー 今日の給食何かな^^ 

 

分数 → 教員すら通分できないww

 

 

と上記のような感じになってます

 

 

ここに来た際に計算があまりにひどくて、テキストの内容を例え理解したとしても、計算を使う問題が全くできない!!

→計算が出来ないのでやり方を理解しても、答えを間違える

 

事に気づき、授業中だけでは遅れを取り戻せないため、朝学習を始めました

(協力隊員であればこの問題の根深さに絶望することでしょう・・)

 

 

最初任地に来て2か月ほど100マス計算をやっていたのですが、とある理由によりやめ、今は別の取り組みをしています

(取り組みについてはブログの後ほどでお話しします)

 

 

それでは なぜ100マスをお勧めしないか 

について話したいと思います

 

 

まず初めに、100マスのデメリットについてお伝えしたいと思います

 

 

100マスをするデメリット

 

①解くのに時間がかかる

②丸付けに時間がかかる

③そもそもゆっくりでも全問解ける能力がなければ、いくら100マスやったところでタイムが早くならない

④1日に複数単元をチェック出来ない(1日に繰上りと繰り下がりや、掛け算と1桁の足し算等)。理由としては一度行うのに時間がとられ過ぎるから。

 

 

①解くのに時間がかかる

 

まず初めに、途上国に行ったときに、いきなり100マスをさせようとしてはいけません

 

彼らはそもそも100マス計算というものを知らず、早くやるコツ(左側の数字を覚えて、いちいち左の欄をチェックせずに解ける)も知りません

 

なので16マス。25マス位から始めましょう。

てかべつに、平方数じゃなくてもいいんだよ!

 

僕もこの失敗を最初の1週間でやらかし、軌道修正しました

 

また彼らの計算能力はひどいです

(4・5年生の1桁の足し算で日本の小1にも劣る子ような子もいます。日本の小3には勝てないでしょうね)

 

つまり解くのにものすごい時間がかかるんですね

 

100マス全部解き終わるのに、1桁の足し算・引き算でも初めは10分近くかかるでしょう

 

九九なんて夢のまた夢・・(解き終わるのに何分かかるんだろう・・)

 

また子どものレベルの差も大きいです。早い子は驚くような才能を持っているのですが、クラスの大半の子はそんな才能はありませんし、できない子の割合も日本より高く感じます(お金がなくて支援学級に行けない子も多いですし、そもそも数字に慣れ親しめたり、親のサポートがある日本とは全く別の環境で育った子どもです。出来ないのが当たり前の世界なのです)

 

 

②丸付けに時間がかかる

 

100マス計算は丸付けにも時間がかかります

 

私の学校では黒板に100マスを書き、そこに子どもに答えを書かせてみんなで確認という作業をしていましたが、あまりにも時間がかかり過ぎて断念

(答え合わせだけで平気で10分以上かかかります)

 

 

そこで私が答えを書いて印刷した紙を1人1枚配り、それを見ながら終わった人から答え合わせさせるという方法を取ったのですが、これも時間がとてもかかる

(100マスを解くのと同じくらいかかります。なぜならみんな解答を結構間違えるので、より時間が必要なんですよね。それに平気でうそ申告が横行するので、子どもの実力が把握しにくいです)

 

 

③そもそもゆっくりでも全問解ける能力がなければ、いくら100マスやったところでタイムが早くならない

 

これが一番大事なこと!!

 

100マス計算というのは、全問をある程度の時間内で解けて、なお且つほとんど全問正解する(ゆっくりやれば確実に解ける)子に向いている手法なんです

 

つまり正確な計算の土台がなければ機能しない

 

自分の任地の子ども達は計算の土台なんてものは存在しません

 

だから100マスをやっても制限時間内(それでも10分とってるんですよ)に終わらない子が大量に出ました

 

ずっと続けてたら早くなるかなと思いきや、

 

自分の得意な箇所だけやるので、苦手な箇所はずっと苦手なまま(特に九九。苦手段はスキップして、毎回終わりません)

 

 

ちなみに100マス計算のことを批難しているように感じるかもしれませんが、別に陰山先生(100マス計算を作った人)が嫌いなわけじゃありませんよ

 

むしろKindleで本も買って読んでますし、それに感銘されて任地で始めたというのもあります(ここ大事)

 

私自身、子どものころにたくさん100マスやりましたしね

 

ただ、途上国の現状には合わない。少なくとも協力隊員が入っているような場所で、初めから行うには(ここも大事) と言っているだけです

 

良く援助の例で、先進国の考え方・やり方が途上国で通用しない例が多く挙げられますが、100マスもその一つだと思います

 

そのまま取り入れては機能しません

 

④1日に複数単元をチェック出来ない

(1日に繰上りと繰り下がりや、掛け算と1桁の足し算等)。理由としては1度行うのに時間がとられ過ぎるから

 

プリントを配って、初めて、採点も終わるまでに20分ちょい取られます。これでチェックできるのは1単元のみ

 

ここの子は何度も言うように土台がないので、同じことを毎日やらなければ、最後にやってから時間がたったことはすぐに忘れてしまいます

 

今週繰上りやったら、次の週には繰り下がりを忘れてる

 

なので繰り下がりを次の週徹底的にやったら、その次の週には繰上りを忘れてる・・

 

こんないたちごっこが始まってしまいました

 

 

⑤総括

 

100マス計算は、ある程度能力があり、計算が得意な子どもたちにやらせる分にはとても効果的だと思います

 

自分も子どもの頃毎朝親に100マスをやらされたおかげで、子どものころから計算は速かったです

(数学は苦手です><。計算だけできてもしゃーない ってことですね笑)

 

ですが、あなたが行くであろう、そして教えるであろう子どもたちに、それほどレベルが高い子はなかなかいないと思います

 

きっと私の学校と同じように、基礎がなく、自分が1から面倒を見るような子ども達だと思います

 

そんな子に100マスは難しい・・ 少なくとも私は非効率的だと思います

 

まあトータルで見ても2か月ほどしかやってないので、もっと続けてみたらわかりませんが・・(私は例え続けたところで、やっぱり時間に見合った効果は薄いと思います)

 

 

なんでそんな 効率!効率! 言ってるの? と思うかもしれませんが、

 

4年生・5年生の子に1から教え込むのです。時間はいくらあっても足りません

 

それに協力隊の任期もたった2年です!!(実際には2年もありません)

 

それに隊員は口をそろえて言いますが、任地では教科書をやってほしい という要望が非常に強いです(シラバスに沿って進めてほしいという事)

 

でも九九が出来ない子に、分数の掛け算なんてわけわかりませんよね?

 

それでも教科書をやってくれと言われます(とりあえず子どもの点数が悪くても、自分の仕事はしたと言えるからだと思います。点数が取れない子は理解しなかったその子の責任だと)

 

クレイジーですよね。 ですがそれが当たり前なのが任地の現状です。

 

つまり時間はいくらあっても足りない。限られた時間でいかに効率的にやるかが非常に求められているんです

 

 

 

まあこれで終わると、お前結局100マスディスって終わっただけじゃないか 怒

となると思うので、ここからが本題です

 

100マスより効率的にできて、効果的な手法とは何か??

 

 

 

 

    ③100マス計算の改善案

 

 

私なりの答え、そして私がやっている取り組みを今回紹介させて頂けたらと思います

 

 

 

その名も

6色筋肉(英名:6 muscles )

 

と呼んでいます (笑)

 

ネーミングは、どなたかが教材で使っていたのをパクリました

(名前なんて何でもいいんです)

 

これは、1桁の足し算・引き算・繰り上がり・繰り下がり・掛け算・わり算の6種類の計算能力を同時に鍛えられることから来ています

 

 

さて私が6色筋肉と呼んでいる紙がこちら

 

このように表に1桁の足し算・引き算・繰り上がり、裏に繰り下がり・掛け算・わり算

の項目があります。

 

f:id:kyouryokutaimath:20190217000902j:plain

普段は両面の紙です。1回で6単元復習できるようになっています

写真が横になってしまいすみません・・

 

何度かトライしたのですが、上手くいきませんでした

 

 

それぞれの項目にタイムと、いくつ間違えたかを記入する欄もあります

 

ちなみにエクセルで作りました

 

注目してみてほしいのは、パターンという項目

 

それぞれいくつパターンがあるのか書いてありますよね

 

そう、九九のパターン って以外にも36パターンしか覚えなくていいんです

 

1×数字 なんて、いちいちやる必要性ゼロなんです。だって簡単だもの。時間たっても忘れないもの

 

また、3×6と6×3、4×7と7×4 は一緒ですよね

 

こうやって同じものは1つだけ残して消していくと、覚えるべきパターンはたった36パターンになるというわけです

 

だから毎日毎日パターンを忘れないようにチェックさせる。そのためのプリントです

 

ちなみに4×7しかやってないと、7×4がすぐに出てこなくならない?

 

と思われる方ももちろんいると思いますが、結論から言うとすぐに出てくるようになります。要は訓練次第です。

 

ちなみにわり算のパターンも36パターンと書いてありますが、実際はもっとあります。紙のスペースの都合上、ランダムに選んで36パターンとしているだけです。

 

1桁の足し算・繰り上がりに関しては、1+2と2+1や、3+9と9+3のどちらも問題としてありますので、もっと効率的にやりたければ、1桁の足し算・繰り上がり共に、もっと問題を絞ってもいいと個人的には思っています

 

それではどうやってやっているかを、実際の様子の写真とともに説明したいと思います

 

 

 

まずは朝6時50分に全員着席させ(うちのクラスでは決まりです)、当日担当の班の子どもたち(うちのクラスではマネージャーと呼んでいます)が朝学習を行う準備を始めます(役割は、役割分担表を作りローテーションさせています)

 

全員に解答用紙(6 muscles)、答え、時間・ミス記録票の3点セットを配ります

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190217000614j:plain

答え。これも人数分あります。

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190217000030j:plain

記録票

 

 

うちのクラスでは、わり算から始めます。1単元ごとに何分以内で解答と採点を終わらすと決めてあります

 

(わり算→掛け算→繰り下がり→繰上り→1桁の引き算→1桁の足し算 の順でやっていきます。なぜ紙の裏から始めるかというと、1桁の足し算からやっていくと次第に集中力が切れていき、掛け算・わり算の難しい単元の際に頭が働くなっていくからです (笑))

 

マネージャーがタイムウォッチを手に取り、カウントダウンをしスタート!

 

みんな一斉に書き始めます

 

f:id:kyouryokutaimath:20190212033211j:plain

こんな感じで、マネージャーがタイムウォッチで時間を測っています

 

終わった子から手を挙げ、マネージャーがその子に対してタイムを伝えます

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190212033119j:plain

終わると挙手し、マネージャーがその子にタイムを伝えます

 

 

その子は記録票にタイムを記入した後、答えを見ながら解答をチェック

 

f:id:kyouryokutaimath:20190212034542j:plain

解答をチェックしているところ。これも決められた時間内でやります。

 

 

採点が終わったら、間違えた数をカウントした後、それも記録表に記入します

 

時間を決めているので、時間が来たら終了。次の単元に移行して、また同じように始めます

 

5・6年生では現在、

1桁の足し算・引き算・繰り上がり・繰り下がり→3分 掛け算・わり算→4分

 

でやらせてます。初めは、もう少し時間取っていましたよ。

 

丸付けもこの時間内に終わらせます。慣れてくればこのぐらいの時間内で、解き終わり&丸付けを終わらせることが可能です

 

これで必要時間は、計20分

 

もちろん子どもだけでやらせると、もう少しだらだらになるのですが(切り替えが遅い)、それでも30分朝学習用に取れば十分に終わります

 

最後にマネージャーたちが記録用紙と答えを回収し、元のように箱に戻して終わりです

 

毎週木曜日(ここ4週間くらい笑)にはテストを行って、丸付けも私が行い(もち子どもに手伝ってもらいます)、タイムが伸びた子、努力が見られる子、成績が輝かしい子(学校Top3)、全単元ノーミスの子には、ちょっとした報酬も用意しています

 

ちなみに子どもに丸付けをさせると、どうしてもチーティング(ずる)は起こってしまうので、私は基本的に記録票に書かれているミスの数は信用してません^^

 

その子の学力が知りたい時、ずるだと疑わしい時はその場で質問を投げかけてチェックします

(まあ先生なんて大体子どもがどのくらい出来るか知ってますから、嘘は見抜きやすいですよね)

 

まあずるできる環境だったらするでしょww(ちなみに日本の子ども以上にずるは横行してますよ。覚えていたら、理由はまた後日話したいなと思います)

 

でも3か月ほど続けると・・・

 

これだけ早くなってきます(これは私が採点した奴なので本物です笑)

 

f:id:kyouryokutaimath:20190217000030j:plain

クラスで出来るこの紙(5年生) ほぼ毎日やるので紙がボロボロ・・

使いまわしでごめんなさい (・。・; 

 

これは5年生のできる子の紙ですが、6年生では学習障害の子・転校してきた子どもを除き全員が全単元2分以内に終わります。

 

これは去年、出来ない子でも必死に拾い上げた努力のたまものです。

非常にしんどかった・・・ もう2度とできません 笑 

 

 

この6色筋肉を100マス計算で出てくるデメリットと比べていると、

 

①解くのに時間がかかる→問題数が少ないし、絞られてるのでそれほど時間がかからない

②丸付けに時間がかかる→問題数が少ないし、絞られてるのでそれほど時間がかからない

③そもそもゆっくりでも全問解ける能力がなければ、いくら100マスやったところでタイムが早くならない→重要な問題だが、未解決

④1日に複数単元をチェック出来ない(1日に繰上りと繰り下がりや、掛け算と1桁の足し算等)。理由としては一度行うのに時間がとられ過ぎるから。→1回でに全単元を復習できる

 

 

③の多少ゆっくりでも全問解ける能力がなければ、いくら100マスをやったところでタイムが速くならない 以外、問題は解決されました

 

しかし③をどうやって解決するかがとても大きな問題であり、協力隊員が頭を悩ませるところ

 

6色筋肉も結局、時間内に解き終わって、ほぼ正解であってくれなければ、いくらやってもタイムは伸びません(正直)

 

ではどうやって子どもにパターンを覚えさせるか・・・

 

その取り組み(フラッシュカード)は、また別の機会にお伝えしましょう♪

 

 

 

ーーーーーーー余談ーーーーーーー

 

 

土曜日担当のSaayaが、日本から持ってきて役立ったものを紹介されていたので、その返信として

 

 

日本から持ってきたものは折り紙だけで、分数の考え方 を教えるときに使用しました

(私ではなく、任地訪問してくれた他の隊員が教えるときに使っていました 笑)

 

子どもも楽しんでいたので、良かったのかなと

 

自分の授業では、特段教具 を用意することなく、黒板に絵等を書いて、子どもに説明しています・・(見るに堪えない絵です)

 

このあたり、教具の創造性が足りないのは自覚しています・・><

(教具を準備するめんどくささが、先行してしまう・・)

 

でも南アフリカ共和国も、日本と違ってマグネットが黒板に引っ付かないので、練りけしを持っていくアイディアはいいですね♪

 

今後派遣される人は絶対に持って行った方が役に立つと思います!!!!

*1:貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える 参照

タンザニア~ころころたまご~

-ほぼ♡毎週土曜日はSaayaの日―

 

Aina za Namba(数の種類)」

 

日本でいう「整数」の単元です。

 

偶数・奇数、倍数・約数のお勉強に入っています。

 

ただ、「2で割り切れる」「2で割り切れない」といった

 

そもそも割り算の概念が理解できていない児童が多くいます。

※昨年度実施の学期末テストでは、第5学年を終える時点で2位数÷1位数の正答率は29%でした。

 

視覚的にとらえられるよう、教材を工夫したいところです。

 

が、黒板の勝手が違います。

 

日本では当たり前のように使っているマグネットが使えません。

 

そこで、大活躍

 

練り消し

(若干暑さに弱く粘り気が出てしまうことも)

f:id:kyouryokutaimath:20190213161212j:plain

これから日本出発予定で、アフリカで算数教えようとしている方がこれを見ていたら、参考までに!

 

 

そして、今回の教材はMayai(たまご)」

f:id:kyouryokutaimath:20190213161116j:plain

 

教材を作るにあたっては、

 

・児童にとって身近なもの

村には、鶏があちらこちらお散歩している日常

f:id:kyouryokutaimath:20190215231459j:image

 

・時間をかけずにつくれるもの

花でも 果物でも たまごでも、得られる結果はほぼ同じ

 

を意識します。

 

導入では、手遊び「ころころたまご」スワヒリ語Ver.で紹介しました。語感よく、簡単に訳せます♪

 

教室の雰囲気も和みました。

 

以下、日本から持ってきてよかったもの

《学校編》を紹介して終わります。

 

1 練り消し

2 ピグマックス、プロッキーなどのカラーペン

3 布ガムテープ

 

カラーペン、布ガムテープは自身の教材づくり、その補強で使っています。

 

国が違えば、必要なものも違うと思います。

そこのところ、他曜日担当の方教えて~☆

タンザニア北部まで来て1年ぶりの・・


また1週間が過ぎました。タツです。

今回は・・・

                 単位

について。

今回長い話になります(;^ω^)

 

皆さん単位と聞くと何を思い浮かべますか?

m(メートル)?  kg(キログラム)?  はたまた秒?

色々あると思いますが・・

ここで広辞苑

 

1. 長さ・質量・時間など、ある量を数値で表す時、比較の基準となるように大きさを定めた量。

2. 一つの集団・組織などを構成する基本的なひとまとまり。物を量ったり、数値で表したりする時に基準としたひとまとまりの量。

 

などなど

 

メートルなどは1番に当てはまりますが・・・

今回話を進めたいのは2番。

例を挙げると、「クラス単位」「単位面積」などで使われます。


いきなりですが中学数学の問題

Q.4点 (0,0), (0,4), (3,4), (3,0) で囲まれる図形の面積は?

 

長方形ですから答えは12ですよね。

 

中学生の頃の自分

「12cm^2(平方センチメートル)じゃないの? 単位付けないとピン(バツ)だって言ったの先生じゃん!」

と生意気にも教師の解答に反論してました(笑)

先生がなんと答えてくれたか忘れてしまいましたが・・・

(今タンザニアの生徒にこれ聞かれると答えられるかな・・)

 

 たとえ一マスの一辺が1cmだろうと3cmだろうと、「単位面積」が12個あるって話ですよね。
因みに単位面積とは「大きさが1の面積」です
あまり書くとややこしくなりますが、別に正方形でなくても構いません。

縦2、横1/2の長方形でもいいですし、
半径1/√πでもOKです。

単に正方形だと考えやすいから、という理由で中高生の頃は「一辺が1の正方形を単位面積」としています。

さてさて
寄り道が長くなりましたが・・

ここでもう少し寄り道を(笑)

ちょっと難しい話が入ってくるので、「わからん」って方は飛ばしてくれて構いません。


大学数学の中に「群(環)論」という分野があります。
あまり省略しすぎると専門家等色々な人から突っ込みをもらう羽目になりますが・・・
(後、数学から離れてもう1年(!)経つので忘れてる部分もあるかも・・)

簡単に言うと

かなり抽象的なものを扱っていますが、群(環)論の中の一つの具体例が高校生までで習う演算(加減乗除)になります。

用意するのは「集合」と「演算子

具体例を挙げると

「集合」は自然数の集まりや実数の集まりや偶数の集まり、などです(数字の集まりですね)
演算子」は足す引く掛ける割るです。

で、その「集合」と「演算子」で「群」になっている条件に、単位元が存在する、ってルールがあります。
(すみません、かなりわかりやすく書いているつもりなのですが、如何せん久しぶりなものでかなりウキウキしながら書いております・・・(;^ω^))

単位元とは・・・
(具体例を考えたい場合は以下「元」という言葉を「数字」に置き換えてください)
「その集合の中にあるどんな元に対しても、ある元が存在して、演算子で計算しても不変にできる元」
です

(。´・ω・)?ってなった方、それが普通です(笑)。
たいがい数学勉強している方はおかしな連中です。

改めて具体例を挙げると・・

集合を「整数」、演算子を「足す」にした場合、単位元は・・・
0(零)
です。
どんな整数に対しても「+0」をすると元の値と不変ですね。

集合を「実数」、演算子を「掛ける」にした場合、単位元は・・・
わかりますか?

1
です
どんな実数に対しても「×1」をすると元の値と不変になります。

はい、お疲れさまでした。
大学数学は以上です。

一見何の関係もない「単位面積」単位元ですが・・・

両者に共通しているのは、最初に「単位」の説明をした時に出てきた

              「基準」

となっているんです。

面積は先述した通り。

 

単位元は・・・、

(なるべく専門的な話を避けたいのですが( ̄∇ ̄;))

ちょうど「半分の場所」と考えてくだされば・・・いいかな・・・

加減法では、比例y=xのグラフ。

乗法では、反比例y=1/xのグラフ

がそれにあたるかもしれません。

比例は原点0、反比例(xは正)は(1、1)で折り返しが付きます。

 

さて


前置きがながーーーーーーーくなりましたが

なお、ここからは単位元の話とは一切関係ありません。


実は昨年末、生徒に面積の求め方を教えていました。
(本当は小学校でも習っているんですが、如何せん使用言語が違うので改めて説明)

その時に単位正方形を用いて説明しました。
その後休憩時間、とある生徒が負の数の計算方法を聞いてきました。

いつもなら数直線を書いて
「プラスはどっち?引くってどっちに動くの?」
と質問するのですが、

ふと日本にいた頃の研修を思い出し
たまたま持っていた単位正方形を出して

「これ(単位正方形)って1って意味だったよね。
 これを数直線上に置こうか」

と話を切り出しました。

プラスは右側、マイナスは左側は念のために確認。

「プラス1ってのは、もし右側に何もなかったらこれを1つ置く。既に右側に正方形があったらそれを1つとる。」

というルールを出しました。

日本の小学1年生の、本当に足し算引き算を習い始めるものの延長ですかね?


ちょっと解説をすると

+2+1の場合
0を基準として最初に2個正方形を右側に置く。
その後+1は、既に置いた正方形の右側には何もないので1個正方形を置く。
右側(プラス)に何個正方形がある?
→+3

f:id:kyouryokutaimath:20190215010352j:plain
f:id:kyouryokutaimath:20190215012158j:plain

-2+1の場合
今度は左側に2個正方形を置く。
その後+1は、-2の位置からだと既に右側に正方形があるので1つ取り除く。
どちらに何個正方形がある?
→左(マイナス)に1個

f:id:kyouryokutaimath:20190215012219j:plain
f:id:kyouryokutaimath:20190215012241j:plain

という感じでした。

 

自分でも教えていて(というか今書いてても)

ちょっとわかりにくかったかな、と思いましたが

 

ここでわが校の生徒のすごい所。
なんとこれで瞬時にわかる子がいる。

いや、いつも数直線書いて指で
「はい、右に何個進んで・・左にいくつ進んで・・」
をちょっと可視化しただけなんだけどな・・・

ここで自分の悪い所。
「あれ?じゃあ結局、面積と負の数って考え方は本質的には同じものなんじゃない?」
(↑何を言ってんですかね)

もしかしたら、-1という数字を「見ることが・数えることが」できないから今までわからなかったのかな(*_*;

 

鉛筆は1本、2本と「見て」数えられて、足し引き算ができる

12本集めた1ダース

これも新しく数える「基準」を作っているんですよね・・。

ダースも1つ2つ(個?箱?)と数えることができる・・・。

 

まだまだ数学知識に乏しいと思える自分なりにですが

負の数にも「単位なんたら」という概念を覚えたら計算しやすくなるのかな

と感じてしまいました。

 

因みに他の生徒に教えるとわかる子とわからない子が・・

そりゃそうですよね。
万人にわかる説明なんてないですよね・・
(いやあるかもしれませんけど)

とりあえずこれは授業中には用いず、土曜授業や休み時間等、暇な時間に使用することに決定。

半分自分の趣味にお付き合いいただきありがとうございました( ̄▽ ̄)
次回は分量を減らします。

いや書く気力が・・ね

地道にやるしかないですよね。

こんにちは!火曜日担当,ナミビアのれーねです。

 

1月はついに1日も雨が降らなかった任地。

しかーし,先週から夕方になると雲行きが怪しくなり

最近は18時頃から毎日豪雨です。すごい音‼ほんまに‼‼

昨日は夕方から今朝まで停電・・・協力隊ぽいですね笑

 

さぁ、今回は「基礎計算力の向上」のために

実際どんなことに取り組んでいるのかについて。

 

この取り組みを勝手に「Calculate challenge」と名付けました。

ではその内容を紹介していきます。

 

① マス計算

本の学校でもよくある100マス計算。みなさんもやってみたことが

あるんではないでしょうか?日本で先生をしていた時も取り組んでいました。

なぜマス計算が人気なのか・・・

やっぱり,取り組み易く,

どれだけ伸びたかが自分で分かりやすい からかと思います。

 

わたしの学校では,ほぼ毎日算数があるんですが,1日に1コマの場合と

1日に2コマ連続である場合があります。

今日は5年生が1コマ,6年生が2コマ。

明日は5年生が2コマ,6年生が1コマ。のような感じです。

計算だけに集中できる時間があれば良いんですが,そうもいかず。

教科書の内容も進めないといけない・・・

 

ということで,

マス計算は”2コマ連続の日の授業の始め”に取り組むことにしています。

しかし!100マスは到底無理!!時間がかかりすぎる!!

そして集中力も持たない・・・

そこで,20マス計算から始めてみました。

始めは足し算でやり方を理解してもらいます。

たぶんマス計算は多くても40マスが限界かと思います

マスを増やすより,何度も同じ段を繰り返す方が彼らには良いのかと。

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190212144525j:plain

 

計算中はパソコンにストップウォッチ機能があるので

それを利用して,時間を意識させてます。

こっちの子たちは普段時間に追われることがない‼

というか,教室にもどこにも時計はありません

時間を気にしながらセカセカと計算してます^^b

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190211200547j:plain

 

 

終わったら,こんな記録カードにタイムを記入。

GOALは,「時間内で終わらせる」「間違い0」など

日によって変えています。達成したらニコニコマークに〇します。

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190211201129p:plain

 

今年から始めて1か月ぐらい経ちましたが,

「今日はCalculate challenge?」と子どもが聞いてきたり,

時間内に終わった‼と嬉しそうな顔を見られるようになったり。

答え合わせも自分たちで出来るようになってきました。

 

f:id:kyouryokutaimath:20190212145446j:plain

 

この方法がこの子たちに合っているかはまだ分かりませんが,

定期的に到達度をチェックして試行錯誤していきたいと思います。

 

長くなってきたので,もう一つの取り組みは来週‼それではっ!

 

 

 

なぜ協力隊に応募しようと思ったのか *新卒・または現在在学中で悩んでいる方、必見* 新卒参加

     どーも月曜日担当のカオルです

 

月曜日に投稿しようと思っていた記事が、間違えて日曜日(日本時間で)に投稿されてしまったため、焦っております・・

 

やばい・・ 月曜日用のネタを探さねば・・

 

写真等が必要なネタは、来週1週間の間に撮ってでしか準備できないし・・

 

と思ったところ、

 

この記事内容なら、写真要らないね! と思った次第でございます

 

さらに日曜日、ご飯を炊こうと思い、といで(漢字がわからない><)、水に浸していざコンロで温めようと思いきや!!!

 

停電かい!!!

 

 

 400cc無駄にしたショック・・・

 

このタイミングで()くるんかーい

 

 

と、まあこの話は置いておいて、

 

 

 

 

この記事では、新卒で参加するか迷っていると思っている方が、少しでもこんな経緯で参加したよー という1経験談を参考にしてくださればいいなと思います・・

 

それにこの手の新卒参加の記事は、自分も在学中に悩んでいるときに一番多く検索した記事なので、それらの先人たちの記事も踏まえて参考にしてくれればなと思います

 

(ちなみに今は 協力隊・新卒・就職)でよく検索しています (笑

 

 

 

さて、今回はがっつり話しますよ!!!

 

 

①小学校~高校時代

②大学時代

③協力隊として実際に参加してどう思っているか(任地に来てから半年)

④総括

 

 

①小学校~高校時代

 

協力隊って、海外に行くボランティア精神豊富な若者 がいくんだよねー

海外に行く勇気がなかなか出ないなー 恐いとこでしょ?

 自分はあんまりボランティアする イメージがわかないなー

 

 

というそこのあなたに朗報です

 

私も別にボランティア精神が豊富なわけでも、海外志向がめちゃめちゃ強い環境におかれていたわけでもありませんでした

 

 

両親ともに会社勤めの家に1人っ子として生まれました(別に1人っ子と決められて生まれたわけではありませんがww 結果1人っ子です)

 

小学校卒業とともに中学受験をして、都内の中高一貫校の私立へ進みました

  

中高時代は男子校だったので、もう無ですね (笑)

 

というのはまあ半分冗談で、仲がいい同年代の友達を何人か作ることが出来ましたし、良い先生にも巡り合えました(男子校おすすめですよ♡

 

大学に進むのは自分の学校では当たり前で(生徒の100%が4年制または6年制の大学に進みます)、自分も受験勉強をして大学に進みました

 

学部を選ぶ際に、自分が何になりたいかな? と考えますよね

 

私の場合は、「先生」でした

 

また周りからも「子ども好きだし、小学校の先生がいいんじゃなーい♡」

 

と言われて、自分でもなんとなく、小学校の先生が向いているのかな? と思って初等教育学部がある私立に入学しました(国立に行ける頭と時間はありませんでした)

 

大学に入るまでは、親との海外旅行で、バリ島(インドネシア)やハワイ・グアムに旅行で行ったことがあるくらい(小さいころでもはや記憶がない)で、海外=危ない と思っていました

 

英語も受験時から苦手だったので、全く話したこともありません (笑)

(センター英語130点くらいでしたww)

 

また性格も結構内向きで、勉強嫌い・アニメ好き・旅行嫌い・国内でも旅行する意味が分からない(なんで景色写真で見られるのに、旅行行くの?)

 

という、典型的な拗らした子どもでした^^

 

 

②大学時代

 

大学1年生時は、普通の大学生のように、サークルに入りだらだらと時間を過ごしていました。友達とオールしたり、大学生の「新しい環境」をぬるぬると、楽しいような・でも時間を無駄にしているような 感じで過ごしてました

 

転機が訪れたのは大学2年生の春に自動車免許を取ってから!!

 

友人と2人でゴールデンウィークを使って、北陸地方車内泊の旅へ出かけました

 

目的もなく、宿もなく 親の車を借りて、完全にただの思い付きで行きました ><

 

その時に感じたのが・・

 

朝日 って綺麗だなー 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190210021811j:plain

さすがに北陸時代の写真はなかったので、ゴゴゴの夕日を (笑)

 

直売所のおばちゃん、大学生ってなると話聞いてくれるしサービスしてくれるし優しい

 

腹が減った時にかぶりつく果物おいしい

 

誰もいない夜の道を走るとめっちゃ恐い・・

 

秘境の温泉最高!!! 裸で川にも入れるぞ!!

 

 

みたいな、自分にとっては普段の大学生活では得られない刺激でした

 

今まで、旅なんて時間の無駄じゃない? 景色なんて写真で見ればいいでしょ

 

と言ってた人間から一変、

 

やっぱいかないとあの美しさはわからない つらいから楽しいんだなー

 

みたいな狂った事を言うような人間になりました 笑

 

その後、大学2年生の夏休みには同じ友達と、車内泊で今度は北海道へ10日間行ってきました(本土から北海道へは青森と大間から渡れるんです)

 

この旅でもっともっと旅が好きになりました

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190210023004j:plain

宗谷岬(北端) の朝日

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190210023034j:plain

網走刑務所

 

 

そして北海道で出会ったライダーさん(北海道を走っているバイク乗りはどうしてあんなに気持ちよさそうに見えるんでしょうか・・)達に影響されて、

 

バイクの免許を取り(中型→大型 と遠回りに取りました)

 

そのあとはバイクで狂ったように、全国各地を走り回ってました (笑)

 

 

あるフェリーの中であったバイク乗りの人に、君どのぐらい走ってるのと聞かれ、

 

去年、年間25000kmぐらいですと答えたら、

 

君保険の等分知ってる? 1万キロ~ が最高でそれ以上の区切りはないから・・

 

と言われたこともあります><

 

でもまあもっと走ってる人が、バイク仲間には居るんですけどね・・

 

バイク旅でも旅程を決めていく っていうよりは、とりあえず阿蘇山行ってみたい とか とりあえずイカ食べたい みたいなぼんやりとしたイメージを持って、前日に走るルートを決めてぶらぶら旅をしてました

 

学生なので、春・ゴールデンウィーク・夏・冬 全部合わせて5か月ぐらい休みがありました (笑) 今計算したけど多い・・

 

こうやっていろいろ日本各地を周ってたら、行ったことがない県は卒業時点で、佐賀・長崎・福井 の3県になりました

 

 

f:id:kyouryokutaimath:20190210035844j:plain

自分の乗っていたバイクの画像がPCにないので、海外で乗った際のバイクの写真(協力隊応募後・4年夏)

 

またバイクに乗っていて良かったことの一つに、大学のボランティアサークルでは出会えなかった、異色(世間一般で言うと浮いてる?)の人たちとの出会いもあります

 

これは今でも感謝している点で、年上の人・先輩含めて今でもお世話になっています

 

そんなこんなで旅をするのが好きになっていくと、心にちょっとした変化が生まれてきました

 

 

 

それは「とりあえずやってみる。やってダメでも新しいことは経験になるし、長期的には経験としてもプラスになる」 というメンタルでした

 

 

そんなこんな車とバイクで各地を遊びまわっていた3年生の春休み、母親からこんな提案をされます

 

 

お金出してあげるから、春休み暇ならフィリピン留学(セブ島)行ってみれば?

 

母親はママ友に影響されてそんなことを言い出したようです

 

まあそのころ「まあとりあえず行ってみようかな。経験にはなるし。海外1人で行ったことないけどww」

 

と思った私は不安だが行くことに、

 

 

結果1か月間行ってみて得たこと

 

①海外意外に恐くない

②英語出来ないけど、意外に通じる(単語さえ知っていれば。受験感謝)

③フィリピンたのぴーー!!

 

と50万円はこの3つのことのためだけに使われました ^^

 

その後、3年の夏・冬休みとバイクの楽しさにはまっていましたが、大事なことを常に考えつつも、結論が出ないままでいました

 

それは・・・

 

 

 

   お前就活どないするねん!!!

 

 

 という事でした

 

企業就職の人は3年の夏にインターンシップに行くことが多いです

 

教員採用試験の勉強も、3年の冬ぐらいから始めないといけません

 

一応教員免許は小学校&中高社会 が取れるよう、大学の授業を履修していたのですが、私のメンタルは覚えたての遊び(バイク)にはまっている絶頂期でした

 

大学も総合大学で、いろいろな人とのつながりも出来た自分は、いろんなタイプの人に出会えるいい経験も出来ました

 

教育実習も小学校は3年の春に行っており、教員の仕事がどんなものであるかも体験していました

 

そこで思ったのが、

 

      拙者、働きたくないでござる

 

の一言につきました

 

半分冗談で、半分ホントです。すぐに働きたくありませんでした。

 

え? 根性が腐ってるって? でも自分が嫌いな仕事をするのではなくて、好きなことだけして生きていけたら最高だと思うんですけどね・・

 

教育実習で思ったのは、

 

朝早く起きて、学校の子どものために朝から晩まで仕事して、夜は遅く帰ってきて疲れ果てて就寝。疲れすぎていて、自分の時間は無し。休日も2日のうち、1日は回復期間

 

こんな生活を1年後から送れるか? と3年生の冬休みの時点で考えました

 

結論は無理。やだもっといろんな経験したい。

 

となりました・・

 

でも親はもちろん大学を普通に卒業してすぐに働くことを望んでいましたし、学友もそれが当たり前という考えでした(ほとんどの人が働きたくないのは共通です)

 

私もそれが当たり前であるのは知っているからこそ、何か抜け道がないか と考えました

 

例えば、

 

休学して留学。

 

親に聞くと勉強したいのなら費用は考えてもいいと。大学の留学フェアにも顔を出してみたのですが、GPA(成績みたいなもの)が低すぎてどこの海外の大学も難しそうでした(笑) 

笑えないけど・・・

 

 

まあ大学1年時にまさか自分が留学したくなるとは思ってなかったので(海外志向ゼロですし)、GPA低いわ という感じです・・(勉強熱心なタイプでもないですしね)

 

そんなことをしているうちに、4年生の3月に。もう就活するにしても少し遅いですし(3月から就活開始です)、教員採用試験の勉強にしても今からでは、本気でやらないと終わりません

 

でも就職したい業界もないし、教員にもなりたくない

 

そこで起死回生の一手として海外にボランティアに行く」という謎の手を考案します

 

 

これなら、①海外で経験を積める ②大学卒業後すぐにかっちり働かなくていい

 

と2点セットを抑えています・・

 

自分では、ナイスアイディアだと思ったのですが with 不安

 

親に相談すると

 

「ふざけんな!!! まじめに考えろ!!!」 

 

とのこと

 

まあ考えも「海外でボランティア」という フワ~ っとしたものですし、当然です

 

まあでもそこは親ですから、真剣に子どものことを考えてくれました←

 

「民間のボランティアでいくよりは、青年海外協力隊 で行った方がいいんじゃないか」

 

「帰国後の就職の面とか考えても、国が運営するボランティアと民間運営のボランティアじゃ違う」

 

とのことでした(あくまでも私の親の考えです)

 

ここで初めて青年海外協力隊 を知る自分

 

また親の意見も確かに理にかなったものなので、少ない気力を振り絞って説明会にも行ってみます

   (大体大学生の一部はこんな感じで自分の人生に投げやり的です・・)

 

(協力隊の募集は春と秋の2回あるのですが、春は3月ごろ・秋は9月ごろに説明会が全国各地で開かれます。もっと知りたいなって思った方は自分で調べてくださいね。多少の手間を惜しまず調べたあなたはきっと、隊員になれるでしょう^^

 

説明会は「とても良く」 これはほんと、とても刺激を受けました・・

 

これはほんとです。実際の隊員としていった人の話も聞けるので、とても影響を受けられます。

 

なんていうんだろう・・ これをやってみたい! って思う、心が震える説明会でした

 

今まで企業とか教員とか そういうものに心が震えてこなかったのに、説明会ではこれをやってみたい! と初めて思えました

 

そこで就活は協力隊1本で行くことに

 

大学4年生時に、5月の春募集に応募

 

ネットで、「協力隊 新卒」「協力隊 新卒 合格方法」とか調べまくって一喜一憂してました

 

職種は、「小学校教育」で応募

 

これは免許が必要な要件が多いので(免許がいらない要件もありますよ!)、少しでも受かりやすいと思ったからです(小学校の免許を持っていて得したこと)

 

そんなこんなで、健康診断も合格(不整脈とかありましたけどね・・)、面接も無事合格できました

 

今回はただ、どんな経緯で協力隊に応募したのかを書きたかったので、どんなことを聞かれたかとかは置いておきます

 

でもまあ協力隊として実際に任地に来て、聞いた話も踏まえると

 

①健康診断がめっちゃ大事

②ESで落とされるのはまともに文章が書けてない場合

③①・②さえクリアできてれば、国や職種はわからないけど、とりあえず協力隊員になれる可能性は非常に高い

 

 とのことです

 

だから「新卒は落ちやすい」とかそういう記事は読むだけ時間の無駄です

 

実際私が参加した2018年度1次隊180人ほど中、50人くらい新卒ですしね

 

あなたにやる気と健康さえあればどんなに技術がなくても受かります!!!

 

だから自信を持って♪

 

(自分も受かるまで不安しかなかったですけどねw)

 

ちなみに協力隊落ちたら、秋募集 or 大学の秋学期を休学しようと思ってました(そして翌年就活)

 

 

 

③協力隊として実際に来てどう思っているか

 

「海外での仕事」に対して憧れはありましたが、実際に住んでみるとここにいることが当たり前になるので、それほど特別感はありません

 

また教員の仕事も慣れると、ボランティアとしてきている分活動に限界もあり、だんだんとマンネリ化してくることもあります(人によるんですけどね!)

 

帰国後の就活は未だに不安です (笑)

 

でもここでの生活は日本では絶対に体験できないものですし、ここでの新しい出会いが次の自分を作っていくと思います(隊員との交流もいろんな人が協力隊員に入るのでとてもいい刺激になります)

 

だから自分のやれるだけ精一杯やって、仕事にもその姿勢で取り組めば、きっと道は開けてくると言い聞かせてます

 

逆に手を抜いたまま2年間だらだら過ごすと、その時間は無駄ですしね

 

       何事も本気で取り組めば、

      きっとあとで自分の役に立つ! 

 

と毎日はいかないものの過ごす日々であります・・(なんやねん)

 

 

さて、いかがでしたでしょうか

 

これはあくまで私の考え、私の経緯です

 

協力隊にもいろんな経緯の人、いろんな考えの人がいます

 

だから私の言葉が言い過ぎ って感じる人も、その通りだ という人もいると思います

 

でも別に誰かを傷つけようと思って書いているわけではないので、笑ってやってくださると幸いです

 

 

この記事を何かヒントが得られないかな? と思ってみてくださった方、ありがとうございます

 

この記事が少しでもあなたの人生に役に立ったなら、道しるべとなれたのなら幸いです

 

 

徒然なるままにーマユミー

日曜日ですね。

 

サザエさん症候群にかかりたくてもかかれないマユミです。

 

サザエさん見たい

 

 

現地からお伝えします。

 

そうそう奥さん、最近任地の人たちの耳の良さにびっくりですよー。

まず会議で話す声が、これでもかってぐらい小さな声なんですよ!!

 

まるで小鳥のさえずり

 

いや、囁き

 

むしろ、ウィスパー・ボイス

 

 

職員会議でも、ウィスパー・ボイス

 

ワタシは何言ってるか全然聞こえない(現地語理解できない)ので、先生たちが携帯を見る回数を鋭意数えているのですが、

誰かが独り言みたいに発言する声をみんな拾うんですよ。

 

正確に。

 

人間ってすごい!!

                  

でもでも!!

どんな辺鄙なところにでも一村一バー制度(独断)が敷かれるこの国。

 

音楽大好き踊り大好き

 

だからバーで大音量で聞いているはずなのに、耳悪くならないんですよね。 

不思議ですよね、ワトソン君。

 

 

耳がいいのはそうなんですけど、これがまた目もいいんですよ!

人間の耳と目ってつながってるんですか?

 

100mくらい離れてても平気でマユミってよばれたりしますもんね。まっマユミではないんですけど!

f:id:kyouryokutaimath:20190210234556j:plain

目標物はこんな距離(※イメージ)



 

 

さらにさらに!

 

田舎度100なので周りに何にもないんですけど、そのかわりに夜空の星がものすっごいきれいなんですよ。

 

 

そうすると、任地の人たちはワタシが見えない星まで見えるわけですよー

♪見えないものを見ようとして~♪ 

日々ワタシの透視能力が磨かれているわけです

 

 

 

……また次回!!