タンザニア~スケッチブックでフラッシュカード~
ー久々の土曜日はSaayaの日ー
只今、配属先の小学校には、12名の教育実習生が来ています。
実習の期間は、1か月間。
受け入れる側の先生たちも、模造紙を使った教材を用意していたり、チャパ(体罰)を控えたり、本来あるべき教育活動(?!)が行われています。子どもたちも、のびのびと過ごしているように私の目には映ります…気のせいかな。教育実習生は、歌って、体を動かして、様々な工夫をしています。集団から外れている子には、優しく声を掛けます。フィンボ(棒)は使いません。
そんな、いい風吹く校内で、
「もう年中、教育実習生受け入れればいいのに!」
と心の中で叫びます~
もちろん、自分自身への戒めも込めて。初心忘れるべからず!!
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さて、四則演算の定着のための、フラッシュカードはよく聞きますが、
今回はスケッチブックを使った、とても画期的なフラッシュカードを教えてもらったので紹介します~☆
スケッチブック…タンザニアの文具店では、なかなか見つけられないので日本から持ってくることをおすすめします!
制作時間は10分ほど。めくるのに便利なインデックスをつけても15分ちょっとでできます。
私の使い方は、座席の列ごとでタイムを競います。
・一人ずつ、式と答えを声に出していく。
・答えが違ったときは、全員で正しい答えを復唱する。
・列の全員が、一周言い終えたところでタイマーを止める。
すらすら言える子には、自信もってもらいたいし、つまずいて言えない子には、悔しい気持ちをもってもらいたい。できている友達を見習うって大事なこと♡
この教材のアイデアをくれたのは、バスで2時間離れた同じ州内の小学校で活動する隊員。彼女は、日本の学校で特別支援学級をもっていた経験があり、専門は体育、養護教諭と多才!色々なバックグラウンドの人たちと関わりながら、情報を共有できるところは、協力隊として参加していて面白いと感じます。