青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

タンザニア北部 最近の授業

金曜日担当のタツです。

先日、学校内でディベート大会がありました。

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毎週水曜日の放課後、題と発表者を事前に決めてディベートを行ってますが
 
これは他校との交流
(赤服が他校。因みに過去にJOCV派遣経験あり)
 

題は
「科学の発展は幸福をもたらすか」
 
 
 
わお
 
結構しっかりした?内容( ゚Д゚)
 
 
 
自分としては結構面白く聞かせてもらいました。
 
(半分過ぎたところで大雨となり、やむを得ず中断..)
 
 
 
 
空き時間、自分は後何回授業できるのか数えてました。
 
なんと50日(10週間)をきってる...
 
そろそろ活動をどのように終わらせるか考えねばなりません(*_*;
 
 
 
 

以前にも書きましたが、
 
現在自分は3年生を担当しており、理系と文系に別れてます。
 
で、進度というか、難易度をクラスごとに変えてます。
 
(つまり2倍の授業準備..)
 
 
 
でも自分としては、これはやりやすい。
 
 
 
で、授業をしてて
 
 
 
楽しい(*'ω'*)
 
 
 
理系の子は、どんどん質問してくる
 
というのも、今年から転校生がはるばる西の地域からやってきました。
 
 
聞くと、うちの化学先生の弟さん。
 
多分、兄が教師とあってか、相当成績がいい。
 
勿論数学も。
 
 
 
その子が質問を遠慮なく、授業中にしてきます。
 
 
さて、それを見聞きしていた、学年で一番数学のできる女の子。
(前回書いた、数学で唯一評価Bを取った子)
 
負けじと質問をしてくるようになりました(笑)
 
去年(授業外を除いて)そんなに質問してこなかっただろ(;^ω^)
 
でもいいことだ( ̄▽ ̄)
 
 
 
因みに1月末に行われた定期試験では
 
女の子の方が3点差で勝利。
 
いいライバルだね(^^)
 
 
 
片や文系の方は
 
授業はまぁまぁゆっくり進めて
 
もう難しい問題(文章題とか)を解かせず、
 
基本的な計算等を教えてます。
 
寧ろ、3年生の内容よりも1,2年生の復習に時間を割いてます。
 
数人は内容を覚えているので、
 
その子たちには別に「少し」難しめの計算を与えます。
 
一応今のところ、これがいい感じ。
 
 
 
 
 
これまた賛否両論あると思いますが
 
今年になってから自分は
 
「来年ある国家試験でいい点を取らせる」
 
に重点を置いておらず(当然来年どころか、半年後に去るのでこれは他教師に委ねる)
 
「自分の授業でいい点を取らせる」
 
ようにしています。
 
 
 
 
一番わかりやすいのが定期試験。
 
前回の試験、そして来週ある定期試験。
 
どちらも、事前に対策プリントなるものを作成して授業中にさせました。
 
 
わかる子はわかってますが その対策プリント
 
 
定期試験で出る問題とほぼ同じ。
 
 
なんなら数字を一文字も変えず出している問題も(笑)
 
というわけで、前回は70~90点台が5人程出てきました。
 
 
 
つい先日、来週のための対策を渡して授業中に解かせたので
 
もう少し点がいい子が増えるのを期待。
 
 

因みにそれを解かせている間はおしゃべりOK。
 
何なら、自分が英語で説明したのを他の友達に現地語で教えて
 
説明することでより理解が深まってほしい願いです。
 

その他にも去年から始めている小学校との活動で
 
協力してくれた子にはちょっとしたプレゼントも。
 
これも一応「評価」してます。

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と書き綴っていたら
 
この子達とももうすぐお別れかー、と
 
少し寂しくなりました(>_<)
 
 
最後の活動で、何か思い出に残るものをやりたいなー、と考えてます。

ではまた次回。

南アフリカ共和国 ~子どもを1人ずつ紹介していくよ♪~

 

どうも~ 月曜日担当のカオルです

 

今週は大雨の影響で月~水曜日に、多くの先生方が学校まで来れず(雨が降ると橋が沈んでしまったりします)、学校がありませんでした・・

 

 

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家の前の道

 

 

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家の中もあちこち雨漏り・・

 

 

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家の敷地にあるトウモロコシもそろそろ収穫かな?

 

 

他の先生は来られなくても、僕の家は近いので出勤して、学校に来た子どもたちへの対応をしていました。

 

う~~ん。家が近いのも便利だけど、こういう時に雑用担当になってしまう・・

 

なので実質授業を出来たのは木と金のみ。

 

トホホ・・><

 

 

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こんな感じで学校に来る子どもも

 

 

再来週には隊員報告会で首都に上がり(水~土曜)、帰って来た週にはテストが始まります。7年生は教えてる範囲が終わりきれなそう。まあいつものこととはいえ、7年生の内容は難しいので、これからにも繋がってくる内容ですし、終わらせたかった。

 

 

 

 

 

さて、

 

日の企画は、

 

その名も、「子ども紹介 at  Gogogo Primary」

 

 

今まで協力隊の活動とか、学校全体の話とか、授業の内容とか、そういったものに焦点を置いてブログを書いてきたので、今日は子どもたち1人1人に焦点を置いた話をしていこうかなと思います♪

 

子どもの名前を知らないと、一人一人に対しての認識が低下しますが、彼ら一人一人にも名前があり人生がもちろんあります。今日はこの記事を読んだ後に、ちょっぴりGogogoの子どもたちに感情移入して頂けたら嬉しいです^^

 

 

が認識(顔と名前がわかる)している子どもは、おそらく小学校内で120人ほど。大人となると、村人含めて20人ほどです←この少なさは問題。

 

普段教えていないちびっこ(年長さんから小学校3年生まで)は、ほとんどの子の名前を知りません。

 

言い訳を一つさせてもらうと、教えてないのに名前を覚えるのはキツイ・・

 

ちなみに先生方は、自分の教え子でも名前を知らない と言ったことは良くあります(笑)

 

そんなわけで、普段教えている子たち(去年も含めて)から数人を選んで、皆さんに紹介したいなと思います♪

 

 

 

~5年生の部~

 

 

①Tshilidzi(チリージ)

 

 

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Tshilidzi

 

彼女は良く言えば目立つ子。悪く言えば悪目立ちする子。

 

何をするにしても、いちいち行動が目につきます。

 

不思議なんです、同じ行動をしているのに、それがあまり目に入ってこない子と、彼女のように目に入ってきやすい子がいるんです・・

 

そしてちょっぴり多動。

 

元々頭は悪くないのですが、落ち着きと集中力のなさが学習を阻害していると思っています。

 

クラスではちょっと浮き気味。僕に対しては快活で、英語とチベンダ語のミックス(チベングリッシュと呼んでいます)でしゃべってくるのですが、友達との付き合いはあまりうまくなさそう。

 

おそらく相手のことを思いやる気持ちとか、何気なく相手を傷づけちゃったりして、そこから修復するのが苦手なのでしょうね・・

 

女の子なのに、謎の1匹狼と化しています(笑)

 

この子のお母さんも知っていて、すごく明るく、おしゃべりのお母さんです。

 

いつも見かけると話しかけてくれて、とても陽気な人なので話していて楽しいのですが、落ち着きのなさはお母さんからの遺伝な気がする・・

 

落ち着きが出てきたら学力も向上すると思いますが、それが来るのはいつになるのやら><

 

 

② Ndiene(ディエーネ)

 

 

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Ndiene

 

去年まで1年間教えていた男の子。

 

今年から町の私立学校に転校していきました。

 

賢くて、こちらの4年生にしてはある程度の集中力・落ち着きもあります。

 

また英語がとてもよく話せる。学年に1人はいる、「すごく英語話せるな!」っていうタイプの子です。

 

算数では才能があるほどではありませんが、きちんと教えれば出来るようになってくれます。

 

また宿題もある程度やってきます。

 

字が汚くて、ケアレスミスをするのが難点。

 

性格はおしゃべりで、すぐに他人のミスをチクってきます(笑) なので空気を読まずに、自分が話したいことを話す時もしばしば。

 

ですがある程度の責任感もありますし、善悪の話をきちんと理解できるので、指導はしやすいです。たまに調子乗って大ポカをやり、大激怒されるのは彼が通るべき道なのでしょう。

 

ちなみに僕のスマホの画面を落として割った張本人。

 

 

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スマホを壊す前に遊んでいる決定的写真

 

 

「自分は割っていない」とウソもついたので、絶対に許さない と最初、僕自身は思っていましたが、僕も怒りが長く続くタイプではないので、結局2日後くらいには普通に接していました。

 

そしたらまた、「先生、携帯見せて~」とか言ってくる始末。

 

ちった~ 反省しろ!!

 

 

③Mashudu(マシュードゥ)

 

 

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Mashudu

 

最初見たときの第一印象は、「絶対この子留年してるな。要注意」。実際小学2年生時に留年しています。

 

体も一回り大きく、人相もちょっぴり悪目。

 

とても賢そうにはあまり見えない・・

 

といった感じでした。

 

 

しかし算数を教えていくにつれ、不安は驚きに。

 

覚えるのが早い早い・・

 

クラスで元々出来る子たち(成績上位者)を追い抜いて、算数では1番と言えるぐらいの実力になりました。

 

他の先生に聞くと、英語等の科目はイマイチなようす・・

 

算数では授業中の集中力もありますし、落ち着き、宿題の継続性もあります。

 

本当に素晴らしい。

 

しかし体が大きいのに性格は大人しめで、周りの子の喧嘩を仲裁する とか、リーダーシップとかはまだ見られません。

 

またあまり出しゃばったりもしません。

 

自己主張強めの南アでは珍しい。

 

ですが物分りもいいので、きちんと仕事はしてくれそうです!

 

 

 

 

~6年生の部~

 

 

①Zwavhudi(ザウーディ)

 

 

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Zwavhudi

 

彼女は、クラスのおしゃべりメーカー。

 

ずーと何かしら喋っています。

 

友達との言い合いも、舌が回る回る。

 

頭の回転が速いのでしょう。良く話すからか、英語はとても良くできます。

 

彼女がいないと、あれ、今日教室静かだな? と思うレベル。

 

身長も6年生にしては小さくて、135cmほどしかありません。

 

教科担任制なので、クラス担任を持っていないクラスの中には一日に一度も話さない子とかもいるのですが、この子は毎日必ず話しかけてきます。でもトラブルを起こす(お金が無くなったとか)のもしょっちゅう。疲れている時に洪水のように話されると、さらに疲れます・・

 

問題はたまに調子に乗りすぎてやらかすこと。良く調子に乗ってミスをすることは多いのですが(注意力には欠けているので)、それが人間関係のトラブルを招いてしまったり、大きなミスを起こしてしまうことがあります。

 

まあでも、本人がこういう性格なのを大人は理解していて、愛嬌もあるので、結構なんだかんだ許してもらえてる(笑)

 

この子はもっと集中できる時間を長くできれば、より勉強はできるようになると思います♪

 

 

 

②Mufhumudzi

 

 

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Mufhumudzi

 

彼は僕が来た年(2018年)には、それほど目立った印象はありませんでした。

 

その時は5年生のクラス担任(現7年生)を半年持ったのですが、印象としては「妹と顔が少し似てる子」ぐらいの印象でした。

 

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妹のMusengeli(ムセンゲーリ)

 

 

それが2018年にクラスで唯一留年したため、進級できず。2019年の1年間、クラス担任(5年生)として再び彼を見ることになりました。

 

2018年度の5年生は算数が出来る生徒が多かったので、ムフムージもそれほど目立たなかったのですが、新しく入ってきた5年生(旧4年生)は算数が壊滅的な状態(九九までしか教え終わることが出来なかった)だったので、良い感じでスタートを切れました。

 

元々留年したのは英語が原因なので、算数は問題なし。また、「俺はクラスで算数が出来る」という自信がついたのでしょう、きちんと宿題にも取り組むようになってますます伸びていきました。

 

クラスでもう1人出来る女の子がいるのですが、この子と席が隣になった時には、お互いに競い合うようにして算数プリントを何枚も解いていました。

 

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クラス1の出来、ポテンシャルでいえば、学校屈指の算数の才能を持つAtendaho

 

 

ムフムージの算数への授業態度は真面目なのですが、問題はそもそも留年する原因となった英語。2019年、2020年と、あまり改善している気がしません(笑)

 

でも確実にスピーキングは上達しているように感じます(僕によく話しかけてくるので、伸びは良くわかります 笑)。

 

また、常に子分を引き連れているので、年下に慕われる何かがあるのでしょう^^

 

彼は周りの環境に大きく影響を受けるタイプなので、自分個人で勉強しなければいけない公立学校より、周りのレベルも比較的高い私立に行った方が、より焦って伸びるのではないかと僕は思っています。

 

あと、ノートの汚さ直してほしい・・

 

 

③Lusani(ルサーニ)

 

 

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Lusani

 

彼女は一言で言えば、優秀な子。

 

学業も優秀(ずっとクラスで1番)、生活態度面でも問題になることはしません。

 

ちなみにGradeR(年長さん)の担任の先生をお母さんがしていて、その方も子どもたちから〇〇先生は良かったと言われています。

 

ちなみに子供は素直なので、〇〇先生はひどかった というのも平気で言います・・

 

明日は我が身(笑)

 

そんな徳のあるお母さんに育てられたからか、素行も良く、学業も立派なのはいいことです。

 

ずば抜けて算数が出来るわけではないのですが(先ほど紹介したアテンダーホやムフムージと比べると)、きちんと説明を聞け、理解することが出来るので、相対的に賢いイメージを僕は持っています。

 

どこかの能力がとんがっているというより、万能型ですね^^

 

クラスでもPrefect(日本でいう学級委員長)を任されています。子どもからの評価は、「女子の中だったら、ルサーニが一番しっかりしているね」 という評価のよう。

 

あまり積極的に僕に絡んでくるタイプではないですが、毎日何かしらで会話はしているように感じます。また別に僕が嫌われているわけではなくて、友達とうまくやれている証拠だとも思っています。

 

 

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親友の ギブン

 

先生に積極的に話しかけてくる子どもの中には、友達の輪に上手く入れなくて話しかけてくる子もいますからね。

 

彼女は周りの環境もしっかりしているので、放っておいても良い方向に向かっていくと思います。

 

しっかり周りに惑わされずに勉強を続け、ぜひ大学に行ってほしいです♪(Gogogo小から大学に入れる子は、大体クラスで3人の割合です)。

 

 

 

~7年生の部~

 

 

7年生は、自分が今までで一番長く持っている(授業を)クラスです。

 

初めて来た半年間のクラス担任(5年生時)を務め、去年一年間は授業のみ、今年はまたクラス担任を持っています。

 

一番しんどい最初の半年の時期を一緒に過ごしたこともあり、正直少し「特別感」が自分の中でもあります。

 

また、自分が一番力を入れた(最初のやる気)&クラスを乱してしまう子が少ない ことで、ある程度落ち着きがある学年ともなっています。

 

正直この学年は3人を選ぶのがかなり難しいのですが(できるなら全員紹介してもいいぐらい。エピソード付きで!!)、もう一度この企画をやることを前提で3人紹介したいと思います。

 

 

 

①Khuthadzo(クターゾ。クティと呼ばれています)

 

 

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Khuthadzo

 

この子はね、なんかもう可愛い&面白い。

 

見ているだけで行動が可愛くて、背も小っちゃいのでなんだか見てて面白い。

 

怒り方とか、恥ずかしがり方とか・・

 

いや、別にロリコンではないですよ。

 

この子のお父さんも知っていて、PTAのメンバーの一人で、すごくしっかりとした人です。お母さんは、ムッシーナという100kmくらい離れた町で働いています。

 

ちなみに前述した6年生のZwavhudi(ザウーディ)とは従妹で、一緒の家に住んでいます。

 

勉強はサボりがちな努力型。

 

特別賢いわけではないのですが、常にトライをしますし、宿題もある程度きちんとやってきます。

 

そしてしっかり教えればきちんと理解してくれます。

 

 

空き時間もお絵かきしてたり、ワークブックを自主的にやったりもしていて、先生にもきちんと提出してきます。

 

また仕事への責任感もあり、「自分の仕事を放りだす」 という事はほとんどありません(男子は責任感の欠如が見られる子が多い・・。僕もそうでしたが・・)

 

新しいものにもきちんと取り組みますし、発表とかにも積極的。

 

集中力もあり、年下への指導力もあります。

 

勉強は中の上くらいなのですが、彼女の努力する姿勢はどこかで生きてくると信じています。ぜひ良い人生をつかんでほしいです。

 

 

 

②Areneaho(アリネアーオ)愛称はアーリ。

 

 

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Areneaho

 

隣に住んでいる子です。敷地が同じわけではないのですが、家はお隣。

 

こっちに来て半年はよく、彼女の家に行って、彼女のお母さんとかと一緒に時間を過ごしていました。(今は牛進入用のフェンスが建てられたので、行ききしづらくなりました。。)

 

彼女は5人兄弟の末っ子。

 

姉2人、兄2人が居ますが、一つ上のお兄さんも19なので、彼女とは8つほど年が離れています。

 

彼女については家庭状況も良く知っていて、お兄さん二人とはとても気が合います。二人とも大学生(一人は医大生、もう一人は大学院生)で、年に数回しか帰省はしてこないのですが、その度に会って長く話しています。

 

彼女の兄弟は、まさかのGogogoから? というような典型例。とても先進的な考えを持っている2人で、学業も優秀だったそうです。

 

反対に女姉妹の方は、お姉さんは少し障害が入っています。妹さんは英語を流ちょうに話せて、頭も賢いように感じます。妹さんの娘も今小学2年生なのですが、とても賢いのは話していてわかります。Gogogoの環境でなければ、ものすごく伸びるでしょう・・

 

アリネアーオ自身は、頭が賢いわけではないように思います。ですが悪くもありません。きちんと教えれば理解できますし、彼女に必要なのは勉強へのやる気だなー と昔から思っていました(彼女の友達が、遊ぶのが好きな子が多い)。

 

ですが徐々に勉強への態度が変わってきて、宿題へのやる気、授業中の学習意欲が去年の半ばぐらいからだんだんと見られるようになってきました。

 

昔6色筋肉という計算練習プリント(1ケタの足し引き、繰り上がり・繰り下がり、九九、わり算を一度に行えるプリント)をやっていたのですが、彼女は全問正解(ノーミス)を幾度か達成していました。

 

六色筋肉の取り組みは下の記事で↓↓

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

 

 

これはタイムも大事なのですが、全問正解というのは並外れた集中力がないとできないと僕は思っています。

 

現に僕自身も、全部通しでやると1問くらいはミスしてしまいます←昔から注意力がなかったですから・・ テストで100点取れないタイプです(笑)

 

彼女にはそれが出来る。それは才能でしょう。

 

またコツコツと努力をしたおかげか、もともと下の上くらいの出来だったのが、算数に限って言えば上の下くらいまでに上がってきました。

 

これは本当に彼女が努力をしたからと言えます。

 

彼女と同じくらいの能力を持っていても、努力をしない子はやっぱり下の方に沈んでいますからね・・

 

アリネアーオは僕が居なくなる時、涙を流してくれる子の1人だと思います。やっぱ普段から(物理的に)近くにいてよく見ているからか、より感情移入をしやすいのだと思います。

 

授業中に「俺は今年の6月でいなくなるのだから、もっと自分の将来を真剣にみんな考えなきゃいけない。」という話をちょくちょくするのですが、その時も本当に悲しそうな顔をしますからね・・

 

子どもの中には、普段積極的には話しかけてこないのに、意外に先生のことを見てる子っていますよね。

 

6年生のザウーディとか、当日だけ泣いて、次の日にはケロッとしてると思いますよ(笑)

 

彼女のように突出した才能はないけど、きちんとした環境があれば伸びる子には、そばにいて教えてあげたいな、自分が居なくなったら大丈夫かな・・ と心配になります。

 

 

 

③Ndalamo (ンダラーモ)

 

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Ndalamo

 

Ndalamo。みんなからは「チョンチー」と呼ばれています。理由は不明。

 

彼女はまさに、算数の才能に愛された子ども。

 

算数が抜群に出来ます。

 

理解力も早く、計算も早く、インプットもアウトプットも早い。

 

 

でも算数以外の科目は チーン なのが悲しい所・・

 

なので全体的な成績で見れば、中の中もしは、中の下くらいになってしまいます。

 

僕が来て1か月ほど授業をやった時点で、この子は才能が他の子とは違うな・・ とわかるレベルでした。

 

普通の子が30分かかってすることを、10分で終わらせてしまう感じ。

 

算数に関しては記憶力も良く、昔やったことも良く覚えているな・・ と思います。

 

あまりおしゃべりな子ではないですが、ちょくちょく会話しているように感じます・・。まあできる科目なので、先生も好きだし、会話したいのでしょう。

 

その科目が出来ないと、先生のことも若干嫌いになっちゃったりしますしね。

 

責任感もあり、リーダーシップはないものの、自分の仕事はきちんとやってくれます。

 

この子の住んでいるお家を見ていると、なんてことはない中の下くらいのレベルの家なのですが(勉強が出来る子は、親もきちんと仕事を持っていたりするので、お家もある程度のレベルの家が多い)、神様不思議。

 

また算数に関しては努力もきちんとできて、宿題をほとんど忘れません。それどころか、週末に家にプリントを持って帰るのを禁止したら、「勉強したいのに」と不平を言うくらいです・・

 

天才で努力をするとはまさにこのこと。他の子が勝てるわけがありません・・。

 

しかし彼女に負けず劣らずの才能を持っているのが、今回チラッと登場した6年生のアテンダーホなのです。いや~、才能がある子が居ると、教えがいがあって、授業も楽でよいぞよいぞ^^

 

しかしそんな彼女でも私が来た時点では九九も出来ませんでした・・

 

そんな教授レベルが当たり前のGogogo・・

 

彼女には私立に行って、より高いレベルの子たちと競い合ってほしいのですが、そこは家庭の金銭事情もあります。

 

う~~ん。人生思ったようにはいきませんね。

 

 

ーーー今週の一考ーーー

 

「もし日本へ行けたら」

 

Gogogoの彼ら・彼女らの中には、非常に優れた才能を持っている子が何人かいます。

 

もちろん全国レベルで見てしまったり、日本の優秀な子どもと比べるとどうなの? と言われると難しいですが、このGogogoという環境の中で、きらりと光るモノを持っていると思います。

 

以前(2019年11月)、私の学校の校長先生が、JICAの支援で日本に行くことが出来ました。

 

それは3週間くらいのツアーで、日本の名所を周ったり、広島市内の教育現場を視察するものだったのですが、行く前と帰る前で校長の意識の中に明らかに変化が見られます。

 

 

一番大きいのは、校長が「自分がやりたいと思っていることは、決して間違えではなかった」と確信したこと。

 

ずっとこの村で教員をやっていると(日本のように教員の転属がありません)、村の考え、村の方針に従うことが基本になってきます。

 

そしてここの人達は、何かを変えることを根本的に好みません。新しい先進的な考えに対する、理解を得るのも本当に大変です。

 

私は日本の教育を受けてきた人間ですから、ここで教育を行っていると、正直に言って様々な不満が出てきます。そして教育現場が上手く回っていないことで引き起こされる問題に振り回されるのは子どもたちであり、その家族だと思っています。

 

ですが根本的に、被害者である子どもやその親に被害者意識がない(例えば、先生が授業を長くやることより、子どもたちが早く帰ってきて家事を手伝う方が大事と考えたり)場合、学校が適当でもあまり気にならないですよね。そうするとやる気がある教員としては、だんだん熱心にやるのが馬鹿らしくなってきます。

 

あえて「馬鹿」という言葉を使いましたが、正当な評価をされない場合、やる気が下がってくるのは当然ですよね・・

 

努力していれば報われるとも言いますが、流石に何年も評価をされない状況で1人頑張り続けるのは、難しいのではないでしょうか・・。また職場あるあるなのかもしれませんが、仕事ができる人に周りの負担が回ってきます。

 

 

話を校長に戻して、

 

元からやる気があったうちの校長先生は、日本に行って以降、より先進的な考え方を取り込みたい、自分自身もハードワークしなければ と思うようになってくれました。

 

私の活動にも理解を示してくれますし、私が村の人と対立したときには庇ってくれますし、自分自身も率先して他の先生方のお手本となるように行動しようと努力してくれます。

 

はっきり言って、うちの学校から日本に行って先生を出来るのは校長のみだと思います(笑)

 

 

しこの「日本に連れて行く」ということを、子どもたちに出来るとしたらどんなに素敵な事だろうと思います。

 

才能があり、学業が優秀な子を日本に連れて行き、刺激を受けさせ、帰国後も勉強に励ませる。そして成長した後に、その利益をGogogo村に還元したり、何らかの形で日本にも利益還元してもらう。

 

そしてGogogoの小学校と日本の小学校の交流も続け、お互いの子どもの利益になるような取り組みを続けていく。

 

もしそんなことが出来れば素敵だなと思います♪

 

 

実際の実現に向けて、実際に企画も進んでいたりいなかったり・・・

 

もしうまく実現した暁には、広報させていただきたいと思うので、その際はよろしくお願いします。。

 

 

--今週(2/8~15)の簿記勉強時間--

 

21時間

 

学校が3日間なかったので、のんびりと勉強出来ました(笑) 

 

 

それではみなさん、また来週♪

南アフリカ共和国 ~協力隊員、1日のスケジュール~

皆さんどうも~ 月曜日担当のカオルです。

 

Gogogo小学校では、試験期間まで残り3週間!

 

あっという間の1月でした・・

 

 2月は新しいこともいくつかスタート出来たらなと思ってはいますが、こちらの裁量だけでできることばかりでもないですし、焦ってはいません・・><

 

それに最近停電が多い&電波が昼間でも安定しない ので、結構不便。

 

停電が夜7時~9時 とかなったらもう寝るしかないじゃん・・

 

かといってそんな毎日長時間眠れませんし・・ トホホ・・

 

 

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6年生の算数の授業中の様子

 

出来ない子でも、授業中に結構静かにしてることが多くなりました。

これは去年と比べたら大きな驚き。

 

かなり簡単なレベルの問題でもその子たちにとっては難しいので、何か別の課題(お絵かきとか?)与えた方がいいのかな・・

 

 

 

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理科実験道具入れを見つけた

 

職員室の隅っこに道具入れが眠っていました。

 

いつ寄付 or 政府から支給されたのだろう。

 

一応使ってるところを見かけたことはあるので、こういうのはやる気がある先生が居れば有効活用できるんだろうな~~

 

 

 

 

ーーー閑話休題---

 

 

 

日は、協力隊員の一日の過ごし方を3パターンに分けて紹介させてもらいたいな♪ 

 

と思います。

 

イメージ暇そうな協力隊員、実際はどんなことをして一日を過ごしているのでしょうか^^

 

僕の場合は小学校隊員なので、かなり一日の予定が固定されています♪ 

 

あと南アの小学校は二部制とかではないので、結構楽な部類に分類されると思います><

 

 

ーーー平日(学校がある日)ーーー

 

5:00 起床(ケトルでお湯を沸かして、ルイボスティーを淹れる)

 

5:15-6:15(簿記の勉強)

 

6:15-6:45(朝食&洗面。大体はスーパーで変える現地の即席めん。この間に趣味のスポーツニュースとか、日本の電子新聞を見る。)

 

6:45-6:55(歯磨き等、身支度を整える)

 

6:55 出発

 

7:00 学校到着(朝掃除の監視や、掲示用の印刷物等あるときはそれを終わらせる。)

 

7:20 朝礼(出席確認や、1日の伝達事項。全体への注意とかも。指導が必要な子がいる場合は、この時間に指導。)

 

7:30 1限目スタート

 

9:30 長休み(子どもは給食。この時間に子どものワークブックの丸付けとか、理解してない子を呼び出したり、先生方と打ち合わせが必要な場合は話し合ったりする。先生方はティーブレイクを取る人が多い)

 

10:00 5限目スタート

 

12:00 短休み(先生はご飯の時間。子どもはフリータイム)

 

12:20 10限目スタート

 

13:40 12限目終わり(全授業の終了)

 

13:40~14:00 (子どもの掃き掃除を監視しながら指導を行ったり、丸付けしたり。)

 

14:00~14:30(学校で子どものワークブックの丸付け)

 

14:35 帰宅

 

~14:50 仮眠(この15分間の後、起きるのが辛すぎる・・)

 

15:00 簿記の勉強スタート

 

15:00~16:00 (勉強終わり。フリータイムスタート)

 

16:00~17:30 (ご飯作って食べたり、風呂入ったり、筋トレしたり、Youtube見たり、ゲームしたり。いろいろ)

 

17:30~18:30  英語の勉強。英語のニュースを読んだり、Youtubeでリスニングしたり(ためになってるのかは不明 笑)

 

18:30~19:00 (フリータイム。あればJICA関係の事務仕事することが多い)

 

19:00~20:00 (学校関係の事務時間。企画を練ったり、指導案に補足する場合はしたり。時間が余っても20時までは他のことをやったりして、仕事の時間設定にしてる。)

 

20:00~ (フリータイム。Youtube見たり、本読んだり、おばあちゃんの家に行っておしゃべりしたり。気分しだい)

 

22:00  就寝。遅く寝すぎると朝が辛いので・・ でも日によっては、睡眠十分で眠れなかったりする(明らかに寝過ぎ・・)

 

 

 

全てがうまく行った時なので、体が疲れている際は朝起きられなかったりします・・><

 

ですが最低30分は簿記・英語ともに勉強は行い、「途切れさせないこと」に気を付けています(笑)

 

まあ僕は 帳尻が合えばよい派 なので^^’(たまに合ってないけどね♪)

 

 

 

ーーー休日(買い出しがない日)---

 

 

7:00 起床

 

7:00~8:00 朝食をとる。スポーツニュース見たり、Youtube見たり。

 

8:00~9:00(この休日の時間1時間は新聞を読む時間にあてています。電子新聞、PCでもスマホでも見られるのでお勧めです!)

 

9:00~10:00(簿記の勉強)

 

10:15~11:15(簿記の勉強)

 

11:15~13:30(洗濯&昼食&休憩)

 

13:30~14:30(英語の勉強。YoutubeBBCの短編集を見たり、BBCのアプリでニュースを読んだり)

 

14:45~15:45(JICA関係の事務作業とか、学校関係の事務作業。平日だと出きない時間のかかるものを)

 

15:45~17:30(料理&夕ご飯)

 

17:30~18:30(来週のための指導案作り)

 

18:30~ フリータイム。おばあちゃんの家に行って話したり、別の人の家に行って打ち合わせしたり。いろいろ。後はYoutubeとか読書、ブログ更新。

 

 

 

ーーー休日(買い出しがある日)---

 

 

 

といっても、最近買い出しに行かないので何とも言えないですが・・笑

 

この前あったことを例にすると、

 

4:10 起床&朝食

 

4:50 家を出発。

 

5:15 バスに乗って幹線道路まで。

 

6:30 幹線道路でバスを降りて、コンビタクシーを使って町へ。

 

8:00 町に到着。

 

8:30 人と会う用事を済ませ、他の隊員と合流。朝食を食べにKFCへ。

 

9:30 朝食を食べ終え、町の図書館へ。

 

11:00 図書館でだらだらした後、買い物へ。

 

11:40 買い物を済ませ、レストランへ。昼からアルコール。

 

13:30 レストランを出て、タクシーランクへ。

 

14:00 タクシー乗車。

 

15:20 村までの直通のバスが出る場所で降ろしてもらう。

 

15:30 バス乗車

 

17:00 村に到着

 

17:20 家に到着。夕食を食べて洗い物をした後、ただひたすらダラダラして過ごす。

 

 

 

こんな感じです。

 

改めて見ると、買い出しに町へ行った日は、もう一日がつぶれてしまう感じですね・・

 

これは本当に時間がもったいない。

 

かといって、帰ってご飯も作るとかなり疲れているので、そこから勉強しよう!

 

という気にはなれません・・

 

この前初めて図書館に行って、かなり良さげな感じだったので、次行くときは勉強道具も持っていこうかな♪ 

 

結構空いていたので、勉強しやすそう(笑)

 

 

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Gogogoに帰るときは、このバスに乗ります

 

 

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窓が割れてて(笑) 走行中に破片が落ちてました^^


 

 

感想

 

町が遠い!!

 

村から町に出る手段が、

 

5:15か5:30 のバス。

 

又は、6:30, 7:00,たまに8:00  に来るコンビ(運転手の気分しだい)。

 

しかありません。なので買い出しする日は、どちらにしても早く起きなければいけません。

 

買い物できる街は最短で2時間はかかります。これが本当につらい。しかも少し質が良いものは、やっぱりある程度大きな街に行かないと手に入りません。

 

うちの村には小さなレストランとかもないので、自炊しなければ生きていけません。ですが、じゃがいもやたまねぎですら市場がないので買えません・・

 

だから村の人も、月に2回等の頻度で、街に出て買い物をしています(村の人も一緒のことしてるよ♪♪)

 

 

それ以外のトランスポートの方法としては、隣村まで1時間山道を歩いて行きコンビに乗るという手もあるのですが、最近は歩いてないですね~。

 

 

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山道を1時間歩く

 

もしくは、道で待っていて、通りかかった車に隣村まで乗っけて行ってもらうか(でもそんなに頻繁には通らないし、乗っけてもらえるかは運)。

 

 

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この前はトラクターに乗せてもらいました! トルクがすごい!!

 

昔はこの山道をちょくちょく歩いていました。

 

 

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牛さん暇だな~

 

 

 

----今週の一考----  協力隊員の時間の使い方

 

 

力隊員になると、皆さん多かれ少なかれ働いていた頃より時間に余裕が出来ると思います。

 

ましてや日本の企業でバリバリに働いてたなんていう人にとっては、協力隊の仕事はバケーション状態でしょう・・

 

その余った時間を使って何をするか。

 

首都に近い隊員だったら日本人会に顔を出して人脈を広げてもいいし、町の人と飲みに行っていてもいい。

 

田舎隊員で周りに遊ぶようなところがない人は、家で引きこもってゲームや漫画を読みまくるのも良いし、何か自己学習をしてみるのもあり。

 

 

の場合は、

 

ちょうど2019年の5月、ゴールデンウィーク休暇に合わせて友人が来てくれたので、その際にTOEICの参考書を持って来てもらい、少しずつ勉強していました。(重たい荷物持たせてすまんかった・・)

 

日本に12月に少しの間だけ帰国したのも、「TOEIC試験を受けるため」 というのが大きな理由。

 

まあ、「わざわざTOEIC受けるために帰るの!?」 と思われると思いますが、流石に目標がないと頑張れないのでそうしました。(ちなみに今年から南アでも受けられます笑)

 

それに日本に少しでも帰れると思うと、辛い時期も乗り越えられますしね♪

 

1月に結果が出て(今はオンラインで見られるんですよ^^)、自分的にはokな点数だったので、TOEICの勉強はやめ、日本に帰った時に買ってきた簿記(3級)を今は勉強しています。

 

 

?何でこっちで勉強してるの? と思われると思いますが、個人的な理由としては2つあって、

 

①あまりにも暇すぎて、Youtubeを見るのにも飽きてくること

 

②将来役に立つ勉強をしておきたいこと。今後、1人1人の人材価値というものがないと、将来歳を取っていくにつれだんだんと市場価値が落ちてきてしまうと思うので、専門的なスキルが欲しいなと思いました。僕の場合、大学時代は教育学を専攻していたが、将来その道に進む可能性が低いため、何か特別なスキルが欲しいなと思い勉強中。簿記を選んだのは、どの道に進むにしろお金って大事じゃない? と思ったから。

 

もちろん、簿記3級で食っていけるとは思ってませんよ!!

 

簿記の勉強が面白ければ、簿記2級⇒USCPA(米国公認会計士) とかも面白そうだなとか、勝手に妄想しています(笑)

 

まあ結構ふわふわした動機。

 

別に誰からも強制されてないので、のんびりとやっていますこれがモチベーションを保つうえで大事。)

 

個人的には、

 

簿記の勉強>>TOEICの勉強

 

って感じで、簿記の勉強の方がやっていて楽しいです♪

 

TOEICは本当に就活のためだけなので。別にTOEICの点数が高くても、スキルが付いているわけではない と僕は思います。本当に実力ある人はTOEIC受けないしね・・

 

語学は、現地語をやっている時も思ったけど、いかにも「勉強」になるとつまらなくなっちゃうかも(TOEICの勉強とか典型例だけど)。

 

やっぱ、話して、聞いて、わからないところは調べて。そうやってやると、語学の勉強も楽しい。

 

人間、能動的にやることの方が伸びると信じています(笑)

 

 

みなさんは、どう隙間時間を使っているでしょうか><

 

協力隊は2年間という時間を貰えるので、自己学習をしてみるのは大いにありだと思います。もちろん活動もきちんとやりつつですよ!

 

 あと5か月、コツコツと続けていけたらな~ と思います。

 

 

今週の勉強時間(2/1~2/8)  17時間 (章67~120) テキスト すっきりわかる日商簿記3級

 

協力隊に入ってから出会った方が、こんなことをおっしゃってました。

 

 

「自分は凡人なんだから、努力しなきゃいけない。」

 

とても心に残っている言葉です。

 

また別の方は、元々素晴らしい素質を持ちながら、忙しい中でも常に努力をされていたそうです。

 

その方は外資の保険会社での勤務時代、どんなに遅く帰ってきても、朝は4時に起きて、出社前の9時まで勉強していたそうです。

 

私は中々そこまでストイックにはなれないのですが、常におごらずに、自己鍛練をしていきたいですね!!(願望・・)

 

 

それではまた来週♪

タンザニア北部 2次関数&試験結果

金曜日担当のタツです。
 
 
 
今回は短く、授業のお話。
 
 
 
2次関数に突入しました。
 
山型になってるか、谷型になってるかのやつです。
 
ちまちま用意して

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描いてみよー( ̄▽ ̄)

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因みに日本では(確か)
 
 
中3:定義、正(負)だと下(上)に凸、係数が大きいと...
 
高校:頂点が原点から離れる、範囲付....
 
 

的な感じだったと思います
(もしかしたら変わっているかも..)
 
 
さすがに範囲付のは難しすぎますが
 
 
ここタンザニアでは
 
定義、グラフ描く、頂点動かす
 
 
まで一気に習います。
 
 
ただ自分としては、一つ気になったのが
 
頂点が原点でないグラフって、どう描くのかちゃんと教えてない
 
ことです。
 
 
 

何言ってるかですが、ようは
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こんな感じに表を埋めて、こんなグラフだよね、で終わります。
 
 
こんな感じの計算はしません。
 
 
 
でも後々のことを考えたら、
 
原点からどう動くか知っておいた方がいいよなー、と勝手に思い
 

 


ちょっと時間を割いて教えてます。
 
 

「後々」というのは
 
実はこの後すぐに出てくるこれです。
 
Step Function 
 
(なんて言うんだっけ、日本語忘れた(・_・;))

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上の例だと、結局xが0~4の間は表使うか、で終わります。
 
 
実際、問題はありません。
 
採点者も、あまりわかってないので(笑)
 
ちょっと「ずれた」グラフを描いても正解にしてくれるでしょう。
 
(因みに、お暇な方↑の頂点求めてください、分数になります。)
 
 
 
でも、「大体こんなんだよね」ではなく
 
やっぱり正確なものを教えたい気持ちが強いです。
 

ということで、教科書にはないモノを教えてます。
 
当然ながら、国家試験でこれが出ることはないです。
 
でもこれから先の単元を学ぶ上で知っておいて損はないことなので
(3次関数とか出てきますからね(>_<))
 
それを理解する「道具」として使ってほしいなー、と
 
多分他教師に見られたら半分怒られそうな授業内容にしています(笑)
 
 
 
もし文句を言われたらどうしようか....
 
一つ手は打ってあります。
 
以前書いた、「去年の国家試験の結果が出た」ですが
 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

自分が担当した学年(2年生)の数学の結果は...

https://maktaba.tetea.org/exam-results/FTNA2019/S2249.htm

(個人情報のへったくれもないですが笑)

 

評価B(65~74点):一人

評価C(45~64点):一人

評価D(30~44点):四人

評価F(0~29点):たくさん(笑)

 

となりました。

 

これ、

 

ネットに出てる、過去5年間の自分の学校の成績を見てみると....

 

なんと数学でB以上を取った生徒輩出が今年初めて(;゚Д゚)

 

更に前年はF以外が3人だったのを、倍の6人に( ゚Д゚)

 

 

٩( ''ω'' )وイェーイ

 

 

 

というわけで、しばらくはこれを武器にして

 

「自分のやり方でいい成績残したんだぞ」作戦でどうにかなりそうな。

 

何か最後話それてしまいましたが(;^ω^)

 

今回は以上!
 

ではまた次回。

南アフリカ共和国 ~スポーツ大会~

 

どうも~ 月曜日担当のカオルです。

 

今日はこの前行われた(2020年1/24)、Gogogo地域でのスポーツ大会について、ご紹介したいな♪ と思います。

 

 

~始まりは突然に~

 

曜日の朝、校長が急に慌て出し、全職員を集めての緊急ミーティング。

 

内容は、「明日スポーツ大会がある」

 

このスポーツ大会去年もあったのですが、隣村のスポーツ競技場(ただの原っぱだけど・・)にて、付近の村々の小学校が集まり合同で行われます。

 

なのでかなり大規模な大会。

 

優秀な成績を収めた子供は、次に地区大会、州大会と勝ち進んでいき、最終的には全国大会まであります。

 

今回は、地区大会の中のさらに小さな括りといったところ(サーキットと呼ばれます)。

 

去年はものすごく多くの人が集まり、10時開始予定、11時開始、終了17時となり、へとへとになった記憶がありました・・。教員が手伝いとしてかり出されるので。

 

しかもそのスポーツ大会の週の1週間分は、スポーツの練習&選手選考で、午後の授業は丸つぶれ。授業はほとんどすすみませんでした。

 

 

それだけ時間かかるのに、まさかの明日開催。原因は校長の教育省からのメールチェック忘れ(笑)

 

 

その日の午後を使って、選手選考をすることに。

 

このスポーツ大会、年齢別でエントリーが分かれているのですが、ここの子どもはほとんどの子が留年経験者なので、とてもわかりにくい。子どもが自分の歳を知らなかったりするので、何歳なのかわからない・・

 

日本だったら、学年で年齢もほとんど同じですよね^^

 

結局、一応留年をした回数+今の年齢 をさせて、適当に選抜。

 

この日は時間が無かったので、ランニング(100mくらい?)のみ。

 

ならばせて、ヨーイドン! で勝った子供1人を抽出。

 

日本だったらもっと公平にやるのでしょうが、もう歳もわからないし、そもそも道路舗装されてなくてぼこぼこですし、そもそもフェアにやるなんて発想はない><

 

子どもたちは皮靴を脱いで、裸足で一生懸命走ってました。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

して大会当日。

 

 大会に参加するためにはサーティフィケイト(証明書。日本でいうマイナンバーとか、誕生日等が書かれています)と、大会開催地への交通費R20が必要。

 

結局、証明書を持ってきた子たちは行ってもいいよ~ みたいな謎のノリになり、家が近くの子は急いで走って取りに戻っていました。

 

昨日選抜した意味(笑)

 

 

選手団? をのせ、車(先生の車)はいざ出発! 開催地は隣村です^^

 

 

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子どもたちは年に一度の大会という事もあって、ハッピーハッピー

 

普段勉強が苦手な子にとっても、この日は輝くチャンスです♪

 

 

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競技場 という名の原っぱ

 

開催地に着くと、すでに人がたくさん

 

この日のために、きちんと白線でラインが引かれています。

 

驚き。

 

参加校数は去年よりかなり減らして6・7校

 

去年のグダグダぶりを知っているだけに、安心しました(早く帰れる^^)

 

到着と同時に子どもを降ろして、別の先生と近くの交番へ。

 

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交番

 

 

中にはお巡りさんが1人のみ。この建物、外からじゃ絶対わからないでしょ・・

 

警官にサインを1枚1枚してもらい、すぐに競技場へUターン。

 

サインをもらった証明書を子どもに渡しました。Gogogo小は到着時間がぎりぎりだったので、だいぶ急かされました・・><

 

こんなに時間通りに始まるなんて、今年は違うぞ!!

 

 

技は、

 

短距離走(100mぐらい)・長距離(年齢によって、競技場を何周するか決められている)・走高跳び・走り幅跳びやり投げ の5種目(本当はもっとあったかも? 特にプログラムとかがないので・・)

 

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走行レーン

僕の役割は、その年齢の子をきちんとレースに参加させる(レースの順番になったら)ことだったのですが、子どもたちだけで勝手に出来ていたので、途中からただ単に見物していました。

 

 

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徒競争のスタート地点に出来る人だかり

 

 

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やり投

 

 

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やり投げで面白いのは、落ちた地点に紙切れを置いていくこと。風で飛ばされてますけど・・

 

 

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走り高跳び

 

こちらの子は、真正面から跳びます。なので結構跳べる地点が低い・・

 

日本人は、背中から跳ぶように教わりますよね^^

 

写真からでもわかるごみの多さ・・

 

 

こちらの方も、僕が居なくても、子どもたちが自分でレースに参加できていたので、丘の上で休息・・

 

 

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丘の上から



このフィールドでは週末に、サッカーの草試合とかも開催されることがあります。

 

途中で観戦自体に飽きたら、近くの小学校見学をしていました(笑)

 

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環境は整ってる??

 

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トイレも衛生的!!(ぼっとんだけど、虫が少ない!)

 

 

 

 

ランニングで上位3名は、先生方による捕捉

 

 

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子どもの服装も、人によってそれぞれ



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走った後は、チップスを補給!!!

 

水を飲むのではなく、チップスを食べるのが、こっちの子らしいですね(笑)

 

 

 

間が経つにつれ、自分が負けたりしてしまい、これ以上チャンスがないと、大会に飽きはじめる子供たち。

 

 

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おもちゃの車で遊び始めた(笑)

 

 

 

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倒立からのブリッジ。すごい!!

 

10時ごろ始まって、終わったのは3時前。でも思ってたより早く帰れたのでハッピーでした^^

 

結構立ってる時間が長くて疲れたけど・・

 

子どもたちの中には、次の地区大会に選ばれた子もいたので、ぜひ次のステップでも全力を出して欲しいです!!

 

 

 

----今週の一考----     子どもの活躍できる場所

 

このスポーツ大会では、普段と違った子どもたちの姿を見ることが出来ました。

 

普段自分が教えてる時とは違った、子どもの一面。

 

普段の授業では自身がなさげで、落ち着きもなく、先生方から注意されることが多い子でも、今回のスポーツの場面では結果を残してとても嬉しそうな子がいました。

 

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普段は手のかかる子・・ でもスポーツ大会では良い結果を残しました!

 

 

こういうのは嬉しいです。

 

中々普段の授業だと、あまりにも遅れていて(学習障害を持っているので)、自尊心を高めてあげたり、褒めるのが難しいなと思う子ですが、スポーツでは地区大会進出を見事勝ち取りました。

 

すごい!!

 

私自身がスポーツが苦手な事もあって、あんまり「スポーツの授業に力を入れよう」という考えではなかったのですが、こういう機会に普段なかなか活躍できない子が、大きく羽ばたいてくれるのを見るのは嬉しかったです・・

 

 

その方法で選考していいの? と思う、大会の運営のやり方ですが、まあ不満が出ていないのならいいのでしょう(笑)

 

是非、彼には地区大会も勝ち抜いて、州大会に出て欲しいですね!

 

 

それではみなさん、また来週♪

タンザニア~一番苦手で、一番好きな同僚~

―毎週土曜日はSaayaの日―

 

任期を終える3月が間近に迫っています。

 

1月から新年度が始まっていますが、残りの期間は授業をもたずサポートすることにしました。教材づくりを手伝い、TTとして入った授業で使い方を提案するというもの。

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ただ、職員全体には伝わっていなかったようで

 

「Njoooooo!

(ちょっと、いらっしゃい!)」

 

ある同僚教員に呼ばれました。

 

「最近、学校の中偉そうに歩いているだけじゃない?何で授業してないの?いもづくりは遊びであって、算数教えるために来たのでしょ?」

 

以前には「ケチ!」なんて言われたことがあるくらい、言葉に遠慮がありません。

 

その代わり私も言いたいこと言っているし、よく世話をしてくれる彼女を頼っている。

 

率直なもの言いは、ごもっとも。

 

残り期間の自分の振る舞い方についてきちんと説明すべきだったと気付かされました。

 

と、いうことで

 

恒例となった手書きのフリップを用意して、職員会議で時間をもらいました。

 

《以下、内容》

・今まで授業をひとりでもたせてもらってきたが、私の教授法を他の先生は知らないし、私もまた他の先生の教授法を知らないこと

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・今後、私は教材づくりを手伝うこと

(基本は算数で、その他教科も受け付ける)

・もれなく私も一緒に授業を行うので、スワヒリ語のフォローをお願いしたいこと

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・算数を教えることが自分の仕事であると理解しているが、他に学校の課題(支援が機能していないこと)を見つけたので、私が学校と支援の間に入って有効活用できるようにしたい。だから、

 

いもは遊びじゃない

(真顔)

 

※いもについては過去ページ参照 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

 

 

おかげさまで、教材づくりの依頼を多く受けるようになりました。

 

しかし、

 

教材=絵を見せる、壁に張るもの

 

で、何を教えるために、どうして教材が必要なのかが不透明なことがほとんど。

 

依頼は算数以外の教科が目立ちます。

 

算数は具体物ではなく、数字で学ぶ教科という認識があるようです。

 

先日、「体のパーツを絵に描いて」とお願いされたのですが、よく聞くとオフィサーが見に来たときに教材を使って教えていると説明するためにほしいとのことでした。

 

私だったら、自分の体が実物としてあるので、絵がなくても歌で教えます。

 

他にも、

「木を伐採しているところの絵をかいてほしい」

「子どもたち、見慣れてる光景だから想像できると思うよ」

 

こんな調子のやり取りが続きました。

 

教える側の満足でしない教材をつくる気になれないのが正直なところ。

 

ただ、子どもたちの手元に教科書がない分、絵で見せたい気持ちも分かります。日本に戻れば、自分のやりたい、やりたくないでは仕事は進みません(くうぅぅぅ)。そう考えたら「つくってほしい」の依頼に応えることが、お礼になるのかなと。

 

振り返れば、そんな葛藤ばかり。

 

そろそろ、周りにありがとうを伝えていこう♡

 

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黙々と作業していたら、私も絵描けるわよってお絵かき大会の始まり~☆この日、職員室では教材づくりの輪が広がりました。

タンザニア北部、泥棒あり(学校)

金曜日担当のタツです。
 
 
アフリカで生活して早1年半。
 
どこに住んでも、食事はつきもの。
 
それを好きになるか嫌いになるかは人それぞれ。
 
 

因みに自分は
 
チップシマヤイと言われるものが
 
大大大好きです。
 
 
 
こんなやつ。
 

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所で街に出る楽しみの一つに
 
 
作るのが面倒な料理が食べれる」
 
 
があります。
 
 

で先日、まだ一度も行ったことのなかったカフェに赴き、
 
メニューをパラパラ...
 
 
 

なんと12,000シリング(大体600円)のチップシマヤイ発見!!
 
普段は3,000シル、4倍近くあります(;゚Д゚)

どんなものか、試食。
 
 

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これ
 
 
野菜やソーセージが入ってます。
 
野菜は許せる
 

何故ソーセージを入れる(。´・ω・)?
 

メニューには「タンザニアの定番料理」と書いてましたが
 
 
自分としては、これにソーセージは邪道(笑)
 

おいしかったけど、なんか複雑(笑)
 

もリフレッシュしたからいいか(´ー`)
 
 
 

さて、今日はタイトル通り。
 
 
あれ書こうかなー、これ書こうかなー、と悩んでましたが
 

割り込みでこの出来事があったので紹介。
 
 

ことは火曜日。
 
以前ちらっと書きましたが(ほんの数文字)、

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 


PCの引っ越しが終わりました。
 

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右の机にあったPCが移動
コピー室からアカデミックオフィスへ。
 
 

因みに自分は職員室ではなくアカデミックに在中しています。
 
色々と成績管理を手伝わされているので。
 
 

でその火曜日に
 
 
「PCがおかしいんだけど、どうしたらいい??」
 
と同僚から。
 
 
どうせ電源が入らないとかフリーズしたとかかな、と楽観視していたら
 
 
 

画面には「ディスクにエラー発生」の文字が。
 

てっきりCDを入れる箇所が故障したのかと思いきや、全然違う。
 
 
何度も強制再起動かけても同じ。
 
 
 
ま、相当古いものだから壊れたんだろう、
 
と自分で勝手に納得して
 
 
「ごめん、わからないや(~_~)」
 
 
とそのまま他教師にバトンタッチ。
 
 
 
一つ気になってたのは
 
本体のカバーがずれていたこと。
 
 
でもバトンタッチでした。
 
 

その後しばらくオフィスを離れて帰ってきたらまあまあ大騒ぎ状態。
 
他の教師もカバーがずれていたことに気づいた様子。
 
 
何事か聞くと
 
 
 
「やられた。ハードディスクがない」
 
 
 
 

へ(。´・ω・)
 
 

マジで(;゚Д゚)
 
 
 

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ディスクってそっちか!!
 
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先のPC画面
 

一日前の月曜日はその教師が普通に使っていたので
 
どう考えても月曜オフィスを閉めた後~夜中の出来事。
 
 
 
盗まれたか(*_*;
 
 

さて、盗人はどこから入ったか
 
 
天井に穴がありました。

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実は以前からこの穴はありましたが
 
まんまと利用されました...
 
 
 
取り合えず急遽PCは元の部屋へ。
 

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まさかこんな形で戻るとは...
 
とは言っても
 
これで何かができる状態ではないので
 
PC買い替えるか、ディスクを入れるか
(自分ハード面はあまり詳しくないので、それが可能かわかりませんが..)
 
 
 

タツは誰が犯人だと思う?」
 
犯人探しが始まりました。
 
 
でも、これは自分も他教師も同じ見解。
 
 
取ったのは外部の人間だろうけど、
 
そいつがここにPCがあることと、穴があることを知らなければいけないから
 
つながりがある生徒がいる
 
 

この犯行で犯人が捕まることは99%ないでしょう。
 
上の見解も、本当に正しいかわかりません。
 
生徒が協力してないかもデス。
 
 
ということで、いったん犯人捜しはなしに。
 
生徒にもこの出来事は伏せています。
 
 
 

翌日水曜日
 
校長がやってきました。
 
 
校長は人事の関係で学校にいない日が続いています。
 

まあまあ怒ってましたね(^^;
 

それと、ある写真を校長に見せました。
 
 
これが先の写真。火曜日撮影。

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さて、その水曜日早朝、オフィスへ来て何気なーく穴を見ると

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え゛

明らかに広がってない?(;゚Д゚)
 
 

ネズミとか猫とかそういうレベルではないのは明白。
 
 
昨晩、またもや侵入されたもようで..
 
 
この写真を見て
 
校長は怒り通り越し呆れ
 
 
 
取り合えず、このオフィスにいる(自分含めて)4人は
 
貴重品管理の徹底を呼び掛けられました。
 
 
 

この学校にはガード(守衛)がいます。
 
結構おじいちゃん(元軍隊所属)
 
 
 
とは言っても、今まで数回しか会ったことがなく
 
その時はいつもお酒のにおいが...
 
 
でも結構面白いおじいちゃんで
 
兵士時代の武勇伝を聞かせてくれてました。
 
 

でもこの状況、
 
さすがにまずいです。
 
 
校長「ガードは何やってたんだ!!今電話してるんだ、でも繋がらない!!」
 
 
数時間後、なんとか繋いでやってきました。
 
結構重大なことだとわかっているんでしょう、いつもより緊張した顔でした..
 
どうなるかは、来週わかるそう...
 
 
 
盗まれ、穴をふさがないため翌日も入られ、
 
守衛は仕事してなかった。
 
 

良くも悪くも
 
ここは日本じゃないんだなー、
 
と思う事件でした。
 
 
皆さん、しっかりと防犯に努めてください。
 
 
つい先日カオルも(最後の方に)書いてますが

 

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

やっぱり盗まれないためには自己管理が一番です。

 
今回のPCも、もっと安全な場所においておけば防げたかもしれません...
 
 
 
ちょっとしたおまけ
 

自分は隊員の中でも、かなり数学の知識を有している方です。
 
それには自信があります。
 
 
でも、世の中自分が知らないこともあります。
 
逆に他の人が知っているであろう知識もあります。
 
 

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先日とある生徒から「これってどういう意味?」と聞かれました。
(この子は、転校生から教えてもらったらしい)
 
 
自分は初めて見る表。
 
でも、数分考えて、理解して教えました。
 
 
便利な表だなー、と思いつつ、
 
帰宅してネットで調べると
 
 
普通に載ってんじゃん!!
 
 
多分、先生や塾講師だとこういう知識があるんだろうなー、と
 
知れた喜びと同時に
 
どこか日々勉強することを怠っていたなと反省させられました。
 
 
勉強、大事。
 
 
ではまた次回。