タンザニア北部 2次関数&試験結果
金曜日担当のタツです。
今回は短く、授業のお話。
2次関数に突入しました。
山型になってるか、谷型になってるかのやつです。
ちまちま用意して
描いてみよー( ̄▽ ̄)
因みに日本では(確か)
中3:定義、正(負)だと下(上)に凸、係数が大きいと...
高校:頂点が原点から離れる、範囲付....
的な感じだったと思います
(もしかしたら変わっているかも..)
さすがに範囲付のは難しすぎますが
ここタンザニアでは
定義、グラフ描く、頂点動かす
まで一気に習います。
ただ自分としては、一つ気になったのが
頂点が原点でないグラフって、どう描くのかちゃんと教えてない
ことです。
何言ってるかですが、ようは
こんな感じに表を埋めて、こんなグラフだよね、で終わります。
こんな感じの計算はしません。
でも後々のことを考えたら、
原点からどう動くか知っておいた方がいいよなー、と勝手に思い
ちょっと時間を割いて教えてます。
「後々」というのは
実はこの後すぐに出てくるこれです。
Step Function
(なんて言うんだっけ、日本語忘れた(・_・;))
上の例だと、結局xが0~4の間は表使うか、で終わります。
実際、問題はありません。
採点者も、あまりわかってないので(笑)
ちょっと「ずれた」グラフを描いても正解にしてくれるでしょう。
(因みに、お暇な方↑の頂点求めてください、分数になります。)
でも、「大体こんなんだよね」ではなく
やっぱり正確なものを教えたい気持ちが強いです。
ということで、教科書にはないモノを教えてます。
当然ながら、国家試験でこれが出ることはないです。
でもこれから先の単元を学ぶ上で知っておいて損はないことなので
(3次関数とか出てきますからね(>_<))
(3次関数とか出てきますからね(>_<))
それを理解する「道具」として使ってほしいなー、と
多分他教師に見られたら半分怒られそうな授業内容にしています(笑)
もし文句を言われたらどうしようか....
一つ手は打ってあります。
以前書いた、「去年の国家試験の結果が出た」ですが
kyouryokutaimath.hatenablog.com
自分が担当した学年(2年生)の数学の結果は...
https://maktaba.tetea.org/exam-results/FTNA2019/S2249.htm
(個人情報のへったくれもないですが笑)
評価B(65~74点):一人
評価C(45~64点):一人
評価D(30~44点):四人
評価F(0~29点):たくさん(笑)
となりました。
これ、
ネットに出てる、過去5年間の自分の学校の成績を見てみると....
なんと数学でB以上を取った生徒輩出が今年初めて(;゚Д゚)
更に前年はF以外が3人だったのを、倍の6人に( ゚Д゚)
٩( ''ω'' )وイェーイ
というわけで、しばらくはこれを武器にして
「自分のやり方でいい成績残したんだぞ」作戦でどうにかなりそうな。
何か最後話それてしまいましたが(;^ω^)
今回は以上!
ではまた次回。