青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

タンザニア北部 最近の授業

金曜日担当のタツです。

先日、学校内でディベート大会がありました。

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毎週水曜日の放課後、題と発表者を事前に決めてディベートを行ってますが
 
これは他校との交流
(赤服が他校。因みに過去にJOCV派遣経験あり)
 

題は
「科学の発展は幸福をもたらすか」
 
 
 
わお
 
結構しっかりした?内容( ゚Д゚)
 
 
 
自分としては結構面白く聞かせてもらいました。
 
(半分過ぎたところで大雨となり、やむを得ず中断..)
 
 
 
 
空き時間、自分は後何回授業できるのか数えてました。
 
なんと50日(10週間)をきってる...
 
そろそろ活動をどのように終わらせるか考えねばなりません(*_*;
 
 
 
 

以前にも書きましたが、
 
現在自分は3年生を担当しており、理系と文系に別れてます。
 
で、進度というか、難易度をクラスごとに変えてます。
 
(つまり2倍の授業準備..)
 
 
 
でも自分としては、これはやりやすい。
 
 
 
で、授業をしてて
 
 
 
楽しい(*'ω'*)
 
 
 
理系の子は、どんどん質問してくる
 
というのも、今年から転校生がはるばる西の地域からやってきました。
 
 
聞くと、うちの化学先生の弟さん。
 
多分、兄が教師とあってか、相当成績がいい。
 
勿論数学も。
 
 
 
その子が質問を遠慮なく、授業中にしてきます。
 
 
さて、それを見聞きしていた、学年で一番数学のできる女の子。
(前回書いた、数学で唯一評価Bを取った子)
 
負けじと質問をしてくるようになりました(笑)
 
去年(授業外を除いて)そんなに質問してこなかっただろ(;^ω^)
 
でもいいことだ( ̄▽ ̄)
 
 
 
因みに1月末に行われた定期試験では
 
女の子の方が3点差で勝利。
 
いいライバルだね(^^)
 
 
 
片や文系の方は
 
授業はまぁまぁゆっくり進めて
 
もう難しい問題(文章題とか)を解かせず、
 
基本的な計算等を教えてます。
 
寧ろ、3年生の内容よりも1,2年生の復習に時間を割いてます。
 
数人は内容を覚えているので、
 
その子たちには別に「少し」難しめの計算を与えます。
 
一応今のところ、これがいい感じ。
 
 
 
 
 
これまた賛否両論あると思いますが
 
今年になってから自分は
 
「来年ある国家試験でいい点を取らせる」
 
に重点を置いておらず(当然来年どころか、半年後に去るのでこれは他教師に委ねる)
 
「自分の授業でいい点を取らせる」
 
ようにしています。
 
 
 
 
一番わかりやすいのが定期試験。
 
前回の試験、そして来週ある定期試験。
 
どちらも、事前に対策プリントなるものを作成して授業中にさせました。
 
 
わかる子はわかってますが その対策プリント
 
 
定期試験で出る問題とほぼ同じ。
 
 
なんなら数字を一文字も変えず出している問題も(笑)
 
というわけで、前回は70~90点台が5人程出てきました。
 
 
 
つい先日、来週のための対策を渡して授業中に解かせたので
 
もう少し点がいい子が増えるのを期待。
 
 

因みにそれを解かせている間はおしゃべりOK。
 
何なら、自分が英語で説明したのを他の友達に現地語で教えて
 
説明することでより理解が深まってほしい願いです。
 

その他にも去年から始めている小学校との活動で
 
協力してくれた子にはちょっとしたプレゼントも。
 
これも一応「評価」してます。

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と書き綴っていたら
 
この子達とももうすぐお別れかー、と
 
少し寂しくなりました(>_<)
 
 
最後の活動で、何か思い出に残るものをやりたいなー、と考えてます。

ではまた次回。