青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

タンザニア~いも活、ホントのところ~

-毎週土曜日はSaayaの日―

 

ここタンザニアの大地で、いも活♡

以前、書きました☞

kyouryokutaimath.hatenablog.com

 

理屈で考えるのは簡単。

しかし、現実は甘くない。

 

いもが育っていません。 

 

ある程度放置しても育つとの認識でいたさつまいも。

 

放置しすぎました。

 

なにより、子どもたちの気持ちをのせることができていなかった。できていたら、水やりだって、草取りだってやっていたでしょう。

 

とにかく、時間がない!

いもにとって、私が3月に帰国するなんて

知ったこっちゃないのです。

 

同僚からも

「どうするの?」と、聞かれる毎日。

 

そこで、もう一度趣旨を確認し、メンバーを再度募ることを決めました。

 

再始動したいも活はここが違う!!►►►

  1. 授業時間内に行うクラブではなく、部活動として毎日授業後30分。
  2. ひとりひとり水やり用のペットボトル、それを置くスタンドを用意。
  3. 担当の畝を割り振り、2人1組で一つの畝をお世話。
  4. 出席カードの作成。

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これらのヒントは、日本での「そうじの時間」にありました。使う道具、清掃場所はひとりひとりに割り振ります。

 

グループで任せていたときもあったのですが、

「ほうき片付けてないのだれ~」

「床のゴミ取ってないのだれ~」

と、まあ揉めること。その後の休み時間が潰れてしまってはもったいなーーーい!!

 

自分の道具で、自分の場所を責任もってそうじする。しっかりちゃっかり、いも活に応用☀︎

 

そして、先日畑の半分を収穫しました。

なぜ半分か?保険をかけて残しました。笑

 

メンバーは、再び募り直しているので、前回一緒に植えている子もいれば、そうでない子もいます。今回は、成功体験(=収穫)からいも活、始めます。

 

小さい中にも、大きないもが4つほど!

子どもたちと盛り上がる中、

「先生、大きいのは売ろうよ!」

収穫したいもを、学校備品に換える。この趣旨が子どもの中にあったようです。

 

その頃、私の頭の中では

「大学芋にしたらおいしそう、いや焼き芋かな」

なんて考えていたにも関わらず。


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せっかく子どもから上がった声。売るか、食べるか悩んだのですが、今回はいもの販売を見送りました。次の収穫分を学校備品に換えることを説明して、まずは収穫の喜びを

 

ということで、

もういっちょ成功体験

 

鬼まんパ~ティ~YEAH!!


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日本食文化の紹介も兼ねて

名古屋のソウルフード鬼まんじゅう

作りました。麦茶も用意しました。

 

翌日は、絵と文で振り返り。

「文3つ以上書いたら見せにきてね。」

「はなまるもらったら次は絵を描いてね。」

クーピーは1セットしか持ってきてないので、1色使ったら戻して、みんなで使います。


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振り返りのシートには「日本食を作ってくれました。」という記述がちらほら。

 

うーん...。

 

時間の関係で、下準備は済ませて蒸すだけの状態にしていました。でも、目指していた活動は一緒に作ること。なので、次回はもう少し時間を確保して、作る過程を子どもと一緒に行いたい。いも巾着あたりでリベンジしよう。

 

いも活つづく♡