南アフリカ共和国 ~Gogogoの日常~
どうも~ 月曜日担当のカオルです
授業での内容が分数(5・6年生ともに)で、基本問題演習ばかりやっているので特に授業関係で書くことがないこの頃です・・
なので今日もGogogoの日常の写真をいくつか見せられればなと思います
まずは金曜日担当のタツの記事で
kyouryokutaimath.hatenablog.com
将来の子どもたちの夢についてタツが書いていました
タツの子どもたちはかなり色々仕事のアイディアがあるようで、正直記事を読んでて驚きました
うちの学校でも10月4日にキャリアデーというイベントがあり、似たようなことをやりました。この日は子どもたちが自分がなりたい職業の服を着てきて、自分が何になりたいか、どうしてその仕事をしたいのか、そのために何を勉強したらいいかなど をスピーチします
朝礼でG7(中学校1年生)が並び、一人ずつなりたいものについて話していきます
普段着の子が多いのが、子どものやる気がないことの現れです^^
まあなりたい職業の服を着てくるというのは、結構無茶がありますが。持ってない子も多いでしょうし・・
この黄色い帽子をかぶっている女の子はとても学業が優秀な子で、「南アでは多くの人が掘立小屋(シャック)に住んでるから、その人たちのために家を建ててあげたい」 となかなか筋道だった演説をしてました
タツはドクターという子が少なくて驚いたと言っていましたが、うちの学校は真逆
ドクターが半分を占めてました(笑)
いやそんなに医者いらんわ。患者と医者の割合が1対1という世界ですね。
とりあえず知っている仕事&一番お金を稼げるのがドクター という安直な発想・・
個人的には、タクシードライバー になりたいと言っている子がいないことに驚きました。やっぱりタクシードライバーは、子どもの間でもお金を稼げるイメージはあまりないのかな・・
これは学校の広報用です(笑)。なんで作業着の子が多いのかというと、Gogogoでいう仕事は一時的な土木工事の作業ぐらいしかないという悲しい現実の反映・・
正直この写真さえ取れば、あとは必要ないというw
また、10月10日は担任クラスの女の子の誕生日でした
普段は子どもが僕に、「今日は〇〇の誕生日だよ!」 と言ってきて、バースデーソングを歌うだけで終わるのですが、今回はその子のお母さんの要望で、クラス全体でお祝いパーティーをしました
というのもお母さんが、年長さんクラスの先生をしていて、R200(1600円)ほど資金を出してクラス全員分の食べ物と飲み物を揃えたというわけです
いや子どもの誕生日に学校の授業を私的目的に使うとは親ば・・
と日本だったら言えなくもないですが、まあここは南アなのでいいんじゃない と
ゲストの子はとても成績優秀な子で、1・2・3学期ともに1番を取っています(5年生の時だけでなく、ずっと前から毎学期1番です)
お母さんも英語は話せないのですが、現地語で会話しているだけでも知性が伝わってきますし、彼女の担当している年長クラスの部屋はとても秩序だっていますし、子どもからの人気もあります
まさに「現地の人で英語が話せなくても、教養がある人はいる」という人の典型例だと自分では思ったりもしてたり
それにこの子は普段あまり多くを語る天真爛漫なタイプの子ではなく、落ち着いて行動できるような子なので、今回のパーティー中に目を拭っていたのにはちょっとこっちがうるっときました・・
いきなり担任からのスピーチを振られて、「みんな彼女がハッピーなところを見られてハッピーだよね?」ぐらいしか言えなかったけど(笑)
普段リーダーシップがあって行動できている子が、照れながらも喜んでいる姿っていいですね^^
クラスの子どもたちはもうハッピーハッピー
Gogogoでは身内の誕生日の時にしか食べることが出来ないケーキと、めったに飲めない炭酸飲料と、1人1袋渡されたお菓子で大喜び
ほんとにこいつら安く上がるわ(笑)
去年とかは特に何もなかったので、おそらく今年特別にお母さんが彼女のための舞台を用意してあげたのでしょう。なんにせよ、みんなの記憶に残る楽しいバースデーで良かったです^^
それではまた来週♪