タンザニア北部でも図形は苦手のようで
金曜日担当のタツです。
昨日(5月9日)、Jicaの方から中間報告会の日程が届きました。
中間報告会とは
その名の通り任期2年の中で、これまでの活動の進捗確認および評価、情報共有する場であり、残り1年の活動の方向性を再確認する場でもあります。
つまり、です。
もう1年近くもタンザニアにいることになります。
時の流れはハヤイ(>_<)
さて今回は図形について。
実は先週のおまけで一筆書き問題を出したことについて触れました。
kyouryokutaimath.hatenablog.com
あれ、ターム休み明けから始まる「図形の合同・相似」の布石でした。
なるべく図形に慣れ親しんでから授業に入ろうと。
と言うことで「さぁ、どの図形が同じ形・大きさをしてるかな」
というゲームのもとスタート。
順調に始まっているかと思いきや・・・
説明後、教科書の問題を提示してもわかる子はほんの数人。
タンザニアに限らず、日本でも証明を苦手としている子はいるので、そこは想定内。
なので紙とハサミとペンで図画工作。
一番悔しかったのは、
生徒数人ずつに見せたかった。
それで生徒たちに実際に図形を動かして・調べてもらったら、多分違ってたかも。
小人数制なんてことができるわけではないので今更嘆いてもしょうがない(;^ω^)
さて、今一番困っていることは
「共通の辺・角」
どこが共通の辺ですか?と聞いても全く違うところを答える生徒多数。
挙句の果てには共通の辺を聞いて「DAC」と答える子も多数。
うん、それは角だね。(*'ω'*)
もしくはDAとACが等しいことを言ってるのかな(*'ω'*)
逆も然り。
どうやら辺と角の認識もあやふやなようで(´;ω;`)
さて、なんと再来週はターミナルテスト。
え、今回1か月も授業やってませんよ(。´・ω・)
そこまでにはもうちょっと図形に慣れてもらおうかな、と。
やっぱり黒板の図形よりかは手元にあるものの方が理解し易いですよね('ω')
今週のおまけ
上記の授業風景写真
実は先日他国同期隊員の方が訪問してくださいました。
その時に頂いた写真を使っています。
普段自分がどのような授業をしているか、客観的に日本人に見てもらうことができました。
このためにも入念に準備もしていたので、マンネリ化した自分の授業にテコ入れできるいい機会でもありました。
やっぱり見てもらうとそれなりの成果は得られると、改めて思いました。
Saayaも以前現地の人に見てもらった記事があるのでそちらも参考に。
kyouryokutaimath.hatenablog.com
おまけのおまけ
もう何か月も前ですが、校長先生から教えてもらった一本の動画。
(有名な奴かどうかはわかりませんが、もしかしたら知ってる人多数?)
昨日授業中に生徒からこの解き方を(勿論冗談で)「教えてもらった」ので急に思い出しました。
校長曰く、「今のタンザニアの計算レベルを象徴している」と。
本当かいな(。´・ω・)?わかるようなわからないような
では今週もありがとうございました。