青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

ナミビア~身体計測をしてみよう~

お久しぶりです。かなり間が空いてしまいましたが,火曜日担当れーねです。

ナミビアはまだまだ暑い日が続いております☀もう、、暑すぎて何もする気が起きないぐらいほんまに暑い。私の任地は全然雨が降りません。毎日この通り!青空と天高く渦巻く砂嵐。運悪く窓を開けてるときに砂嵐が通り過ぎると最悪です。f:id:kyouryokutaimath:20200122050006j:plain

先週水曜日から子どもたちが学校に戻ってきて,長い長いターム休みが明けました。そして今週,まだ学校は本格始動していません。まぁ,予想通りなんですけど,なんせ活動できるのがあと2ヶ月を切り,2ヶ月後の今日は東京で帰国研修を受けている予定なので,なんだかモヤモヤ。残り2ヶ月は事務所の方針もあり,学校とも話し合い,担当クラスは持たずに主に1~3年生の算数のサポートに入ることになりました。教材を作ったり,授業方法を一緒に考えていけたらいいかなと思っています。

 

私が教えていたGrade5と6はアメリカのボランティア・ピースコーが引き継いで教えることになりました。もう1年以上一緒に働いているので,彼とはいろいろな話をするのですが,この前の休みには私がどんな流れで5,6年を教えていたか知りたいということで,授業の流れや使っていた教材などを話し合い,いろいろ質問をしてくれました。

 今日もなかなか低学年の授業が始まらないので,ちらっとピースコーの授業を見に行くと,黒板にはめあてが書いてあり,

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提案した活動も入れ,

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子ども主体で楽しそうに授業をしていたので,とても嬉しくなりました。現地の先生とこういうことができたらなぁと,良いイメージは持てました。

 

さて,うちの学校では(ナミビアでは?)日本のように身体計測がありません。なので,子どもたちは自分の身長や体重を知りませんし,知る術がありません。量感を養う上でも,せめて自分のサイズと使う単位ぐらいは知っといてほしいとずーっと思ってたので,ピースコーの授業の余った時間を使って,ずっとしたかった身体計測をしてみました。

まずは予想!1mはどれぐらい?と聞くと手を広げて「これぐらい!!」と,去年教えたこと覚えてくれてました。これをヒントに自分の予想をワークシートに書いてもらいました。

 

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体重は軽すぎかな?と思いながらもなかなか良い予想!自分の身長を2m以上と突拍子もない予想を書いた子は1人だけだったので,まぁ良いとしましょう。

予想を立てたら早速実測!

日本から持ってきた体重計とメジャーを使いました。体重はわたし担当,身長はピースコー担当で順番に測っていきます。初めて見る体重計に興味津々でした。

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何kgかなー?

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おぉー!138㎝かー!

体重を量る文化がないからか,恥じらう様子もなく,みんなわいわいしてました。最後には教室にいた担任の先生も,わたしも量りたいわ!と子どもたちの真ん前で堂々と計測。スリムですもんね(笑)先生が参加してくれたのもよかった👏

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長さや重さの感覚が少しでも持ててたら嬉しいなと思った日でした。

明日からは低学年スタートしますように。