タンザニア北部、時間の感覚が・・
どうも、金曜日担当のタツです。
休暇中ですが、自分の学年を対象に補講を実施しております。
このような短期・長期休暇中には国家試験がある学年は教師が「ボランティア」(つまり給料が出ない)で授業(補講)を行います。
さて、自分の学年(Form 2)、今回の休暇の「ボランティア」は・・・
ワタクシ一人('ω')ノ
ん、まぁ、休暇中はみんな遊びに行きたいよね(;^ω^)
ボランティアが一番頑張って「ボランティア」してるって・・(;^ω^)
そんなことはおいといて、
今回は少し疑問に思ったことを。
ちゃんとした確認は学校が始まったら確かめるつもりなので
今の段階では憶測です。
皆さん、目をつぶって1分数えることできますか?
ジャストではなくても、個人差はあれど大体50秒から70秒あたりにたどり着くのではないでしょうか。
さて、こちらの子にルール説明を行ってやってみると・・・
なんと大体の子が
15秒で手を上げるΣ(・ω・ノ)ノ!
いやいや、君たち1分ってわかってる?
60秒だよね。
じゃあもう一回
また同じく15秒位(;゚Д゚)
うん、とりあえず今回はなかったことにして(^^;
この話、また今度詳しく書くつもりですが、実は「単位」の授業で
容積や時間を扱った一環としてゲーム感覚で行ってました。
いつか誰か書いたかもしれませんが
おそらく「1リットル」や「1メートル」がどれくらいなのかがあやふやなのでは、と思い試しました。
で、結果が上に書いたように・・・。
一つ考えられるのは(一番可能性があるのは)
ルール説明が悪かったのかな、と。
もう一つは、当初予想していた通り
「1秒がどれくらいかわかってない」。
1分が60秒等は知ってる(と信じたい!)ので、1日は、1週間は何秒?のような
いかにも国家試験に出そうな問題は解けるかもしれませんが、
実生活に応用できていない・・。
話が少し飛躍するかもしれませんが、
ここから考えられるのは
「このような実生活に役立つ数学(算数)を知らないから、数学離れが進む。」
この考えが頭をよぎった時、
習ってもどこで・どのように使うかわからないから、習っても意味がない、
そんな風に思われてもしょうがないかな、と感じてしまいます。
最初に書きましたが、
ルール説明が悪かったか、こちらが選んだ生徒がたまたまこの結果だったのかの可能性がありますので、
ここら全ての生徒が時間間隔を知らない、とは言い切れません。
もとから実生活に役立つ話をちょこちょこ取り入れてますが、
今回のこれでもっと取り入れないとダメかな~と思いました。
休暇明けに少しずつ取り入れてみます。
では今週はここまで。