タンザニア北部で起こった、怒った話
金曜日担当のタツです
今日で学校は一区切りつきます。
次学校が開く時は、タンザニアに来て1年・・・。
何か残せてるのかな?ちょっと不安です。
今回は数学とは関係ないことで
先週、学校で「原爆展」を開催しました。
ポスター見せて、歴史のクイズを出して、映像を見せて、鶴を折って。
生徒よりも教師の方が食い気味でした。
と、ここまで書いておいてですが、今回のお話は原爆展に関する内容ではなく
後日談の話。
掲示したポスターは全部で30枚。
終了後(生徒たちの帰宅後)、黙々と回収に勤しんでいると・・・
あれ、5枚足らなくね?
風で飛ばされたかと思い、周辺を探しましたが見つからず・・・
幸い(?)、校長がまだ残っていたので、その旨を伝えると
「多分生徒が持って帰ったんだろう」
いや、頭の隅にその可能性はあったけど、できればそれはなしでいてほしかったなー
と愚痴をこぼしながら帰宅。
そして1週間経ち、先日火曜日
この日に最終通告しないと、祝日の関係で生徒たちがこない!
と言うことで脅し気味に
「thiefだからね。policeに言うよ」
生徒教師両者に伝えました。
以下、やり取り
とある女の子「私持ってる生徒知ってるよ」
教師「よし、(何故か欠席してるから)そいつの家行ってこい」
しばらくして
女の子「持ってないって」
教師「タツ、ちょっと俺が行ってくるわ」
またしばらくして
教師「持ってたぜ。あいつ嘘ついてやがった」
で、見つかったのが
え゛、やぶけ・・・
教師「本のカバーにしたって」
はっはっはー
はい?
さすがに怒り心頭。
多分顔と態度に出ていたんでしょうね、同僚全員で
「パラチチ(アボカド)あげるよ!」「タツ、パソコンの雑務俺がやるよ!」
とかなり優遇されました。
本当に警察に通報しそうに見えたそうで、それを止めようとする教師もちらほら。
結局他の人に話して何とか平常心になりました。
怒りなれてないと、結構疲れます()´д`()
で、昨日木曜日、校長と二人きりでお話。
校長「今度こういう機会があったら、『取るな、それはタツのだから』と生徒に伝えるよ」
タツ「わかった。でも、一番問題なのは、その生徒、謝りに来てないんだよ」
校長「明日来さすよ」
タツ「それと、まだあと2枚見つかってないんだよ」
校長「本当にすまねぇ。明日絶対見つけるから」
うーん、日本だと当たり前でも、ここではそうではない。
改めて思い知らされました。
と言うわけで皆さん、
どれに関しても、「自分のモノ」を明記しましょう。
いや、他の隊員はちゃんとやってて自分の管理不足か・・・
このままだとどうでもいい話で終わってしまうので(;^ω^)
おまけ
最近ハマっているものに
教科書を一通り読んでます。
英語をもっと勉強しなきゃ( ノД`)
と言うことで始めたのがきっかけです。
はい、買いました。
結構知らない単語が出てくるので
自分なりには今のところ成功しているやり方です。
後、やっぱりここら辺の内容は「面白い」です。(*'ω'*)
生徒たちが勉強の面白さに気づくのは、いつなんだろうか(~_~)
多分教育隊員の中では実践している人いると思いますが、
いまさらデビュー始めました。
海外ならではの「教材」です。
おまけのおまけ
上記写真の、英語教科書の導入部分
シャロン・・・(´;ω;`)
ではまた来週です。