南アフリカ共和国 ~犬に引っ搔かれた!!? 身近に潜む狂犬病の可能性・・~
どうも~ 月曜日担当のカオルで~す
2学期、学期末テストが始まりました
正直教科書の範囲はカバーしきれてない・・笑
まあそれはもとから無理だから良いとして、本当に学期の間授業できる期間が短すぎる
南アは何度も言うとおり4学期制なのですが、1学期分は2か月の授業期間+2週間のテスト期間
みたいに構成されています
なので実質授業をできるのは2か月のみ
セカンダリーは教科が増えたり、国家試験の関係もあり、3週間・4週間ほどテストをやることもあります
となると、教えられる期間は1か月ちょい
小学校ですら単元が終わらないのに、セカンダリーに行く人は大変だなと感じます・・
さてここから本題
犬に引っ搔かれて病院に行った件
最近、隣の家(大家さん)が子犬をもらってきて、飼い始めました
この辺りでは結構犬が番犬(放し飼い)として飼われています
ですがこの子犬
子犬ということもあって、甘噛み癖があります
貰ってこられたときはまだ小さかったのに、2か月ほどで結構大きくなりました
しかもよくじゃれついてくる
じゃれつき方が、まあ犬だから、ガッツリ爪とかをくいこませてじゃれついてくるわけです
今まではじゃれついてくると、ひっかき傷が痛いな~
ぐらいの感覚だったのが、
この前ついに
血が出るくらいの深さで、引っ搔かれました
まあ大して傷は深くないのですが、こちらとしては流石に
血が出る=狂犬病の可能性がある
ということで焦りました
JICAには健康管理員というひとが、何か国かに1人ぐらいの割合で配置されているのですが、健康管理員さんに相談したところ
「病院で狂犬病のワクチンを打ってください」
と言われました
また、
「唾液にも狂犬病のウイルスは含まれているので、血が出てなくても、舐められたりするのもよくないです」
とのことでした・・
血が出なければ大丈夫でしょ
と思っていた大きな勘違い
結局、健康管理員さんがワクチンの確認が取れた病院に行ってきました
結構朝早かったのですが、乗り換えたMakhado(マカド)というところのタクシーランクで
こんな光景に
誰もいないと思って乗ったコンビタクシーに、このペアが乗ってたら、ちょっとぎょっとしますよね 笑
アサシンかと思いました><
病院の場所はTzaneen(ザニーン)という場所。任地からドアトゥードアで、6時間ほどかかります
そこで
狂犬病の予防接種を打ってもらいました
訓練所にいた時も、狂犬病の予防接種は3回打ったのですが、
狂犬病の予防接種を打つと、はっきりとわかるぐらい体が疲れます・・
なので
時間的にタクシーもなかったので、途中の街にある先生の家に泊まりました
そうすると翌朝、車に乗っけてもらって出勤もできるので
犬にかまれると、多くてワクチンをその後 最大で6回打たなければいけません
0日・1日・3日・7日・14日・21日目
今回の自分の場合は、0日目は不可能だったので(任地が病院から遠いので)、1日目と3日目の計2回でいいとのことでした
しかし、2回目も遠いザニーンまで行きとうない・・
南アでは、公立病院には狂犬病ワクチンはあるところが多い
とのことでしたので、次の時は1番近い公立病院(2時間)に行ってきました
こっちは前回の病院と打って変わって、同じ公立病院でも、結構汚く、常駐の先生もいない? ような感じのところでしたが、患者さんはかなりの人数いました
ここで診察されて、薬もらってみたいな流れ
ここにいたのはドクターではなく、ナースでした
しかもナースも常駐ではなく、Today's Volunteer(今日のボランティア)として、名前が掲示されてました
医者に診てもらうのはもっと専門的な病院で、費用もかかるのだと思います
ちなみにここでの予防注射代はタダ
前回の病院では、3000円ちょい取られました
同じ注射、一応同じ公立病院なのに、どうしてこうも違うのだろう・・
南アの医療費制度について知りたいな~
絶対的に貧困層の数も多いから、そういった人たちは医療費を払わなくていいとは聞いたことはあるんですけど、政府からしたらかなりの出費ですよね・・
ちなみに日本の医者と違って、すぐに ブスッ と刺してきます
これ子供相手にも、間をおかずやったら泣くでしょ 笑
それともどの道泣くから、それだったら時間かけずにやろうよ ということなのかな??
教訓
犬がじゃれついてくるのは仕方がないが、引っ搔かれたり・噛まれない ことを気を付けて触る
ちなみに任地の先生から解決策として提案されたのは、
①犬を蹴っ飛ばす(Joke)
②石を投げる(Serious)
でした
最後に先生の家の子供の写真で 終わり!!
それではまた来週 ♪