青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

ボスニアに似てるアフリカの共和国 ~私がマロワネに来た理由~

 

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今週水曜日に開催された幼稚園生運動会


日曜日は登場するたびにご無沙汰なマユミの担当です!!(すみません)

さて、今回はマラソン企画ということで、それぞれの隊員の志望動機を掘り下げていこうという内容ですね!真面目に書きます!!

 

今回の記事は、

その1 志望動機

その2 希望国

その3 面接時の質問&エピソード

の順序で書いております。

 

 

その1 志望動機

ワタシ小学校教育の隊員なんですが、実は日本でも教員やってるんですよ。びっくり!んでもって、現職で参加できるよーっていう制度を利用して来ているんです。この制度本当にありがたくて、日本での職を保持したまま派遣されるんです。

ただ、日本での研修後7月ごろに派遣されて、年度始め(4月)に合わせて帰国せねばならないので、同期は2年後の7月までが任期の中、我々は3月末にお国に帰るんです。はい。2年ではなく1年9ヶ月の任期になってしまうのでみんなより短いというネックがあります。

 

教員になる前からこの制度があることは知っていましたし、応募する資格としてワタシの自治体は3年以上の教員経験が必要ということも調べていましたので、1年目から虎視眈々と狙っていたわけです。1年目末くらいから職場の上司には個別にJICAボランティアのことを話していました。そしてある時、職場の回覧板で回ってきたんですよね。募集要項が!これだーーーと思って。速攻で上司に話して応募要項書きました。なつかしい!上司&教育委員会の許可と推薦文がいるので早め早めに動きました。3年目に6年生の担任だったということもあって、卒業生とともに区切りがいいなという思いも大きかったです。

 

なんだか現職派遣の話になってしまいましたが、もともとの志望動機としては、もちろん日本も大好きですが「日常の生活に変化や刺激がほしー」という気持ちが大きかったように思います。旅行するのが好きで且つひとところに長く居れない傾向があるので、いろんな経験をしてみたい!という思考回路に陥るんです。

だからきっと、ボランティア精神とか開発支援とか至極真っ当な理由がなくても、行きたいと思ったから行く!でもワタシはいいなーと思います。

結果オーライ!

 

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任地に入る際の看板

 

その2 希望国

現職でも希望を3つ書けるんですが、ワタシの場合は

 

第1希望    ブラジル!  (日系青年、日本文化)

第2希望    ブラジル!! (日系青年、日本文化)

第3希望    ブラジル!!!(日系青年、日本文化)

 

 

でした。…ええ。

お察し通り、ブラジル行く気100でした。南米行きたい!って気持ちと要請内容がワタシを求めている!ってビビッときてたので、「これはワタシしかいない。」とあの頃は思っていました。ポル語も勉強し始めたりなんかしちゃって。徒労に終わる。

 

ウッキウキで結果待ってたんですが、ブラジルとは頭文字Bしか合ってないダイヤモンドと象で有名なアフリカの国だったんですね。最初合格通知を見たときは

 

「(ブラジル行く気だったんで)南米にこんな国あったっけ?」

「(ブラジル行くんで)あれ?日系青年じゃなくて、協力隊になってる?」

「(ブラジルで)電気水ネット不安定?」

「(ブラジルなのに)おかしいな?」

「(よく読む)」

「(あ!見間違いじゃなかったー!)」

 

本当に通知を持ってる手が小刻みに震えました。ブルブルと。

でも、結果オーライ!

 

 

その3 面接時の質問&エピソード

現職ですと1次試験(筆記)は免除なので、ここでは面接のことを書きたいと思います。

 

1 人物面接

何を聞かれたか全く覚えてないくらいふわ~~っとした面接でした。ホテルの一室で行われるので、ベッドが面接官(2人)の後ろに立てて置かれてて、会場設営大変だなー。とか、地震きたら危ないなー。とか思ったのは覚えています。応募調書に書いたこと、聞かれるだろうなーということを聞かれる面接です。

 

2 技術面接

一般的な教育時事ネタや学級運営とか得意科目について聞かれました。軽い気持ちで答えると返り血を浴びるので、謙虚に面接官に対峙するのが吉。あやふやな部分は深淵まで突っ込まれます。

 

ワタシはこのときに今後の2年間を決定づける悪魔の質問

「マユミさん、世界中どこでもいい?」

って豪速球が投げられたんです。ワタシ気弱な日本人なんでこれ断ったら落ちるかもって思っちゃったんですよ。んで、

「必要とされるところどこへでも行きます!!」

って答えてしまったんです。まさに誤答。本当に行きたい国があるならその国に行きたいってことを最後まで貫き通したほうがいいのかもしれません。

でも、結果オーライ!

 

今では、アフリカに来れて本当に良かったなーと思っています。今後も初心を忘れずに活動していきたいものです。