青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

タンザニア北部での姿勢変化

そろそろタイトルを考えるのに苦戦しているタツです。

別にこの縛りじゃなくてもいいんですが、何となく、ネ

 

今年から始めていることとして一つ紹介を。

とはいってもそんなに大層なことではありません。

毎金曜日に週末課題を出しています。
黒板に問題を書いて、「出したい人は出しなさい。」

ただこれだけだと現地の教員とやっていることは大差がないので、翌日土曜日の午前中、学校に行って質問タイムを設けています。
別に授業を行う訳ではなく、生徒は教室に入って勉強か会話、自分は机を廊下に引っ張り出して授業準備。

初めのうちはうまくいくかわかりませんでしたが、よく質問に来る。

宿題のことだったり、その週の授業内容についてだったり、物理についてだったり。
最後のやつは忘れていることがあるので大体苦戦。

 

で、2週間前の出来事。
ある生徒

 

「水曜日休んでいたから土曜日に授業してほしい」

 

これは正直驚きました。
意欲増進に繋がっているのかな?

更に先週の出来事。
今年に入っての復習として抜き打ちテストをしました。
返却した週の土曜日、いつも通り廊下にいると


「いつテスト解説してくれるの?」

 

自分でいうのもなんですが、この学校始まって以来一番数学意欲が高いのではないでしょうか。
因みにこの日来ていたのは学習意欲の高い、いわゆる成績がいい生徒たちが集まっていたので、いつもとは違う雰囲気での授業。
かなりのびのびと授業を行いました。
(つまり通常の授業は)

とは言っても突然のことだったので、準備はなし。
テスト解説+復習+咄嗟に思いついた問題提供
位でした。

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何かテストの問題で質問があるか、と聞くとどんどん聞いてくる。
いや、平日の授業もそれくらい聞いてほしいな・・・

今年やりたいことの一つに「土曜授業を実施する」というのがあるので、思わぬ形でスタートを切ることができました。

赴任当初は質問なんて一切ない、みたいな雰囲気を出していましたが、少しずつ空気を変えていると思います。
自分も。生徒も。

やっぱりわからないことを学ぶのは楽しいことですよね。
あれ、自分だけかな・・

では今週はここまで。