青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

タンザニア~意欲の芽が出ますよーに~

ー毎週土曜日はSaayaの日ー

 

いきなり質問!

 

40分の授業の中で、子どもたちは何問の練習問題を解いていますか?

 

私の場合、5問前後になることがほとんど。

 

習うより慣れろで、もっとたくさん解かせたいのですが。それでも、授業時間いっぱいを使ってしまっている現状です。

 

最近は、振り返りのような感じで、練習問題の最後にこんな質問を投げかけるようにしました。

例えば…
算数は嫌い or 好き
授業は難しかった or 簡単だった
好きな教科

好きな遊び  など

 

ノートはできるだけ毎回集めます。そして、なかなか○がつけられず、私自身、点検を進めながら気分が沈んでいきます。

 

ノートが戻ってきた子どもはもっとしょぼくれるんだろうな~って思ったらひとつでも○をあげたいなと。そのためのおまけ問題!

 

子どもの興味関心を知ることができて、ノートを介したコミュニケーションにもなっていると感じています。

 

もちろん、空気を読んだ回答が目立ちます。

 

でも、好きな教科については、ふとこんなことに気付きました。

 

正答数が多い児童は、複数回答をしている

 

…気がする。実際に、正の字書いて集計~☆

 

正答数4/5以上の児童の複数回答

77%(45%)  
正答数3/5以下の児童の複数回答

41%(18%)

※「全部」と回答したものも複数回答に含めました。( )の中は、「スワヒリ語と英語」など明確な回答があった割合。

※5年生Aクラス67名、Bクラス54名の回答。

 

学習意欲と正答率の相関もあるのかなって思いつきで鼻歌交じり、チャイ飲みながらの集計なので信憑性は定かではありませんが!また、聞き方によっても、大きく変わってくると思います。


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チェックの数=○の数。全問正解ではなまる!

 

何がきっかけになるか分からないから種はいっぱい蒔いておこう。○がもらえた!それだけでもいい。

 

そんな感じで、タンザニアは年明けから新学期が始まっています☀


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