タンザニアの学校ってどんなとこ?
どーも、みなさんこんにちは!
水曜担当のいくとです!
本当は先週更新する予定だったのですが、停電続きでPCが使える状況ではなかったので、1週間遅れの更新です。
今日は、僕の赴任先であるChiungutwa Secondary Schoolを紹介したいと思います。
活動の詳細とかは次回以降書いていこうかなと思っています。
タンザニアでは、小学校が7年、セカンダリーのOレベルが4年、Aレベルが2年という区分けになっています。まぁOレベルとAレベルは日本でいう中学校、高校だと思ってもらっていいかなと思います。
ある程度大きな学校だとOレベルとAレベルが併設されていますが、うちの学校ではOレベルのみ(Form1からForm4)となっており、現在約450人の生徒が通っています。
教師数は16人で、生徒数に比べると結構多い印象ですが、理数系科目の教師不足が深刻で、物理教師が1人、数学教師が僕を含めて2人しかいません。
この理数系教師不足は途上国によくある課題の一つで、他の教科に比べて仕事の負担が大きいのに給料は同じという、不公平の極みです。
そりゃあ、理数系教師増えねえだろ!ってツッコみたくなります。
タンザニアのセカンダリーでは、Form2とForm4のときに国家試験があります。
全国統一進級試験といった感じで、特徴的なのはすべての生徒の試験結果が公開されるという点です。
日本でやったら「プライバシーの侵害だ!」とかスゴく問題視されそうですね。
興味ある方は、「TANZANIA NECTA」で検索してみてください。
ちなみにうちの学校の試験結果はというと、、、
2018年度、数学が全国約4800校中4100位ほどでした!!
……まぁ2017年は4300位ほどだったので少し上がったかなという感じですが、
うちの学校は数学の成績がかなり良くありません。
原因は色々考えられますが、そのひとつとして
「生徒の仕事多すぎ問題」
があると、僕は思っています。
最近雨季が始まって降水量が増えてきたので、
とあるものが学校敷地内に増えてきています。
そう、畑です。
この畑の面倒を見ているのは、当然先生方ではありません。生徒です。
放課後に畑仕事をするのが生徒の義務となっています。
しかし、手入れをするのは生徒ですが、
その売り上げのほとんどは先生たちに分配されます。
この畑以外にも生徒には様々な仕事が与えられます。
よくあるのは薪拾い。ちなみに教師が家で使用する薪です。
最近あったのは、教師が鶏を飼うための鳥小屋を作り始めたのですが、
それに必要な木材を集めてくるという仕事が生徒に課せられてました。
先生たちの苦労も知っているので、あまり悪く言いたくありませんが、
ちょっと生徒使いすぎじゃね?
と、思ってしまいます。
まぁ当然これ以外にも様々な問題がありますが、
それについてはまた追々書いていきたいと思います。
では今日はこのへんで!