海外の公立小学校 ~どんな感じの雰囲気~ ゴゴゴ小学校
お久しぶりです! 月曜日担当のカオルで~す
今日は自分の任地であるゴゴゴ小学校の概略? 雰囲気的な写真を見せられたらなーと思います
ちなみに、こっちの人にもGogogo? 冗談でしょ? 日本の人からも、ゴゴゴ? 冗談でしょ?
と聞かれるのですが、本当にGogogo村のGogogo小学校です
任地の生活編Part1では、任地の地図(Google Map)を紹介しているので、正確にどこらへんかを知りたい方は、そちらをどうぞ
kyouryokutaimath.hatenablog.com
まあ大ざっぱにいうと、南アフリカ共和国の北東、ジンバブエとの国境付近です
南アでは地方都市でも、言語が混ざっている(おんなじ学校に違う言語が母語の生徒がいる)のですが、
自分の任地はベンダ語(Tshivenda)という言葉のみしか話されていません(田舎なので)
またジンバブエとの国境に近いことから、ちらほらジンバブエ人もいたりします
村人曰く、ジンバブエ人は働き者で、同じ南ア人は怠けてるから信用ならんそうです・・
ジンバブエの方が経済状況が深刻なので、生きるために必死に働くからなんですかね
言語も、ジンバブエ(南アの北側にある国)の南の方と、ベンダの言語は似ているらしく、共通性があるよう
南アは公用語だけで11もあるような国なので、もうわけわからん・・
さて、話を戻して学校のこと
ゴゴゴ小学校にはGradeR(年長さん)+Grade1(小1)~Grade7(中1)まで8学年、約240人の生徒が在籍しています
先生も各学年1人の計8人(1人年長さんのためのクラスの先生はボランティアなので、学校の組織図には7人の先生の写真しかありません)
組織図の下の部分に、Striving For Better(より良くなるため、励もう!)
とかいてますが、全然ストライブしてないです (笑)
基本的にアフリカンタイムでみんなのんびりー
今何時とかを時間で知るのではなく、にわとりが鳴いているから起きる・何となくすごく暑いから昼だなー・日が落ちたから寝ようか
こんな感覚
距離の感覚とかも全然なかったりして、
あの村まで何Kmくらいなの?
「遠い」「車で行っても少しかかる」
みたいな感じで、距離とか時間の感覚が全くありません・・
話を学校の概要に戻して・・
先生方8人の他に、ボランティアとしてJICAボランティアの自分と、アメリカンピースコープスが1人入っています
アメリカンピースコープスは協力隊のアメリカ版だと思ってくれれば大丈夫です
彼は名前をアレックスと言い、7年生 英語・算数 6年生 英語 5年生 ライフスキル 4年生 ライフスキル を教えています
(まあライフスキルは体育みたいな遊び用の科目です。日本だときちんと体育にも目的とかあるんですけどね)
Gogogo小学校では、近くに幼稚園(クレイシェ)も併設されており、子どもはとにかくたくさん
このあたりの村では大きい方の村なのです(人口2000人くらいですかねー。子どもと老人しかいませんが・・ 村に産業がないので働ける若者は歳へ出稼ぎに行っているのが当たり前で、村にいる若者にろくな奴はいません・・)
教室のすぐ外が、外(日本語が変ですが)になっており、休み時間はここを走り回ったりしています
日本と違って常に土足です(体育館はありません)
グラウンドなのに、山の斜面に建てられているので傾いているため、ボールは勝手に転がっていきます・・
もうちょっと考えてつくればいいのにな・
一応、床にはタイルが敷かれてますが、メンテナンスをしないので、すでにタイルが傷んでいるクラスもたくさんあります
炊事は数名の母親ボランティアによって、子どもの分も教職員の分も食事が作られます
ボランティアなのか、少しお金をもらっているのかはいまだに知りません><
ええ、もちろん火でつくりますよ!
火でつく料理は味に炭味?がすこしついてて、とってもおいしいです^^
時計は自腹で買いました 泣(まあ何回か落っことして、この時は壊れてます笑)
今は職員室の時計となっているこの時計
ここの学校には自分が来るまで時計がなかった(動いてない時計が1つはありました)
ので。ちなみに最近まで職員室に時計はありませんでした
→5・6年生+職員室用 は自腹で買いました
この話はまた後日
子どもは制服で来ないと、校長から叩かれるので基本制服 笑
金曜日だけ、お金を2ランド(16円)払って私服でくることができます(というより強制)
→おそらく学校の資金となっています。このほかにも子どもに何かを売らせたり、買わせたりして学校の資金とするイベントがたまにあります
南アだとどこでもあるのかな??
それではこのくらいで! 近いうちに授業の内容とかも書きたいですねー
ではまた!