青年海外協力隊 算数・数学ブログ

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ボツワナ〜これまでにやってきたこと〜

みなさんこんにちは。木曜担当エリーです。

 

南半球にあるボツワナは、今が

 

そう!アフリカにもはある!!

 

という私も、アフリカでこんな寒い思いをするとは思ってもいなかった一人です…

 

現地の人たちは、コートを着たり、ニット帽被ったり、ブーツ履いたりと、

 

「寒い。寒い。」と言いながらも冬のおしゃれを楽しんでいる様子。

 

さて、今回は、『これまでにやってきたこと』ということで、

遅ればせながら報告させてもらいたいと思います。

 

ボツワナは、3学期制をとっています。

 

TERM(ターム)1~3に分かれています。

 

昨年配属された時期は、TERM3の途中からでした。

 

STD3の担当となったので、3ヶ月の間STD3対象に計算練習と授業を行いました。

 

その時に使ったのが、まずは「九九表」です。

 

まずは、5の段まで!!!

 

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教室にも、九九表に似たものは貼ってあったのですが、

 

「3の段」:「3、6、9、12、15…93、96、99」

 

というように、順番に覚えていこう!というノリで100まで。

 

まぁ、子ども達は覚えられず。

 

書いてある答えも途中で間違っていたりと…笑

 

そして、九九と同時に「足し算」「引き算」の練習。

 

まずは「10の塊」をしっかり覚えること!(感覚というか)

 

が大切なんですが、これもSTD3でも入っていない。

 

そこで使ったのが、「フラッシュカード」です。

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最初はクラス全体で言わせて、慣れてきたら一人づつ聞いて。

 

覚えて言えるようになる子は、どんどん言えるように。

 

そうでない子は、何となく周りに合わせて言っていく…

 

でも、それでもいいと思いました。

 

まずは数字だけで考えることに慣れて欲しい!

 

丸や棒を書いて、数えるのをやめて欲しい!

 

この3ヶ月での伸びとしては、初め→中間→最後に実施したテストで

 

少しづつ点数が上がったかなぁという結果が出ました。

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計算力は、積み重ね!勉強はどれを取ってもそうですが…

 

このように約3ヶ月を過ごし、長い年度末のお休みに入りました。

 

次回は、新年度STD5担当になってからの試みを報告したいと思います。