位取りのはなし
火曜日担当,れーねです。
気付けばもう2月も終わり…テストまであと1か月切ったねーやばいねー?!という話題でピースコーと一通り盛り上がりました(笑) 指導計画を立てていても,急な集会で授業がなくなることもしばしば。ただ終わらせても理解してないと意味ないし…他の先生はなんでこんなにゆっくりお茶飲んでるんだろうと,不思議な気持ちです。
さて,今回は位取りについてです。
今の単元では,足し算・引き算・かけ算・わり算の筆算が一気に出てきます。
九九も十分に言えないのに,教科書にはバンバン3位数×3位数とか,4位数÷2位数とかが出てきます。もちろん出来るはずもなく,まずは少ない位同士の計算で,筆算のやり方を身に付けながら進めています。
その中でまず躓くのが,位。
日本でも,1億までの位とか1兆までの位とか,位は躓く子が多いところ。
この単元の始めに,123+7をノートにさせると,筆算で123の1の下に7を書く子がたくさん。あ、位がぐちゃぐちゃだ~ということで,こんなもの作りました。
その名も「位のおうち」
みんな寮だったり家だったり,お家に住んでるよね。お家には部屋があるよね。
それと一緒で,数字にもお家があって,そのお家には部屋があるんだよ。
7はunitsだから,hundredsの部屋には住めないし,もしhundredsの部屋に住んじゃったら,それは7じゃなくて700になっちゃうんだよ。それぞれの部屋には,1つの数字しか住めないよ。ってな感じで説明しました。
毎回,最初の例題で子どもたちに正しい場所に数字を貼らせてから説明します。
これは126×4をするところです。
正しい位の部屋に数字を貼っていきます。
4はどこに貼るかなー?
ちゃんと貼れましたね。
足し算の筆算から位のお家を使い始めて,今では位を間違えて書く子はかなり減りました。お家とか部屋とか,自分の身近に感じられるものがいいのかもしれません。
几帳面な子は,こんな風にノートに書いて位を意識してくれています。
次はいよいよわり算の筆算です。
立ててかけて引いて割る。懐かしい~
ではまた^^