~南アフリカ共和国~ ダナキル火山(エチオピア) /観光地紹介
どうも~ 月曜日担当のカオルです。
タイトルがややこしくなってしまってすみません・・
今回皆さんにご紹介しようと思うのは
ダナキル火山(2泊3日ツアー)Ethiopia
エチオピアにある観光地のご紹介です。
1日目
まずは、ナミビア(ウイントフック)から、エチオピアのアディスアババヘ。
エチオピアの前にナミブ砂漠へ観光に行ってましたので、南アからではなくナミビアから。
入国時にイエローカード(黄熱病の確認書類)は特段チェックされませんでしたが、エチオピア隊員に聞いたところ絶対必要らしいので、忘れずに!
宿は空港近くの、Sky Gate Hotel に宿泊。
http://www.boleskygatehotel.com/
このホテル、空港から徒歩でも15分ほど。めちゃくちゃ近いホテルです。
お値段は1部屋1泊6000円ほど(朝食付き)。
すごく高いグレードのホテルというわけではないですが、空港までの送迎付き なので、夜に空港についてエチオピアに慣れてないよ という人にはお勧めです。
2日目
この日はエチオピアの協力隊員の案内で、アディスアベバ市内で両替(銀行で)とSimカードの購入。
共にパスポートが必要なので忘れないように(パスポートのコピー等は必要ありませんでした)。
エチオピアのお金の単位は Birr
ブル と呼ばれています。
さらに両替とシムの購入が終わった後、ツアー会社のアディスアババオフィスにて、ツアーの支払いを行いました(2泊3日のツアーで300ドル)
http://ethiotravelandtours.com/contact/
今回利用したのはこちらのETTツアー。
ここにアディスアババ市内のオフィスの場所が出ています。しかもアディスアババ市内から、オフィスまで車の送迎までしてくれました。驚き・・
さて、ダナキル火山ツアーは、エチオピアのメケレという町から出ています。
なので午後にメケレまで、国内線で移動(アディスアババ⇒メケレ)
片道7000円ほどのフライトで、1時間10分ほどです。
この国内線は頻繁に出ている(2時間に1本くらい?)ので、結構乗りやすい><
メケレに着いて空港外に出ると、申し込んでいたETTツアーの方が、迎えに来てくれていました。
http://ethiotravelandtours.com/
ここのツアーは協力隊員が良く使っているツアー会社です。
協力隊員が言うなら間違いない(笑)
サイトを見てみると、ダナキルツアー以外にも取り扱っているようですね。
僕が今回利用したのは、ダナキル3日間 のツアー。とても良かったです。
エチオピアの空港で思ったのは、パスポートを持っていないと空港内に入れないこと。南アでは空港内にタクシーの客引きだったり、誰かを迎える家族だったり、ツアー会社だったり、多種多様な人が入れるので、出迎え客で大混雑していますし、空港内だからといって安全なわけではありません(あくまでも軽犯罪)。
その点、エチオピアの空港内への立ち入りは制限されているため、空港内はより安全のように感じます。
しかし反対に、空港を出ないとツアーの出迎えに合流できないので、そこが危ないと言えば危ないです。しかしエチオピア全体的に、南アと比べて非常に安全に感じました(昼間、出歩くのOKですしね)。
ツアー会社の車にピックアップされた後、メケレ市内のオフィスに寄って(オフィスではなく、厳密にはホテルの1階の一部を、オフィスとして使っていました)、明日の集合時間の確認をした後解散。それぞれの宿泊先まで送ってくれました。
私が泊まった宿は、忘れてしまいました・・
というのもその日の朝から、突発性の吐き気、水下痢、発熱
と3コンボ、クリティカルヒット。
体調が最悪でした。
ホテルについてからも体調が良くならず、ネットでいろいろ調べたところ、ノロウイルスじゃないかな~ と。
午後4時ごろには自由時間だったのですが、ただひたすらトイレとベッドを行き来していました・・
3日目
この日は朝9時半に宿に送迎車がピックアップしに来てくれました。
体調は未だにすぐれず・・
夜にはツアーをギブアップしてずっと宿で寝ていることも考えましたが、せっかくの任国外旅行、一生に一度かもしれないので行きたい><
というわけでツアーには参加。
各組に分けられて、4WD車に乗り、11時ごろに出発。
大体乗客4名+ドライバー1名 の5名1組のパーティーが多かったです。
私の車は協力隊隊員3名+その友達1名+ドライバー
全員日本人で居心地が良かったです(いや、英語で常に会話するほどバイタリティーはありません)。
http://ethiotravelandtours.com/itineraries/Danakil%20/Danakil%203%20Days/index.php
ツアー会社のサイトにダナキル3日間ツアーの詳細が出ています。
しかしツアー内容は変更になることがあります。僕らの場合も1日目と2日目の内容が逆でした。これはツアー客の数に応じて変わったり、途中アクシデントで変わったりするので、Keep Calm で。
感想としては、エチオピアのご飯、脂っこい? 特にパスタ系。
でもおいしかった。
またコーヒー休憩をとても大事にするように感じます。南アで言ったらティータイムかな。
コーヒーとティー、どちらの文化なのか、同じアフリカでも国の寄って様々。面白いです。
あと、エチオピアンコーヒー安い。ちっちゃなエスプレッソのようなカップに入っているのですが、これで約50円。しかも強烈に効く。
エチオピアの協力隊員曰く、職場でもコーヒー休憩があるそう。
エチオピアに行ったら、コーヒーが好きになる気がします。
生まれて初めて、こんなに生のラクダをたくさん見ました。
途中の道路でもちらほら見かけます。
なんでも人々が、東の塩湖から塩を運ぶ時に使うそう。
同じような目的でロバも使われています。
ちょいちょい集落は見かけるのですが、どこも簡単な作り(木を立てかけて、屋根にはビニールを貼ったものや、掘立小屋)で、エチオピア地方部の貧困が見て取れました。
まあ彼ら自身が自給自足できているならば、貧困ではないと思うんですけどね!
また、どうしてこんなところに道路が?
と思いましたが、ドライバー曰く中国が作ったそう。
いや~ 中国さん。お金かけますね~。
でもここに道路を作る本当の目的はなんなんだろうな~ とも思いました。資源が豊富そうな地域にも見えなかったので。
そして17時ごろ(車で計6時間)塩湖に到着。
ちっちゃな塩の水たまりがあるのですが、本当に浮きました。驚き。
もし入りたい方は、水着を持っていくことをおすすめします。
入っている間、肌がチクチクして大変。長く浸かって、温泉^^ のようにはいきません。
かの有名なウユニ塩湖も乾季はこんな感じだそう。
一度乾季の塩湖も見てみたいなと思っていたので、ちょうど良いタイミングでした♪
曇ってたから、地平線に沈む太陽 とまでは行かなかったですけどね^^
キャンプ地に戻って夜ご飯を食べた後、就寝。(野宿)
ブランケット一枚だったので寒いかなと思いましたが、標高が低いためか冷え込みすぎず、気持ちよく眠れました。
この頃には、体調も少し回復。ご飯を食べられるくらいにはなりました。
悪化しなくて良かった~~
4日目
起床後、Danakil Dipression へ。
硫黄の臭いにやられるとのことで、全員マスク推奨でしたが、温泉に慣れている日本人からしたら大したことはないと思います。
いや~ 日本では見られない景色ですね。行けて良かった><
その後またまた車で、Elta Ale(火口が見られるところ)へ向けて出発。
このドライブも長く、7時間ほどかかったと思います。
途中、食事休憩やコーヒー休憩をはさみながらキャンプ地へ到着(20時ごろ)
夜ご飯を食べた後、火口へ向けて出発(歩いて2時間)。
ですが聞いたところによると、途中まで車で乗せていってもらい、30分ほどしか歩かなくてよい場合もあるそう。
ハイク中、30分置きぐらいでしか休憩がなかったので、結構しんどかったです(夕食後ですしね)。
火口を見学した後、11時ごろにキャンプ地に戻ってきて就寝。
火口には夜行ったので、写真ではどうしても迫力が伝わりにくい><
「マグマがウネウネしている」というわけではなく、何か所か火花が散っている という表現が正しいかもしれません。
ですが火口を見たのは人生初だったので満足。
これも煙が充満していたりして、見えない場合があるそう。こればっかりは運です。
下山して来た後、昨日とは違って、石だらけのところにマットレスを敷いて寝るだけ。
2日連続野宿か~ と思い寝ましたが、疲れているからかあら不思議、ぐっすり眠れました(笑)
本当は昨日のツアーでは野宿の予定ではなかったようです。ですが、向こうの手違いでツアー客を置き去りにしてしまう等の不手際があったため、時間制限が厳しくなり野宿になったそう。
まあしょうがない><
5日目
この日は5時半起き。起きてすぐもう一度火口に向かいます。
夜の方が、よりくっきりと見えるという感じですね。
そのあと朝日が出るまで自由時間(2時間ほど)。
そしていよいよメケレへ向けて帰ります。
途中、塩の製造現場を見学。
作業としては、
①塩の塊を地面から掘り起こす ②いくつかの細かい塊に分ける ③塊の周りを削り取って、長方形のある程度の大きさに整える ④ひもで縛る ⑤運搬する動物に積む
これを完全分業制で行っていました。
彼らが個人事業主で利益を分け合っているのか、誰かに雇われているのかは不明です。
なんでもエチオピア国内の多くの塩がここから運ばれてくるそう。ほんとかな??
その他、他の塩湖(こちらはもっと広い、水がある塩湖です)に寄ったり、昼食とコーヒータイムを挟んで、18時ごろメケレに到着。
19時過ぎのフライトで、アディスアババに帰りました。
さていかがでしたでしょうか。
エチオピアの観光地。ダナキル火山。
とても摩訶不思議な景色が広がっていますし、多くの民族、独特の文化。
日本人も多く訪れる観光地なので、興味があればぜひ!
それではまた来週♪