青年海外協力隊 算数・数学ブログ

協力隊員が任地・任国の算数・数学~生活・旅行事情まで、幅広く紹介するブログです

南アフリカ共和国 ~現地語の表現方法~

どうも~ 月曜日担当のカオルです

 

2学期の授業をやる週も残り4週間となりました^^(4週/8週終了)

 

やった半分終わった!!

 

半分終われば皆さんご存知の通り、×1.5倍速(体感)ぐらいで何事も過ぎていきますね(笑)

 

 

Gogogoでは、

 

 

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G4のほかの先生の授業中。アクティビティーを取り入れてますね^^

 

 

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みなさん、

 

Ho ita hani?

 

How are you?

 

 

 

というわけで今日は、現地語の表現方法を見てみよう♪ というコーナー

 

どんなことかというと・・

 

 

たとえば日本語で「おやすみ」は、英語だと Have a good night だったり、Sleep well だったりしますよね

 

 

こんな感じで、私の任地のVenda語(ベンダ or ヴェンダ)だと、どんな言葉で表現しているのだろう! というとこを見ていきたいなと思います♪

 

ちなみにベンダ語のwiki

 

日本語 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E8%AA%9E

 

英語

https://en.wikipedia.org/wiki/Venda_language

 

同じwikiなのに英語の方がめちゃめちゃ詳しい><

 

 

言葉には、その文化の人たちの考えも現れているかもしれません^^

 

それではLet's go~

 

 

 

Ndi khou daンディ コ ウダ)(今いくよ~)

 

英語にすると、I'm coming です

 

日本語では、何か用事があって呼ばれたときに、今いくからね~ といいますが、ベンダ語では 今来るから待って

 

と表現します

 

たとえば、何かモノを取りに教室から出るときに、すぐに帰ってくるという意味で、ンディコウダ と言いながら出て行ったりします

 

 

英語では、I'm going or I'm coming どちらなのかな?

 

 

Ndi matheloni (ンディ マチェローニ)(おはよう)

 

英語にすると I'm morning

 

ちなみにこんにちは、こんばんはも、英語にすると I'm afternoon, I'm evening といった表現になります

 

ひとつわかるのは、

 

挨拶のような非常に一般化された言葉に、もう大して深い意味はないので、どうしてそうなるんだろう? とか思っても謎は明かされないということですね・・

 

 

Ni do edela zwavhudi(ニ ド エデラ ザウーディ)(おやすみ)

 

英語にすると、you will sleep well(よく眠れますように)

 

この言葉は英語と表現方法が近いですね~

 

 

Tshimbila zwavhudi(チンビラ ザウーディ)(お気をつけて)

 

英語にすると、Walk well  (良い歩きを?)

 

英語では Have a nice day! (良い日を)とか Good luck(幸運を)

 

やっぱり日本語の考えよりは、英語系の考え方に表現方法が近いんですかね~

 

日本人は旅の安全を祈るという意味で、お気をつけて といいますが、英語圏の人は、旅が楽しくなりますように! みたいな

 

 

Ni khou vhala Naa?(ニ コ ヴァラ ナーア)

 

英語にすると、Are you reading?(今きちんと読んでる~?)

 

ベンダではこの vhala(何かを読む)という単語は、単に本を読むという時よりも、勉強した? という意味でよく使われます

 

もともと黒人の間には本を読む習慣というのはないので(偏見ですが、おそらく)、読むモノと言えば教科書だけ。教科書を読む=勉強 という認識があるのでしょう

 

つまり彼らにとって勉強とは、何かを書いたり、出来るようになるまで練習するのではなく、兎に角読むこと!!

 

だから授業も、子どもに読ませる授業(黒板を写すとかではなく)や、聞かせるだけの授業が多いのでしょうか・・

 

 

 

 

そして、ここまで書いてて気が付いたこと

 

これ以上、面白いネタがない~~~~(笑)

 

 

のでここからは、ベンダ語でよく使うフレーズを紹介していきたいと思います(逃げ)

 

 

*生活編*

 

Ni khou bika mini? (ニ コ ビカ ミーニ)

 

何を作ってるの?:現在進行形

 

No bika mini? (ノ ビカ ミーニ)

 

何を作ったの?過去形

 

Ni do bika mini? (ニ ド ビカ ミーニ)

 

何を作るの?未来形

 

 

Kholomo dzi khou tshimbila (コロモ ジ コ チンビーラ)

 

牛たちが歩いている:現在形

 

牛に関するワードは、生活にとても密接するので、意外によく出てくる・・

 

 

Ni khou bva gai?( or ngapfi)  (ニ コ ヴァ ガーイ)

 

どこから来たの~?

 

Ndi todo u shumisa plate (ンディ トド ウ シュミサ プレート)

 

私はプレート(=お皿)を使いたい

 

 

特に Ndi todo (ンディ トド)

 

は、I want を表すので、なんにでも使える便利ワード

 

たとえば、

 

Ndi todo u nwa madi (ンディ トド ウ ヌワ マディ)

 

私は水を飲みたい

 

nwa は飲むという動詞です

 

 

アフリカ圏の国を、数か国(タンザニアナミビアボツワナ)旅行で行って気づいたのが、

 

Madi=水 という表現は、結構サブサハラ以南のアフリカどこも似てる説

 

マディ じゃなくても、それにとても近い音で発音されています!!!

 

これはおそらくベンダ語が、タンザニアスワヒリ語ボツワナのツワナ語と同じ、バントゥー系諸語に属するからだと思います(wiki参照)

 

なのでアフリカのほかの国へ行っても、単語だけならたまにわかったりします><

 

これを応用して、南アの黒人のための公用語が作れないのかなー。日本でいう標準語みたいな・・

 

 

 

 

*学校編*

 

Ndi khou ya tshikoloni (ンディ コウ ヤ チコローニ)

 

私は、学校に行く

 

Tshikoloni は学校をさします

 

Kha de (カーデ)

 

来て~

 

Idani (イダーニ)

 

来い!

 

da が come(来る)を表すので、

 

Kha が付くとちょっとお願い系の命令

 

I +動詞+ni が完全な命令形

 

イダーニ はめちゃめちゃ使います(笑)

 

 

ほかにも Nwala(ヌワラ:書く)、Swiela(スィエラ:掃く)、Tethelesa(テチェレーサ:聞く)、Vhona(ヴォナ:見る)

 

とかの動詞は頻出ですね~

 

学校なので

 

 

あとこっちの学校で不思議に思ったのが、

 

日本でいうノートのことをBugu(book)というんです

 

だからノートを持ってこいと言っても子どもはわからなくて、ブックを持ってこいと言って初めてわかるんです

 

教科書もブック

 

こっちが指示するときに非常に混乱するので、僕のクラスではノートのことはノートブックと認識させてますけど、おもしろいな~ と思う、モノの呼び方です

 

 

 

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子豚ちゃん

 

歯が小さくてかわいいw

 

この子は日本でいうと小6の年齢です・・(学年は留年してるので小4)

 

でも背は小さい(笑)

 

 

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髪伸びたな~

子どもからとった髪留め?で遊んでるとこ

 

普段髪を下しているのですが、前髪がないこっちの子どもにとって僕のおでこを見るのはすごい面白いらしく、髪上げて! 髪上げて! としつこい・・

 

やったらやったで、「OHHHHHH・・・・」

 

いや、何が面白ねん!!!

 

 

 

Doribua!(Thank you!)

 

それでは今週はこの辺で!

 

また来週~♪